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森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会

こんにちは。

理事でインタープリターでアニマルコミュニケーターの たま(菊間裕子)です。

鈍川渓谷さんぽっぽの会たまのきまぐれ森のようちえん

 

本日は、まずは一曲。

 

♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~

さんぽっぽ

作詞 椎名容子 作曲 椎名昭彦 編曲クニ河内

 

あおいそらをながめていたら しろいちょうちょがとんできて

ぼくのはなのうえにとまった しろいちょうちょが2ひきにみえる

 

ら ら ら  さんぽっぽ さんぽっぽ はるのさんぽっぽ

はるにははるの いいとこいっぱい

さんぽっぽ さんぽっぽ はるのさんぽ

さがしにいくんだよ

 

とおくのそらをながめていたら なんだかあやしいくろいくも

こわいかみなり ごろごろなった ぼくはりょうてでおへそをかくす

 

ら ら ら  さんぽっぽ さんぽっぽ なつのさんぽっぽ

なつにはなつの いいとこいっぱい

さんぽっぽ さんぽっぽ なつのさんぽ

さがしにいくんだよ

 

ゆうやけぞらをながめていたら あかいとんぼがとんできて

そらにむけたぼくのゆびに そっととんぼがひとやすみ

 

ら ら ら  さんぽっぽ さんぽっぽ あきのさんぽっぽ

あきにはあきの いいとこいっぱい

さんぽっぽ さんぽっぽ あきのさんぽ

さがしにいくんだよ

 

さむいそらをながめていたら しろいゆきがおちてきて

ぼくはおおきなくちをあけて つめたいゆきをぱくんとたべる

 

ら ら ら  さんぽっぽ さんぽっぽ ふゆのさんぽっぽ

ふゆにはふゆの いいとこいっぱい

さんぽっぽ さんぽっぽ ふゆのさんぽ

さがしにいくんだよ

 

♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~

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私のこどもたちは、今小4と小1の男の子です。

保育園に通っていたころ、可愛い歌をたくさん習ってきました。

そのうちの一曲 この 「さんぽっぽ」。

なんてかわいい素敵な歌でしょう。

保育園の卒園文集にも、先生はこの歌詞を書いてくれました。

(メロディは youtube で 探してみてください)

 

とても好きで、つい口ずさんでしまいます。

こんなさんぽを大切にしたい。

そう思って、この きまぐれようちえんのタイトルに さんぽっぽ をつけました。

 

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自然、いきものが大好きな私は、

こどもたちが小さいうちから、一緒に空を見、虫を見、

近所をさんぽし、山へ行き、川へ行き、海へ行き、

いろんな自然との出会いを大切にしてきました。

 

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おかげで二人ともいきもの、自然を大切にする気持ちを持ってくれています。

最近は、空を眺めて、龍やワニやフェニックスの雲を見つけて楽しんでいます。

キラワレものになりがちな、ヘビも、私たちは大好き。会えると大喜びです。

 

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思い返してみれば、こどもたちと一緒に自然の中で楽しく遊んだことは、

私にとって何より大切な思い出であり幸せです。

もちろん、これからもまだまだもっと、

いろんなことを一緒に楽しんでいきますよ^^。

ただ、これまで通ってきた時間の貴重さに、改めて気がついたといいましょうか。

 

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こどもたちにとって、大切な楽しい体験であってほしい。

そう思ったことですが、

実はそれは、親の私にとって、大切な楽しい「宝物時間」だったのです。

 

自然に癒され、こどもたちの感性と笑顔に心動かされる。

こどものたくましさに、びっくりしてうれしくなる。

何度、元気をもらったことでしょう。

 

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(「森のようちえん 森のてらこや」(現在お休み中) での 一コマ)

 

 

 

こどもの頃、自然とふれあった記憶は、

大きくなってたとえ表面に出てこなくなっても、

必ず“心の引出し”に大事にしまわれています。

そして何かの折、

その記憶に助けられ、元気をもらったり、ヒントをもらったりするのです。

思い出して懐かしくなったり、自然を求め癒されたり、

何かを決める大切なきっかけになったり。

こどもたちには、その“引出し”に、できるだけたくさんの 「宝物」 を入れてほしい。

 

