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HPをリニューアル!インタープリター養成ページ追加しました。

こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

こちら愛媛では暑い日が続いています。夏到来に備え、先日地区100年のをかしや古民家にグリーンカーテンを設置しました。ヘチマを中心にひょうたんやメロンなども混ぜて。実るのが楽しみです。

 

これだけ暑さので梅雨明けしたのかと思いきや、まだ開けてないとのこと。今年はすでに平年の2倍以上の雨が降っているので、そろそろ梅雨明けしてもらいたいものですね。

 

 

グリーンカーテン

 

さて、今日は をかしやHPリニューアルのお知らせ。

 

このブログも含め今のHPは3年前に作ったのですが、一つだけ課題が残っていました。

それは私の仕事の本丸である「インタープリター養成」「ガイド養成」の専用ページがなかかったということ。

 

私たちをかしやは、開業してからおよそ12年です。今までにさまざまな事業を行い、そして変遷してきました。

 

初期の頃は「森のてらこや」という森のようちえんを主催し、また自然体験プログラムやしまなみ街道のツアーなどを多く行なっていました。

婚活イベントも散々やりましたね。

 

この頃は旧HPとブログの時代で、今とは全然テイストが違っていました。

旧HP

旧ブログ

 

そしてその後体験プログラム系が減り、企業研修などの研修事業が増えてきました。「しまなみインタープリター講座」という主催のインタープリター講座も10期10年続けました。そんな流れで作ったのが、現ホームページです。

 

旧HPはドリームウイーバーを使って理事のたまが作りましたが、この新HPはプロに頼みました。おかげですっきりと美しいデザインとなり、私自身とても気に入っています。

 

しかし課題が一つありました。年々ガイド養成やインタープリター養成系の仕事が増えてきてるのに、それに対応できていなかったのです。

 

そもそも「インタープリター」という言葉があまりに認知度が低い、、、。

 

 

インタープリターとは要はガイドなのですが、しゃべり倒すのではなく五感を使い、体験を通じて魅力を伝える「体験型」のガイドのことです。私はインタープリター稼業をはじめて今年で20年になるのですが、認知度の低さは20年前とあまり変わってないような気がします。

 

うん、これはまずい。プロのインタープリターとしては、その仕事内容や魅力を伝えるツールを作らなくては。

 

ということで、再びプロに頼んで作ってもらったのが、今回の追加ページなのです。

 

これを読めば「インタープリター」というのがどういう人なのか?地域にとってどんなメリットがあるのか?研修のメニューはどんなものなのか?など一目でわかるようになっています。ちょっと長めですが、読みやすいようにスラスラとスクロールできるランディングページ風にしました。

 

ぜひ、ご覧いただきたいと思っています。

 

ちなみに作っていただいたいたのは「ワクタル デザイン&イノベーション」さん。

 

代表の飯尾さんはとても気さくで親身になってサポートしてくれます。HP作成だけではなく、コンサルティングもしてくれるとても頼もしい方です。

 

HPのリニューアルを検討されている方はぜひ相談してみてください。

 

さて、それではリニューアルしたHPぜひご覧ください。もしよかったら感想など聞かせていただけると嬉しいですー。

 

インタープリター養成プログラム

 

 

2020年07月20日

そのへんにある野草を採って食べてみた。

こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間彰です。

 

新型コロナウイルスの影響により、世の中はリモート、オンラインが当たり前の時代になりました。私たちは自然体験や集合研修、ファシリテーションが仕事なので、基本的にはダイレクトなコミュニケーションの仕事。そのために影響は大きく、一時は全ての仕事がキャンセルになるという事態になりました。

 

しかし、そのまま手をこまねいていたわけではありません。私たちに今できることは何か?ここ数ヶ月考え続け、チャレンジしてきました。

 

その一つが先月実施した「そのへんにある野草を採って食べてみようの会 in Zoom」。

 

これはオンラインアプリZoomを使い、全国から参加した方々と一緒に野草を採って食べる!というかなりチャレンジングな試みです。

進行はファシリテーターの青木マーキー。私は講師という位置付けでした。

 

