ワークショップ・太陽の光と川の水で電気を作る MINI発電所を作ろう!
こんにちは。菊間たまです。
寒くなりましたがみなさまお元気ですか。
日に日に冬が近づいていますね。
冷たい空気、澄んだ星空、鮮やかな紅葉。
寒くなると、よりお日様の温かさが身に沁みます^^。ああありがたい。
今年のをかしやは、再生可能エネルギーについて学んだり、
体験する勉強会やワークショップを実施しています。
今月末、11月29日(日) 太陽光発電、小水力発電を体験し、
自然エネルギーから電気ができる仕組みがわかるワークショップを開催します。
「太陽の光と、川の水で電気を作る
MINI発電所を作ろう!」
お日様のエネルギーは無限大。ソーラーパネルにより、
太陽の力を電気として使わせてもらうことができます。
小水力発電は、地域の川や用水路でも発電できる、
可能性いっぱいの再生可能エネルギーです。
今回はこの2種類の自然エネルギーを、使える電気に変えていく体験をします。
いくつかの機器をつないで、発電システムを作っていきます。
電気は目には見えません。
コンセントにぽちっとさせば、当たり前のように電気製品が使える毎日です。
しかし、電気はどうやっておうちに来ているのか、
何から電気ができているのか、
体験しながら知ることで、ライフスタイルについて考えることができます。
そして、身近で、自然のエネルギーを電気にして使えるって、
すごくないですか。
私たまは、電気や物理は、苦手ですが、
食べ物から自然の恵みをいただいているように、
エネルギーも自然の恵み。
恵みをいただいて心地よく過ごせるのは、ありがたいことですね^^!!
おうちで。アウトドアで。防災に。持続可能な未来のために。
電気を生み出して使える機器、テクノロジーにふれることで、
ワクワクする未来の可能性が広がります^^。
ご参加お待ちしています。
「太陽の光と、川の水で電気を作る
MINI発電所を作ろう!」
電気はどこから来るのだろう?
このワークショップでは、2種類の自然エネルギーから電気を作ります。
ソーラーパネルを使った太陽光発電、
らせん型小水力発電機を使った小水力発電のシステム作りを体験します。
いくつかの機器をつないで、お家で使える電気に変えていきます。
仕組みがわかれば、電気がもっと身近なものになりますよ。
期 日:2020年11月29日(日) 9:30~16:30
会 場:今治市玉川町鍋地集会所
対 象:小学5年生~一般
定 員:16人
参加費:無料
講 師:小林 修氏 (愛媛大学国際連携推進機構)
入岡 利成氏(キカイ・ジャパン合同会社)
持ち物:マスク、水筒、帽子、タオル、防寒着(野外へ出ます)、お弁当、
USBで充電したい小型電子機器
申込問合せ先:一般社団法人をかしや
お申込は 申込フォーム
お問合せは info★wokasiya.jp (★を@に変えてご利用ください)
主 催:一般社団法人をかしや
この活動は一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の助成を受けています。
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再生可能エネルギー勉強会&地域エネルギーキックオフの会 実施しました
こんにちは。 理事 菊間たまです。
三寒四温の日々ですね。
3月1日(日)、
再生可能エネルギー勉強会&地域エネルギーキックオフの会
を実施しました。
企業、NPO、行政のほか、いろいろな立場の方々が集ってくださいました。
エネルギー問題は地域経済にとっての「漏れバケツ」。
いくら地域にお金を引っ張ってきても、
エネルギーを通じて(ガソリン、石油等の代金)
地域外、海外に多額のお金が「漏れだして」いる。
再エネ、地域エネルギーを実現させてをそれを止めよう!
ということをみんなで共有しました。
東京・多摩から来てくださった、
太陽光を中心とした再生可能エネルギーの今について教えていただきました。
山川さんは、
「東京に自然エネルギーの森をつくろう。」をキャッチフレーズに、
自然エネルギー100%社会を目指し、
地域電力2社と農業法人1社の経営に携わられています。
をかしや代表理事菊間マロとは、ホールアース自然学校時代の仲間です。
2011年の震災後、コンセントの向こう側の電気がどこから来ているのか、
を意識するようになり、
こどもたちに、安心安全な未来を残したい、
そのために何ができるだろう、
と真剣に考え、
ふるさと多摩地域で地域電力の仕事に携わるようになったとのことです。
地域ベースで実践しながら、各地の支援をされています。
専門的なことを含め、わかりやすくお話してくれる山川さん。
参加者のみなさんが概要を共有できるように、
私たま、初めて グラレコ をさせていただきました。
日本は、化石資源は少ないけれど、
再生可能エネルギー導入のポテンシャルが高い
再エネ資源大国!