 

そして大人にとっては、こどもと一緒に自然に出かけることは、

自然と遊ぶ喜びを、こどもと過ごす喜びを、

再発見または、新たに発見する貴重なチャンスとなるのです。

自分自身にとっても、癒しの時間となるのです。

 

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でも、自然のことを知らないから自然の中へ連れていけない・・・。

不安に思われる方、いらっしゃるでしょう。

 

でも、全部、こどもに教えてあげる必要はないのです。

自然を発見し、自然と仲良くなる天才は、こどもたち。

むしろ私たち大人は、こども先生について一緒に発見し、喜び、おどろき、学べばよいのです。

そうすることで、大人も、感性が開いてくるのです。

 

 

虫やカエル、ヘビなどが苦手な方も、多いと思います。

気持ち悪い虫なんて、いなければいいのに・・・。

そう思われることもあるかもしれません。

 

でも、ちょっと待ってください。

見た目が違っても、暮らし方が違っても、

彼らは彼らの人生(虫生)を真面目に生きています。

生きることで、自然の中での役割を果たしています。

それぞれに生きている役割があります。

自然の中に、要らない命なんてありません。

 

見た目が違っても、生き方が違っても、

生き物も人間も、自然の中に暮らす大切な地球の仲間です。

 

 

それぞれが、一生懸命生きているということを認めること。

それぞれの素晴らしさを認めること、尊重できるようになること。

それは、自然と人の関係、人と人との関係においても

とてもとても重要なことではないでしょうか。

 

タゴガエル登場

 

私は、苦手な生き物がある方にも、

ちょこっと好きになるお手伝いをしたいと思います。

楽しい体験をとおして、

自然と人、人と人が認め合うお手伝いをしたいと思います。

 

 

自然は、その美しさ、心地よさ、不思議さ、

危険、多様性、から、

多くの、ほんとうに多くのことを教えてくれるのです。

 

行きましょう。自然へ。

 

ちいさな さんぽ。

ここから始まる、自然とふれあう親子の幸せな時間を

みなさんにもぜひ積み重ねていただきたい。

 

そう願いながら、この 森のようちえん さんぽっぽの会 をご提供します。

 

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【★たまのきまぐれ森のようちえん★ 鈍川渓谷 さんぽっぽの会】

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自然豊かな鈍川渓谷 森をのんびり歩いて遊ぼう!
親子で自然の楽しみ方見つけよう♪

 

一緒に自然の美しさや不思議さを共有する体験は、
親にとってもこどもにとっても、かけがえのない“宝物時間”です。
自然と遊ぶための“視点”を身につけ、“宝物時間”をたくさん作りましょう^^。

見つけたね

 

日時:2017年

夏  7月1日(土) 9:30~ 2時間程度

秋  10月14日(土) 9:30~2時間程度

冬  12月1日(土) 9:30~2時間程度

初夏 5月14日(日) 実施済

(雨天実施。雨の日は雨の自然と遊びましょう^^)

 

場所:今治市玉川町鈍川渓谷 ふれあいの森森林館集合(9:15)
(森林館・森の遊歩道・森のキャンプ場 で活動します。)

 

対象:
自分で歩いて自然に出かけられるようになった子どもさん親子(1歳さん位親子) ~ 小学2年生まで親子
※ベビーカーでは行けないところです。自分でトコトコ歩いて探検できるようになったお子さんから対象にしています。

 

定員: 16名程度

参加費:親子2人 2,000円、家族1人追加につき +800円

 

持ち物・服装:
野外で活動できる汚れてもいい服装、運動靴やトレッキングシューズまたは長靴、帽子、タオル、飲み物、ピクニックシート、カッパ(雨天時使用。傘は使いません)、お子さんの着替えがあると安心

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申込フォーム
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)

たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 申込

①日程(上記をご覧ください)
②参加者全員のお名前と年齢と生年月日
③代表者のご住所
④電話番号
⑤当日連絡先電話番号(携帯)
⑥メールアドレス
⑦参加にあたってひとこと^^

 

一緒に発見

 

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2017年06月08日

中学生職場体験 二日目

おはようございます。

理事でインタープリターでアニマルコミュニケーターの たま(菊間裕子)です。

 

緑が濃くなってきて、いきものも元気いっぱい。

ホタルがふわりと飛び交い、田んぼにはおたまじゃくし、それを食べに来た鷺の群れ。

さまざまなヘビにも出くわします。ムカデもしょっちゅう登場。

 

 

強いのは「草」。  モリモリと背を伸ばし、あっという間に地面が見えなくなって…。

ああ、刈らなきゃ…  何度も草刈りはたいへんですが、

ふと思います。

 

 

もし、草たちがいなかったら…。

土地は赤裸。 カラカラに乾いて、土に栄養が溜まることもなく、生き物が住む余地もなく…。

 

砂漠。

 

ということは、彼らは、何度刈られても、抜かれても、倒れても、

ひたすらに、ただ一心に、大地を緑で包もうとしているんだな。

 

そう思うと、草刈りはたいへんだけど、草はありがたい存在なのだな、

とも思えたこの春でした。

 

 

5月下旬はいろんなことがありました。

をかしやではツバメががんばって子育て中。5羽のヒナがすくすくと育っております。

が、5月末、母さんツバメがうちの猫に捕まり亡くなるという悲劇が起きてしまいました。

悲しくほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

父さんツバメは、一羽になっても、ただ黙々と一生懸命に、朝から晩までこどもたちにエサを運んでいます。

その姿に、胸を打たれ、頭が下がります。

 

ヒナたちが無事育つことを心から願います。

そして、辛いこと苦しいことがあっても、私もがんばろう、という勇気を、

父さんツバメからいただきました。

 

 

さて、やっとお仕事の話。

 

地元の中学生が職場体験に来てくれた二日間。

1日目は事務作業と薪割などをやってもらい

2日目は、翌日の鈍川渓谷ツアーの下見に一緒に行きました。

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さまざまないきものに出会い、この日の自然のようすをチェックし、ツアーで紹介したいものをピックアップしていきました。

 

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彼が見つけた、恐竜のホネ!?

ではなく、大きなイノシシの頭骨です。

なぜ死んだのかはわかりませんが、ここで懸命に生きた命の亡骸です。

背骨や足の骨、毛も、辺りのあちこちに散らばって落ちていました。

このイノシシの亡骸は、たくさんの動物のお腹を満たしたことでしょう。

そして、土に、森に、還っていきます。

 

地元だけどあまり鈍川渓谷に来たことがなかった中学生の彼。

「こんなに大きいのがほんとにいるなんて、びっくりしました。」衝撃だったようです。

ほかにも美しい鳥や自然の美しさを発見し、地元の自然の豊かさを感じてくれました。

 

彼にいただいた職場体験お礼のお手紙には、

地元の自然の豊かさを知ったこと、

仕事は準備が9割だと知ったこと、自分も準備を嫌がらずできる人になりたい、ということが書いてありました。

職場体験が、彼の何かの役に立てれば、私たちは心から幸せです^^。

将来、インタープリターを目指すのかな。彼の未来を応援します。

 

新鮮な二日間でした。

 

 

そして思い出しました。私が大学生の時、

「インタープリターになりたいんです。ボランティアさせてください!」

と、初めて、姫路市自然観察の森の門をたたいた時のこと。

そこに勤める日本野鳥の会のレンジャーさんは、それから4年間、多くのことを教えてくれました。

それから、公益財団法人キープ協会環境教育事業部の実習生になったこと。

インタープリターを志してから、た~くさんの先輩たちに、仕事、人生、いっぱい学ばせていただいて、

今があるんだなあ。

 

改めて先輩方に感謝いたします。

 

 

 

 

2017年06月01日
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