パートナーの京ちゃんも事務局としてサポートしてくれました。とても心強い布陣です。

 

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これは前日のミーティング。寝ぼけまなこでゴメン。

これは前日のミーティングの様子

 

展開はこんな感じです。

 

最初に、野草にまつわるエピソードや身近にある食べられる野草について解説。私は根っからの野草好きで、小学校5年の学級活動で「野草をとって食おうの会」を企画実施したほどです。なんせ野草は、身近にあってとても美味しいのです。そして図鑑の選び方やおすすめ図鑑の紹介もしました。私は小5の時に買った図鑑をいまだに愛用しています。

 

小学生から愛用している図鑑

小学生の頃から愛用している図鑑

 

昭和58年の出版!

なんと昭和58年の出版!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「山菜」は山に行かないとなかなか良いものには巡り会えませんが、野草は田舎だけでなく街中でも結構生えていて、だいたい食べられるのです。

 

その後、これだけは「食べてはいけない」7種類の毒草を紹介。名付けて「毒7(どくセブン)」。AKB48の「神7」みたいなもんですね。

 

 

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その後、全国にいるみなさんが、実際に自分の家の周りにある野草を採ってくるタイム。よくわからない野草があればそれをスマホで撮影し、チャット機能を使って質問。それに私が答える、という流れでした。

 

ひとしきり採ったらもう一度みんなで集まり、取れたもの紹介&同定タイム。ここで美味しくない野草や怪しいものは外し、いよいよお待ちかねの調理タイム!

 

調理法にもいろいろあり、野草の種類によって使い分けます。アクの少ないものはおひたしや汁の実に、少しアクのあるものは水に晒すか油炒めに。もっとアクの強いものは天ぷらにするとだいたい食べられます。というか、野草の天ぷらはアクがある方が美味しい。

 

それぞれめいめいに調理をし、そして食べる!ほうぼうから「美味しい〜!!」の声が上がりました。そうなのです、野草って美味しいのですよ。それが伝わってうれしい。

 

ただし、野草の個性と特徴を見極め、ふさわしい調理法で食べることが大事。野菜は基本的にどんな調理をしても食べられるように品種改良されいていますが、野草は野生そのもの。それぞれ個性があります。その個性を生かしてあげることが大事なのです。

 

食べ終わったら感想の共有。みんな身近にあるものが食べられてびっくりしたとのことでした。植物にかなり詳しい方もいたのですが、セイタカアワダチソウやクズのツルの天ぷらがあんなに美味しいとは!と驚いていました。

 

このようにして2時間のオンライン野草採りは無事終了したのでした。あっという間の2時間でした。

 


 

やってみってわかったのですが、オンラインの事業は、リアルのそれとは全く勝手が違います。私はインタープリターになって今年で丸20年ですが、準備にものすごく時間をかけましたし、すごい緊張感を味わいました。まるでガイド1年目に戻ったみたい。

 

でもそうやってチャレンジすることで、大きな収穫を得られた気がしています。うん、これでだいたいどんなオンライン事業でもいけますね。

 

もし興味がありましたら、をかしやまでぜひお声かけください。「オンラインロープワーク教室」とか、「オンライン火おこし」とかいけるかもしれません。あ、自分でハードルあげちゃった、、、。

 

 

以上「そのへんにある野草を採って食べてみようの会 in Zoom」のレポートでした。

 

 

お・ま・け

最近買ったおすすめ図鑑の紹介。食べられる野草がたーくさんのってます。畑にはびこる厄介者ヤブカラシまで食べられるとはー。グリル厄介!この本はオススメですよ。

 

「世界文化社 【新版】美味しく食べる山菜・野草」

美味しく食べる山菜・野草

 

食べられる野草がいっぱい!!

食べられる野草がいっぱい!!

 

ヤブカラシを食べてみた。

ヤブカラシを食べてみた。

 

ヤブカラシは辛みがあるので茹でて一晩さらします。

ヤブカラシは辛みがあるので茹でて一晩さらしました。

 

 

2020年07月14日
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