鈍川渓谷さんぽっぽの会 夏レポ&秋10/14募集
こんにちは。 をかしや インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
あちこちに、キンモクセイの香り。オレンジ色に染まっていく柿の実。
バッタ、カマキリ、赤トンボが遊びに来ます。
気持ちの良い秋です。
10月14日(土) 9:30~11:30 は
「森のようちえん・森の鈍川渓谷さんぽっぽの会」 です。
秋の自然とふれあう、親子の宝物時間を作りましょう。
『マチボン for kids』 に掲載されてる美しい写真。
これは、7月1日に実施した 「さんぽっぽの会・夏」 での一コマ。
森は、さながら絵本の世界です。
当日、取材いただき、活動の様子がをかしやページに掲載されました。
さすが、カメラマンさん。一コマ一コマがとても美しいんです。
森の中に楽しい声がこだました夏の一日^^。
みんなカラフルですね♪
ちいさな流れで生き物さがし。わくわく。
ちいさな友だち、いっぱい見つかったね。
こんな望遠鏡が落ちてたよ♪
中抜けの枝、ふしぎ~^^。
ひとつ見つけたら、どんどん見つかりました。
登れるカエデの木があって。
ちょこんと座れば森の精。
登るのも降りるのもチャレンジ。パパママの力も借りながら。
ありゃ、アシナガバチの巣、発見。
ハチがそばに来たら、動かないこと、刺激しないこと、静かに離れること、
を初めに学んでおいたみんな。
離れて静かにハチさんを観察しました。
こどもたちは川が大好き。もみじの手が透明な水に浮かんでる。
親子で見つけた素敵なブランコ。
苔の上で横になれば、もう、みんな、起きてこない。
フワフワ、幸せ。雲が動いてく。
「ああ、幸せな気持ちになった!」
「カニがいっぱい♪」
「こどもたちが本当にいい顔。」(そういう親御さんもすごくいい顔になってる^^)
「いつもと違う目線で遊ぶことができた。」
また次の日にも、ご家族で渓谷に遊びに来てくれた子もいました。
「山遊びには、長ズボンと、長靴よ!」って自分でしっかり覚えて^^。
とってもうれしいことです。
目には見えないけれど、自然にふれながら、
こどもも大人も、
自然との距離、人との距離が縮まっている。
心がゆるやかにほぐれて、リラックスして、自然から力をもらってる。
自分で見つける喜び、やってみる喜び、いろんな喜びが力になってる。
自然の中で一緒に遊んだ「宝物時間」が
心の引出しに大切にしまわれていく。
秋も冬も、こどもと一緒に、わくわくしましょう^^。
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『たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会』
日時:2017年
秋 10月14日(土) 9:30~2時間程度
冬 12月1日(土) 9:30~2時間程度
初夏 5月14日(日) 実施済
夏 7月1日(土) 実施済
(雨天実施。雨の日は雨の自然と遊びましょう^^)
場所:今治市玉川町鈍川渓谷 ふれあいの森森林館集合(9:15)
(森林館・森の遊歩道・森のキャンプ場 で活動します。)
対象:
自分で歩いて自然に出かけられるようになった子どもさん親子(1歳さん位親子) ~ 小学2年生まで親子
※ベビーカーでは行けないところです。自分でトコトコ歩いて探検できるようになったお子さんから対象にしています。
定員: 16名程度
参加費:親子2人 2,000円、家族1人追加につき +800円
持ち物・服装:
野外で活動できる汚れてもいい服装、運動靴やトレッキングシューズまたは長靴、帽子、タオル、飲み物、ピクニックシート、カッパ(雨天時使用。傘は使いません)、お子さんの着替えがあると安心
お申込みはこちらから↓
申込フォーム
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 申込
①日程(上記をご覧ください)
②参加者全員のお名前と年齢と生年月日
③代表者のご住所
④電話番号
⑤当日連絡先電話番号(携帯)
⑥メールアドレス
⑦参加にあたってひとこと^^
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子育て教室「自然のちから 絵本のちから ~子育て・親育ちに栄養補給!~」
こんにちは。
インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
みなさまの所では、台風の被害はだいじょうぶだったでしょうか。
今治でも川の水が見たこともないほど増え、土砂崩れもあちこちで起きました。
改めて自然の猛烈な力を知り、恐れを感じ、気が引き締まるようでした。
さて、9/15(金) 今治市玉川地域教育課主催の 「すみれ子育て教室」講師をさせていただきました。
今回はレアな野外活動^^。タイトルは、
「自然のちから 絵本のちから ~子育て・親育ちに栄養補給!」
小学校で読み聞かせ活動もしている私に、
自然にふれる楽しさと、絵本の楽しさとダブルでお伝えしてほしい、
とのオーダーでした^^。
幸せなお仕事です。ぜひ、みなさんに栄養補給、していただきたい。
ママさん、おばあちゃん、赤ちゃん、幼児さん と一緒に、
“万葉の森@グリンピア玉川” の自然と遊びました。
よく手入れされた万葉の森にはさまざまな万葉植物が。
植物それぞれが「見て見て♪」と言わんばかりに嬉しそうに感じました。
