をかしや きまぐれ草子
エコツアー・自然体験・人材育成研修など をご提供している 一般社団法人・よろず体験事務所 をかしや “まろ” と “たま” の きまぐれ日記。事務所は愛媛・今治。いとをかしな自然生活、をかしやあれこれ、を綴ります。
綴るのは、“たま” 時々 “まろ” で~す。
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2016年4月26日
改めて、インタープリテーションを考える、その3
改めて、インタープリテーションを考える、その3
~人と自然が和する未来へ~
☆こちらは2016年までの をかしや旧ブログです。 2017年からの新ブログはこちら
現在募集中の主催プログラムはこちら
ども、マロです。
いや〜、春ですね。野山には春の味覚がいっぱい。
最近は仕事が比較的ヒマだということもあり、連日野草とりや海藻とり、そしておかず確保のための釣りに精出しています。
これはメバル。この写真のメバルは最大でも20センチ程度。
小ぶりなので趣味の釣りでは逃がしますが、今回は目的はおかず確保!
全て美味しくいただきました。
メバルは骨離れが良いので煮付けも良いし、もう少し大きければ刺身も絶品!
あと小ぶりなやつは干物にするとよろしい。
昨日は田んぼの畦でカンゾウ採取。根元の白い部分が甘くて美味しいのです。
おひたしでいただきました。
昨日はまた、大潮だったため、夕方からは磯におもむき、ヒジキやワカメを採取。
優雅なディナーとなりました。
今朝はイタドリを採取して塩漬けに。
イタドリは全国どこにでもあるけど、愛媛も含めあまり食べません。
しかし高知では盛んに食べられています。
そのままでは酸っぱいんだけど、塩漬けして水にさらして炒め物にして食べると、ほのかな酸味と相まって、これが滅法うまいぜよ!
ということで、田舎の春を満喫しております。
もう毎日0円食堂!です。
・・・そして考えたこと。
自然の中に行くと、こんなふうに食べられる野草がそこここにあることがわかる。
今の時期、食べ物は無限にある。
少なくとも、私には一瞬で見えちゃう当たり前のこと。
「あそこの田んぼの畦にカンゾウとイタドリとイラクサとアカメガシワ」
みたいに。
でも他の人は全然気づかないみたいで逆に驚く。
部屋で仕事していても、窓の外からオオルリ、キビタキ、コゲラ、イカル、カワラヒワなんかの鳥たちの声が、耳に飛び込んでくる。
聞こうとしてるんじゃないのに、声が勝手に耳に「飛び込んでくる」。
私にとってはこれらのことは当たり前なんだけど、自然に触れていない人にとっては当たり前じゃないみたい。
なんでだろうと考えてみたんだけど、それはやっぱり、圧倒的に長い時間、自然と関わり続けてきたから、だな。
私は中学の頃から一人で山菜採りするような変人だったし、25才からはプロの自然案内人として、全国のフィールドでお客さんを案内してきた。富士山、沖縄、愛知、新潟、愛媛など、全国で。
多分今までに3万人くらいは案内してると思う。
やっぱりそういうたくさんの時間の積み重ねが、今の自分と、自分の「感覚」を作っているのだと最近思う。
一足飛びに、深い技術や感覚は身につかないよね。
無駄だと思えても、遠回りしたり、じっくり関わることは必要だ。
私たちの職業は「インタープリター」と呼ばれるプロのガイド。
主に自然を扱うが、自然に限らず歴史、文化、まちなみなど、どんな素材も調理して、体験型のプログラムにして「伝える」。
そして深くじっくりと時間をかけて体験する、対象と関わる、ということが、
「伝える」ためにとても重要なことのような気がする。
相手を深く知ることなしに、伝えることなんてできない。
ということで、インタープリテーションにとって大事なことの一つは、やっぱり「深くじっくり体験する、味わう」ということなのではないか、と思います。
そんな、たっぷりとした時間をかけて、
大事なことに自分で「気づく」ための講座が「しまなみインタープリター講座」、通称しまプリ。
多くの講座は、一泊二日とか二泊三日のものが多いけれど、しまプリはなんと一泊二日×3回。
しかもわざわざ愛媛しまなみまで来なければならない!
