やりきった!!萩ジオガイド養成講座
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
今日は10月24日。そして明日25日は満月ですが、なんでも今日の月の方が丸いとか。
確かにすっごく綺麗です。
みなさんは最近月をみましたか?
さて、先週末の20(土)、21日(日)に書けて、山口県萩市にて「萩ジオガイド養成講座」を実施してきました。

8月から始まったこの講座、ただの講座ではありません。
なんと、最終日の21日には、講座参加者がガイドとなり、ガチでお客さんを案内するのです!
そして、前日の20日までみんなはそのことを知らないという、、、、。
まあなんともハードな、ガチンコな講座なのです。
だって、その方が、現場を経験した方が圧倒的に力がつきますから。
で、その講座の様子を、等の萩ジオパーク推進協議会さんがフェイスブックに綴ってくれました。
一体どうなったのか?
以下、お読みくださいませ。
萩ジオガイド養成講座
「知識を伝える」から「感動が伝わる」へ
ひとりでも多くのお客様に萩ジオパークを楽しんでいただくための「ひとづくり」、萩ジオガイドを育成する講座を10/20・21の朝から晩までビッチリ二日間、今回も一般社団法人をかしやの菊間彰さんを講師に呼んで
研修しました。

最初に、事務局側から重大発表
「明日21日に20人のお客様を用意しています。皆さんにそのお客様を楽しませるツアーをしてもらいます。」
一同驚愕…。
中にはガイド未経験者もいる中、たった1日でプログラム作りです。
どんな構成にしよう。どんなアクティビティをする?皆で考えます。
そして、とにかくやってみよう!ということで練習です。

お客様との距離感は?ガイドの気を付ける視点はどこ?何を伝えたいの?
菊間講師の次から次へと出てくる技術を習得することに手一杯…。
でも、しっかりと着実に皆さん習得していき、何とか明日ツアーが出来そうな気配が、しかし、みんなはできるか不安…。
翌日、快晴のもと、ツアー参加者が続々と来訪。中には小学1年生や、台湾からの留学生、女子大生や観光関連業者まで、幅広いお客様が集まりました。
ガイドメンバーは班に分かれ、椿の枝分かれ一番多いのどれがを探すゲームや音探しゲーム、似顔絵づくりゲームなどたくさんのアクテビティを体験してもらいました。

どの班も、丁寧に優しく、お客さんひとりひとりの反応を見ながら素晴らしいアクティビティを展開していきました。
ツアー参加者からは、笑い声や真剣な眼差しでゲームに挑戦する顔が見られ、とても楽しんでおられました。
最後は、笠山の石切り場へ、好天の中、海を臨む最高のロケーション。腰を下ろし大地との繋がりを体感して終了しました。
お客様の反応は上々で、また来たいという声もいただきました。
実質たった1日の準備期間で、こんなに良い評価がいただけるとは!
自他ともに認める最高のツアーができました。
菊間さんからも「こんなスケジュールでツアー実践は初めて。でも、本当に素晴らしい出来だった。」とお褒めの言葉。

さあ、萩ジオパークが認定するジオガイドの誕生です!
これから、どんどん萩のジオパークが楽しめるツアーを展開します。ご期待ください。








おかげさまで10周年を迎えることができました!!
みなさんこんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
いつの間にか夏が去り、めっきり秋めいて来ましたがいかがお過ごしでしょうか。
今年は本当に異常気象と災害が多いですね。
愛媛でも大変な被害があった7月豪雨にはじまり、つい先日の台風21号の襲来。
関西空港が海水に浸かるなんて、誰が予想できたでしょう?
関西方面の皆さんは大丈夫だったでしょうか?
そして今日は北海道で震度7の地震、、、。
なんだか、自然の猛威の前に、ただ立ち尽くすしかないような気持ちになります。
やはり、人間は自然にはかなわない。
謙虚になって、人間の活動が地球温暖化や異常気象に影響を与えてることを、そろそろ本気で考えた方が良いのではないでしょうか。
ともかく、どうか皆さんが無事でありますように。
さて、昨日9月5日をもちまして、私たちをかしやは設立10周年を迎えることができました。この場を借りてご報告いたします。
いやー、長かった。本当に長かった。
10年はやはり長いです。
私は10年前の2月、右も左もわからない愛媛にIターン移住者としてやって来ました。そして半年間の準備期間を経て、現在の一般社団法人のもととなる「よろず体験事務所をかしや」を立ち上げました。
個人事業として8年間経営し、2年前に現在の「一般社団法人をかしや」として法人化しました。
こう書くと簡単ですが、じっさいにはそれほど簡単ではありませんでした。なんせ、愛媛ではほとんど誰もやっていない業態なので、何度も何度も経営の危機がありました。
それでもその度になんとか歯を食いしばり、そして影になり日向になり支えてくださるみなさまの助けもあり、ここまで生き延びることができました。
まさに「生き延びる」「サバイブする」という表現がぴったりだと感じます。
それだけに、10周年は私にとって感慨深いものがあります。
「おれを変えたのは周年だ!」
全然関係ありませんが、この京浜急行の固定観念にとらわれない柔軟性はすごいと思います。これはまず地方では出ない発想ですね、、、。
10年のうちに、業務内容もかなり変遷して来ました。
一番最初に手がけた事業は「森のてらこや」。
月に一回というイベントスタイルで、毎月毎月実施してきた「森のようちえん」です。
その頃に参加してくれた子達は、今や中学生や高校生になっています。
すごく優しく、気遣いのできる人に育っているのがとても嬉しいですね。
詳しい内容はをかしや旧ブログをどうぞ!
http://gigax.jp/blog/wokasiya/categn2-165/

この子達が今や中高生。
そして真ん中の子は、今は五年生になったをかしや家の長男です。
時の経つのは早い!
その後をかしやの看板事業である「しまなみインタープリター講座」を立ち上げました。
この事業は現在まで続いておりOBOGは全国に160人以上、昨年は出張編として遠く山形や愛知でも実施しました。
開業当初は自然体験やエコツアーなど「自然体験系」の仕事が多かったのですが、婚活イベントや地域活性化プログムなどが増え、そして研修が増えていきました。今では自然体験よりも、研修が主なコンテンツになっています。
特にここ数年は自然だけではない、ジオパークや歴史、まちなみなどのガイド養成研修に加え、企業研修や企画研修、ファシリテーションの仕事が増えて来ました。
少しづつ、仕事の範囲が広がっていき、それに伴いさまざまな場所に呼んでいただけるようになりました。
現在では四国全域はもちろん、中国地方や九州からもお声がけいただいています。
本当にありがたいことです。
私たちはこれからも、状況やニーズに合わせて業務内容を変化させる柔軟性を持ち、多くの場所で多くの方のお役に立ちたいと思っています。
そして同時に大事なことは、私たちをかしやの専門家としてのベースは「自然体験型環境教育」であるということです。
自然体験の仕事は少なくなり、屋内で行う研修やファシリテーションも増えて来ましたが、私たちのベースはあくまで「自然」や「環境」や「アウトドア」に根ざしたものです。
ホームページにも掲げていますが、私たちをかしやの経営理念は
「私たちは、自然体験と対話を通じて、人と人、人と自然をつなぐコミュニケーションコンサルタントです。自然への畏敬の念を持ち、自分の頭で考え、判断、行動できる人を育むことを使命とします。」
というもの。
異常気象が日常になり、災害が頻発するいまだからこそ、「自然から学ぶ」というスタンスや「畏敬の念」を忘れてはいけないと思っています。
私たちは、次の10年をめざしてこれからも活動を続けていきます。
今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。