地方で導入すればほぼ自給可能だそうです。
なんと!!そうだったのかー!!!
地球で暮らす人々が1年間に必要なエネルギーは、16Twy(テラワットイヤー)。
今使っている化石燃料は有限。使いきりです。
それに対して、太陽が毎年生むエネルギーは、23000Twy!!!!!
ほぼ無限のエネルギーです。
お日様、すごっ!!!
技術によって、膨大なお日様のエネルギーを、活かせるようになってきました。
再生可能エネルギー発電はどんどん広がっていて、
コストはどんどん下がってきています。
2010年から2017年の間に、太陽光パネルの初期投資費用は1/3~1/4に下がりました。
売電価格は下がりましたが、初期投資費用が下がったので、投資回収もしやすくなりました。
さらにあと5年で、再エネ、特に太陽光発電は最安電源になるとのこと。
これは、導入したほうが、お得ですよね~。
パリ協定以後、世界の流れは、
再生可能エネルギー・自然エネルギーの活用へどんどん進んでいます。
社会・経済のルールが変わったのです!
それなのに!!
日~本~は~~~~~、
・石炭火力発電を増やす計画
・人口減少してるのにまだまだ経済成長を、という
・中途半端な省エネ
・原発復活+新設計画
・電源構成計画(2030)の中で、自然エネルギー22%って、低すぎ
そして原発も22%くらいの同じ構成割合… まだやるの…
日本、世界から周回遅れ!!!
このままで、いいのでしょうか…。
再生可能エネルギーによって、社会が、時代が変わろうとしています。
地域で再生可能エネルギーを活用し、エネルギーとお金が回るようになれば
雇用の創出や、地方創生、安心・安全な暮らし、につながっていきます。
具体的な取り組みとしては、
太陽光発電で自家消費をしたり、ゼロエネルギー住宅を選んだりすること。
日当たりのよい農地の上に、藤棚みたいな高さの太陽光パネルを設置して、
作物も電気も両方できちゃう ソーラーシェアリング。
地域新電力を創り、地域が電気を売ってその利益を地域のために使う。
ということができます。
ちなみに私は、このソーラーシェアリング、とってもいいなあ~と思いました^^。
普通の太陽光パネルって、パネル下の土地の草刈り、めちゃくちゃやりにくそう…
って思ってましたし、パネルの下全部コンクリで、パネルだけが広がる土地って、
景観になじみにくいし、大地に蓋しちゃうし…。
コンパクトなパネルで、その下の土地を活用できる屋根風なら、
いろんなところに設置できる可能性が広がるな~♪と思いました。
電力は、かつての戦後復興を支えてきた「大規模集約型」から
「小規模分散型」にシフトしつつあります。
地域ベースの小規模であれば、たくさんの人が関わることができ、
しなやかに強く、多様性に富むことができます。
これからのキーとなる、“地方”こそ、
地方創生のために再エネに取り組むとよいのです。
具体的に、各地の地域新電力の事例も教えていただきました。
日本全国、いろんなところで、どんどん進んでるんだ!とわかりました。
山川さんのお話を聞いて、再生可能エネルギー活用の実現が、
できるんだ!と、近く感じ、ワクワクしてきました。
太陽光などでクリーンに、みんなのエネルギーを作れたらいいな~^^!
ありがたいな~!
もちろん、景観には配慮して!
風力なら、バードストライクにも配慮して。
いろいろな知識を得て、考えたあとは、
集まったメンバーで、「これからできそうなこと、やりたいこと」
を“えんたくんミーティング”でわいわいと話し合いました。
この会は、お話を聞いて、
「へえ~そうだったのか、ふむふむ」で終わる会ではなく、
“キックオフ ミーティング!”
これから、一歩ずつ動き出そう!!という会です。
太陽光パネルを県の全戸に普及して「屋根は電気の畑」にしよう!計画とか、
出資者を募り、コミュニティラジオに太陽光パネルを設置し、
「自分たちの電気でラジオを聞こう」計画など、
みんなでアイデアを出し合いました。
人の暮らしに欠かせないエネルギーだからこそ、
次の世代へ、安心な未来を残していきたいですよね。
これから、地域の再生可能エネルギーを進めるために、
みんなで取り組んでいきます。
こちらは、平野みらい薬局にて、朝の準備中のひとこま。
薬局の2階に、会議室や料理教室もできるスペースがあります。
すごくすご~くお洒落で素敵な空間です♪
平野みらい薬局は、太陽光、地熱のエネルギーを活用しています。