をかしや きまぐれ草子
エコツアー・自然体験・人材育成研修など をご提供している 一般社団法人・よろず体験事務所 をかしや “まろ” と “たま” の きまぐれ日記。事務所は愛媛・今治。いとをかしな自然生活、をかしやあれこれ、を綴ります。
綴るのは、“たま” 時々 “まろ” で~す。
綴るのは、“たま” 時々 “まろ” で~す。
2013年2月23日
レッツゴー!鈍川動物調査隊になったよ!
レッツゴー!鈍川動物調査隊になったよ!
~人と自然が和する未来へ~
☆こちらは2016年までの をかしや旧ブログです。 2017年からの新ブログはこちら
現在募集中の主催プログラムはこちら
こんにちは。たまです。
風は冷たいけど春めいてきましたね。
さて、12月22日・2月2日の2回連続プログラムで実施した
県委託自然観察会「レッツゴー!鈍川動物調査隊!」
鈍川渓谷にすんでいるいろいろな動物たち。
その動物たちの暮らし・素顔に迫るプログラムです。
普段、動物に出会うことはなかなか難しいけれど、
山を探検しながら動物のこん跡(証拠)を探したり、
センサーカメラ(動物が通ると自動でシャッターがおりるカメラ!)を使って、
どんな動物たちがいるのかを探ります。
自分たちで調査隊になって調べるのです~!!
どんなようすだったかご報告しますね~。
第1回目12月22日(土)
まずは、集まった参加者さんどうしお話しながら、
鈍川に住んでいる動物テーマに心ほぐしゲーム♪
動物のこん跡レクチャーをして、いざ山へ。
こん跡には、足あと・食べあと・フンなどがありますよ。
私たまは、動物のフン・食べかすなんかを集めています^^。
はじめは人の道を行き
だんだんケモノ道に入り
動物ランドと名付けた山の上へ。人がめったに入らないところ。
足あと、食べあと、フンなんかがいっぱい。
参加者さんがシカの角発見!角は春に落ちるのですが、12月に見つかるなんてラッキー!
ワイルドな冒険は続きます。巨木のある急斜面を気を付けて下ります。
こんなところにも動物たちの足跡やフンがいっぱい。
こんなところも動物たちはちょちょいのちょいと走れちゃうんだね。すご~い。
探検の後、みんなでどこにカメラを仕掛けるか相談。
過去に撮影した動物写真を見てみんな歓声をあげます。
今回2か所に仕掛けることにしました。
1つめは、沢沿いにある「ぬた場」。動物のお風呂みたいなところです。
イノシシやシカが、水たまりでゴロゴロして泥をつけ、
寄生虫なんかを落とします。
泥をこすりつけた木に、毛もついています。
水を飲みにも動物がやってきます。
水たまりが見えるように木にカメラを設置しました。
試し撮り。こんな感じで写ります。
もう一つは、動物ランドの動物の通り道へ。
さてさて何が写るかお楽しみ!!
そして第2回2月2日(土)
こん跡の復習をして
再びワイルドにケモノ道探検!今回はシカらしき動物の骨発見!
フンもたくさん見つかってみんな動物目線になってきました。
カメラを回収します。ドキドキワクワクです。
スライドショーのはじまりはじまり!
まずはぬた場。
こんな立派なオジカや!
イノシシが水を飲みに来ていました!
まるまる太ったタヌキも!目が黄緑色に光っています。
動物ランドに仕掛けたカメラには…
土を掘ってイノシシがエサを探しています。根っこやミミズや虫なんかを食べますよ。
時々カメラチェックに来ていた私は、この2頭にじかに会っちゃいました。
タヌキって、なんだかカメラ目線が多いようです。
イタチの仲間 テン。お肉も果物も大好きです。
ほかにも、ウサギやシカなどが写っていましたよ。
スクリーンに映る、リアルな動物たちの姿に、みんな見入っていました。
自分たちが立っていたところに、次々動物が現れるんですから。
そして、今回、カメラを仕掛けていた1か月半のあいだに、
“事件”がありました。
時々カメラチェックに行っていると、ある日、
ぬた場のところに、
子ジカが死んでいたのです!!!