・・・大変です。
だけど、それだけの時間を費やしてこそ得られるものが、ここにあります。
しまプリ講座、5月28日開講。
時間のない方のために、単発参加もOKとなりました。
http://wokasiya.jp/menu/shimanamiip.html~人と自然が和する未来へ~
☆しまなみエコツアー☆自然体験☆よろず体験事務所 をかしや
★野外体験を通じた人材育成研修★一般社団法人 をかしや
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いや〜、春ですね。野山には春の味覚がいっぱい。
最近は仕事が比較的ヒマだということもあり、連日野草とりや海藻とり、そしておかず確保のための釣りに精出しています。
これはメバル。この写真のメバルは最大でも20センチ程度。
小ぶりなので趣味の釣りでは逃がしますが、今回は目的はおかず確保!
全て美味しくいただきました。
メバルは骨離れが良いので煮付けも良いし、もう少し大きければ刺身も絶品!
あと小ぶりなやつは干物にするとよろしい。
昨日は田んぼの畦でカンゾウ採取。根元の白い部分が甘くて美味しいのです。
おひたしでいただきました。
昨日はまた、大潮だったため、夕方からは磯におもむき、ヒジキやワカメを採取。
優雅なディナーとなりました。
今朝はイタドリを採取して塩漬けに。
イタドリは全国どこにでもあるけど、愛媛も含めあまり食べません。
しかし高知では盛んに食べられています。
そのままでは酸っぱいんだけど、塩漬けして水にさらして炒め物にして食べると、ほのかな酸味と相まって、これが滅法うまいぜよ!
ということで、田舎の春を満喫しております。
もう毎日0円食堂!です。
・・・そして考えたこと。
自然の中に行くと、こんなふうに食べられる野草がそこここにあることがわかる。
今の時期、食べ物は無限にある。
少なくとも、私には一瞬で見えちゃう当たり前のこと。
「あそこの田んぼの畦にカンゾウとイタドリとイラクサとアカメガシワ」
みたいに。
でも他の人は全然気づかないみたいで逆に驚く。
部屋で仕事していても、窓の外からオオルリ、キビタキ、コゲラ、イカル、カワラヒワなんかの鳥たちの声が、耳に飛び込んでくる。
聞こうとしてるんじゃないのに、声が勝手に耳に「飛び込んでくる」。
私にとってはこれらのことは当たり前なんだけど、自然に触れていない人にとっては当たり前じゃないみたい。
なんでだろうと考えてみたんだけど、それはやっぱり、圧倒的に長い時間、自然と関わり続けてきたから、だな。
私は中学の頃から一人で山菜採りするような変人だったし、25才からはプロの自然案内人として、全国のフィールドでお客さんを案内してきた。富士山、沖縄、愛知、新潟、愛媛など、全国で。
多分今までに3万人くらいは案内してると思う。
やっぱりそういうたくさんの時間の積み重ねが、今の自分と、自分の「感覚」を作っているのだと最近思う。
一足飛びに、深い技術や感覚は身につかないよね。
無駄だと思えても、遠回りしたり、じっくり関わることは必要だ。
私たちの職業は「インタープリター」と呼ばれるプロのガイド。
主に自然を扱うが、自然に限らず歴史、文化、まちなみなど、どんな素材も調理して、体験型のプログラムにして「伝える」。
そして深くじっくりと時間をかけて体験する、対象と関わる、ということが、
「伝える」ためにとても重要なことのような気がする。
相手を深く知ることなしに、伝えることなんてできない。
ということで、インタープリテーションにとって大事なことの一つは、やっぱり「深くじっくり体験する、味わう」ということなのではないか、と思います。
そんな、たっぷりとした時間をかけて、
大事なことに自分で「気づく」ための講座が「しまなみインタープリター講座」、通称しまプリ。
多くの講座は、一泊二日とか二泊三日のものが多いけれど、しまプリはなんと一泊二日×3回。
しかもわざわざ愛媛しまなみまで来なければならない!
・・・大変です。
だけど、それだけの時間を費やしてこそ得られるものが、ここにあります。
しまプリ講座、5月28日開講。
時間のない方のために、単発参加もOKとなりました。
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更新 2016年4月26日 11:53:20