小さなお子さんと、自然の中で楽しく遊んでもらうために、
大人の感性・視点を開く遊びを。
感じる力にあふれた子どもたちの目線を、自由な感性を、思い出してほしいから。
今回は、日本の伝統色チップと同じ色や、今の自分の気持ちっぽい色 を
自然の中から探してもらったり、
「ふわふわ」「カチカチ」などの手ざわりでコレだ!と思う自然物を探してもらったり。
どれも同じような緑、茶色に思っても、よっく見ると、ちがう。
よっくみると、いろんな色が見えてくる。深く繊細な自然の多様な色。
「こんなによく見たこと、なかった。」
手ざわりテーマでみんなが持ってくるもの、全然ちがうけど、
みんなそれぞれおもしろい手ざわり。
赤ちゃんや小さな子どもたちは、
大人より全身をアンテナにして触感からいっぱい刺激を吸収し学びます。
気持ちいいもの、おもしろいもの、子どもといっぱいさわって遊んでほしい。
ママたち、素になって「うわ楽しい~^o^♪」
園内をお散歩したら、みんな、見えてきた見えてきた。
きれいなタマムシの殻や、可愛い赤ちゃんカナヘビ、イモムシ、ノウサギのうんち、
いろんな出会いがありました。
ゆっくり、じっくり見れば、自然の中に、何もない、なんてことはないのです。
素敵な発見があるのです。
普段はカナヘビもイモムシも、きゃああ~と敬遠するママたちにも、
「この子たちも、人の子と同じ可愛い赤ちゃん」と、ちょっぴりヨシヨシしてもらいました。
小さなこどもと自然に行けば、こどもたちはいろんなものを発見し、持ってきます。
「ママ見て~!」と呼びます。
どんな小さな発見だとしても、ママには「げげ、気持ち悪いかも・・・」なんて発見だとしても、
「ヤダー!」とか、「やめなさい!」とか、「そんなもの!」なんて言わないで、
発見を受け入れ、喜び、一緒に感じてほしいのです。
一緒に発見をわかちあい楽しんだ体験・記憶は、
子どもたちの興味や意欲、感性をのびのびと広げ深めてくれます。
そして、親にとっても、それは幸せな記憶の貯金になるのです。
世界を広げてくれることになるのです。
すがすがしい芝生広場で裸足になれば、解放感満点。
大地にふれて、「気持ちいい~!」みんなそれぞれ自由にゴロゴロしてました。
芝生広場で絵本を読んで、またそれぞれに感性を広げます。
今回読んだ 「いっしょだよ」 という自然絵本は、素敵でした。今日の体験が心にしみ込むよう。
「あきねこ」は今日は読めなかったけど、うちの子たちのお気に入りです。
そして最後に、“自然のちから”と“絵本のちから”についてミニレクチャー。
研究から言われること、私の見てきた体験をふまえて、
それぞれの“ちから”についてお話しました。
★自然のちから
・主体性が育つ
→自分で考えやってみるヨロコビ♪
→意欲・集中力アップ、能動的・積極的に、問題解決力アップ
・感性が育つ
→感じる、気づく力、自然への理解、思いやり
・ココロをひらく
のびのび自分らしく
これらによりコミュニケーション力もアップ
・癒し、免疫力アップ
こどもがのびのびすると、自然の中で大人が思っている以上の力を発揮し、
大人がびっくりすることがあります。タフさやチャレンジ心、集中力など・・・。
こんなことがありました。
3歳さんが、道なき道のやぶこぎ、山登りをめちゃ楽しんでどんどん行って、
山の上でお母さんがひいひい言う傍らで、
「楽しい~!もっかいやる!」お母さんも他の大人もびっくりしました。
こどもの可能性はすごい!果てしない!
そんなこどもの可能性に大人が気づくことができるのです。
そうすれば、大人はこどもの力を信じることができるのです。
こんなに素敵なちからをもらえるのに、
現代日本ではこどもたちの自然体験がどんどん減ってしまってるという現状もお話しました。
★絵本のちから
こんなことが育ちます。
・想像力
・創造力
・集中力
・言語能力
・知的好奇心
・乗り越え力
絵本の世界でいろんな体験をする→現実世界でのピンチの時、
想像したり、発想転換ができ、乗り越える力になる
脳研究では、読み聞かせしてもらっている時、
・こどもは 大脳辺縁系が活発に →情動(喜怒哀楽)が発達
・読んでいる大人は
*前頭前野が活発に
→コミュニケーション、感情コントロール力が発動
*オキシトシン(愛情、安心 のホルモン)が出る
こどもにとってはもちろんのこと、
大人にとっても元気に、幸せになれるのが読み聞かせなのです^^。
読み聞かせは、こどもと大人が、
絵本の世界、気持ちを共有し、共感するコミュニケーションなのです。
さいごに、私の好きな 「センスオブワンダー」の抜粋を朗読しました。
いつ読んでも、響くメッセージ。
「楽しかった~。」「新鮮でした。」
「家におもちゃが増えていくのがやだな・・・。もっと自然の中へ遊びに行きたいと思いました。」
「こどもの感性で見つけたものを、あまり聞かずに流してしまうことがあったけど、
その感性を大切にしたい、これからはもっと聞いて認めていきたい。」
みなさん自然に口々にコメントをくださいました。
自然のちから、絵本のちからを取り入れて、みなさんの子育てがさらに幸せになりますように^^。
ありがとうございました。
親子で自然に触れて“宝物時間”をつくる
「たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会」 は 10月・12月開催。
大人がゆったり自然にふれて感性を取り戻す
詳しくは上記リンクへ。