沢の急斜面から転落したらしく、足や首を骨折していました。
いったい何があったのでしょう…。
この子ジカの亡骸がどうなっていくかも撮影しましたが、
なんと、
三日後に、骨と皮だけになり、
1週間半後には、
骨と皮もなく、毛 だけに!なっていました!
実はカメラにその経過が写っていましたが、
タヌキやテンなどがやってきてシカの亡骸を食べていました。
寒い冬だからなかなか死体も腐らないだろうなと思っていたら、
あっという間に、
子ジカの体は ほかの動物の食べ物となり、
子ジカの命が ほかの命をつないでいったのです。
自然の中で、命が巡り巡っていくことを、
目の当たりにした“事件”でした。
この事件は参加者のみなさんの心にも深く残ったようです。
さいごに、
自分たちが発見したこと、感じたことなどを書き込んで、
オリジナルの「鈍川動物マップ」を作りました。
みんな、何十分も集中してもくもくと書いていました!
書きたいことがいっぱい湧いてきたようです。
できあがったら、みんなの発見をわかちあって、終わりとなりました。
「いろんな動物が身近にいるんだね!」
「動物たちに親しみがわいた。」
「フンを見つけた!」
「けもの道探検がおもしろかった!」
「森は弱肉強食だ。」
「川の音がよく聞こえて気持ち良かった」
みんないろんな発見や感想を持ち帰ってくれました。
みんなと鈍川の自然、みんなと動物たち、の間には、
特別なつながりができたでしょう。
みずから体験して、発見しながら、
自然を感じ、知る機会を、これからも提供したいと思います。
そして、動物大好き たま は、これからも動物調査を続けます♪
動物に会いたい。でも、ちょっと怖い。
でも、会いたい。
動物の領域に入ると、ぜったいかなわない、怖れのような、畏敬の念を感じます。
山で凛と暮らす動物に、すごいと思う、美しいと思う、憧れのような気持ちを抱きます。
こどものころは、実は動物になりたかったのですが、
そういう畏敬の念を起こさせてくれる動物・自然が、私にとって、とても大切です。
~人と自然が和する未来へ~
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風は冷たいけど春めいてきましたね。
さて、12月22日・2月2日の2回連続プログラムで実施した
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鈍川渓谷にすんでいるいろいろな動物たち。
その動物たちの暮らし・素顔に迫るプログラムです。
普段、動物に出会うことはなかなか難しいけれど、
山を探検しながら動物のこん跡(証拠)を探したり、
センサーカメラ(動物が通ると自動でシャッターがおりるカメラ!)を使って、
どんな動物たちがいるのかを探ります。
自分たちで調査隊になって調べるのです~!!
どんなようすだったかご報告しますね~。
第1回目12月22日(土)
まずは、集まった参加者さんどうしお話しながら、
鈍川に住んでいる動物テーマに心ほぐしゲーム♪
動物のこん跡レクチャーをして、いざ山へ。
こん跡には、足あと・食べあと・フンなどがありますよ。
私たまは、動物のフン・食べかすなんかを集めています^^。
はじめは人の道を行き
だんだんケモノ道に入り
動物ランドと名付けた山の上へ。人がめったに入らないところ。
足あと、食べあと、フンなんかがいっぱい。
参加者さんがシカの角発見!角は春に落ちるのですが、12月に見つかるなんてラッキー!
ワイルドな冒険は続きます。巨木のある急斜面を気を付けて下ります。
こんなところにも動物たちの足跡やフンがいっぱい。
こんなところも動物たちはちょちょいのちょいと走れちゃうんだね。すご~い。
探検の後、みんなでどこにカメラを仕掛けるか相談。
過去に撮影した動物写真を見てみんな歓声をあげます。
今回2か所に仕掛けることにしました。
1つめは、沢沿いにある「ぬた場」。動物のお風呂みたいなところです。
イノシシやシカが、水たまりでゴロゴロして泥をつけ、
寄生虫なんかを落とします。
泥をこすりつけた木に、毛もついています。
水を飲みにも動物がやってきます。
水たまりが見えるように木にカメラを設置しました。
試し撮り。こんな感じで写ります。
もう一つは、動物ランドの動物の通り道へ。
さてさて何が写るかお楽しみ!!
そして第2回2月2日(土)
こん跡の復習をして
再びワイルドにケモノ道探検!今回はシカらしき動物の骨発見!
フンもたくさん見つかってみんな動物目線になってきました。
カメラを回収します。ドキドキワクワクです。
スライドショーのはじまりはじまり!
まずはぬた場。
こんな立派なオジカや!
イノシシが水を飲みに来ていました!
まるまる太ったタヌキも!目が黄緑色に光っています。
動物ランドに仕掛けたカメラには…
土を掘ってイノシシがエサを探しています。根っこやミミズや虫なんかを食べますよ。
時々カメラチェックに来ていた私は、この2頭にじかに会っちゃいました。
タヌキって、なんだかカメラ目線が多いようです。
イタチの仲間 テン。お肉も果物も大好きです。
ほかにも、ウサギやシカなどが写っていましたよ。
スクリーンに映る、リアルな動物たちの姿に、みんな見入っていました。
自分たちが立っていたところに、次々動物が現れるんですから。
そして、今回、カメラを仕掛けていた1か月半のあいだに、
“事件”がありました。
時々カメラチェックに行っていると、ある日、
ぬた場のところに、
子ジカが死んでいたのです!!!
沢の急斜面から転落したらしく、足や首を骨折していました。
いったい何があったのでしょう…。
この子ジカの亡骸がどうなっていくかも撮影しましたが、
なんと、
三日後に、骨と皮だけになり、
1週間半後には、
骨と皮もなく、毛 だけに!なっていました!
実はカメラにその経過が写っていましたが、
タヌキやテンなどがやってきてシカの亡骸を食べていました。
寒い冬だからなかなか死体も腐らないだろうなと思っていたら、
あっという間に、
子ジカの体は ほかの動物の食べ物となり、
子ジカの命が ほかの命をつないでいったのです。
自然の中で、命が巡り巡っていくことを、
目の当たりにした“事件”でした。
この事件は参加者のみなさんの心にも深く残ったようです。
さいごに、
自分たちが発見したこと、感じたことなどを書き込んで、
オリジナルの「鈍川動物マップ」を作りました。
みんな、何十分も集中してもくもくと書いていました!
書きたいことがいっぱい湧いてきたようです。
できあがったら、みんなの発見をわかちあって、終わりとなりました。
「いろんな動物が身近にいるんだね!」
「動物たちに親しみがわいた。」
「フンを見つけた!」
「けもの道探検がおもしろかった!」
「森は弱肉強食だ。」
「川の音がよく聞こえて気持ち良かった」
みんないろんな発見や感想を持ち帰ってくれました。
みんなと鈍川の自然、みんなと動物たち、の間には、
特別なつながりができたでしょう。
みずから体験して、発見しながら、
自然を感じ、知る機会を、これからも提供したいと思います。
そして、動物大好き たま は、これからも動物調査を続けます♪
動物に会いたい。でも、ちょっと怖い。
でも、会いたい。
動物の領域に入ると、ぜったいかなわない、怖れのような、畏敬の念を感じます。
山で凛と暮らす動物に、すごいと思う、美しいと思う、憧れのような気持ちを抱きます。
こどものころは、実は動物になりたかったのですが、
そういう畏敬の念を起こさせてくれる動物・自然が、私にとって、とても大切です。
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更新 2013年2月23日 12:52:15