めざせプラなし生活!の報告その①
こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、以前本ブログでお知らせした、ビーチクリーンをしつつプラスチック問題を考えるプログラム「めざせプラなし生活!」無事終了しましたのでお知らせです。
最初は申し込みが少なかったものの、フタを開けてみれば参加者60名と大盛況!
ビーチクリーンではたくさんの海ごみを拾い、そのあとのお話会では講師の服部さんのお話を伺い、いろんなことを考え「プラスチックって確かに便利だけど、別になくても平気じゃない?」と思えた1日でした。
それ以来私はペットボトル買わなくなりましたし、これまでにも増して、道に落ちてるプラごみを拾うようになりましたよ。もう気になってしかたな〜い!そしてあれこれ工夫してプラスチックをなくしていくプロセスが楽しい!
今治のローカルラジオ「今治ラジオバリバリ」さん、ビーチクリーンしまなみさんとのコラボも良かった!!私たちはかつてラジバリさんで5年間番組を持たせてもらっていましたが、コラボして事業をするのは初めてでした。なんか、お互いの良さが生かされた気がします。
そんなビーチクリーンしまなみさんが丁寧なブログを書いてくれています。
以下、転載します。是非よんでみてください〜!!
ああ楽しかったー。
めざせプラなし生活!
10/20(日)
「めざせプラなし生活!」と題して
SDGsの活動を推進されてる地元の薬局屋さん
”平野薬局”さんとの初コラボ♪
今治ユネスコ協会さんにもお手伝い頂きながら
ビーチクリーンとお話し会を
波方・大角海浜公園となみかた海の交流センターで行いました。
ゲストティーチャーは服部雄一郎さん。
「プラスチック・フリー生活」や「ゼロ・ウェイスト・ホーム」など
ゴミを出さない生活をしている人たちの著作を翻訳されており
ご自身も、ゴミをなるべく出さない生活を実践されている方です。
午後1時、大角海浜公園に
参加者の皆さんが集まってきました。
皆さん!今日はお集まりいただき、ありがとうございます♪
ビーチクリーンのやり方説明します。
今回はどんなゴミが落ちているのか
分類・記入しながら30分拾っていきます。
ペットボトルは中身が入っていても絶対開けないでくださいね!
大角海浜公園。
今治でも人気のビーチですが
台風のあとの影響もあるんでしょうか。
ものすごいゴミです。
10か月の赤ちゃん~大先輩たちまで
総勢63名+αで拾っていきます。
このゴミはどの分類かなあ。
こんな大事そうなものまで
海岸ゴミの中に紛れてしまっています。
大丈夫でしょうか。
遮光ネット??砂に埋まってます。
みんなで、ウンショ、ウンショ。
小さいゴミも丁寧に拾ってくれてます。
小さな子どもさんと一緒に参加してくれた家族も。
こどもたち、ちょっと?休憩。
あっという間の30分。
どんなゴミがあったかな?
わたしたちの生活から出たプラスチックゴミを
海がたくさん引き受けています。
2050年には魚の量より海ゴミの量の方が多くなるという報告もあります。
ゴミを減らすにはどうしたらいいのか?
このあとは、なみかた海の交流センターに移って
服部さんのお話をききます。
つづく。
めざせプラなし生活!
こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
夏が終わりすっかり秋になりました。そして台風がやってきて、千葉では大きな被害が出ました。私の友人もそうですが、いまだに復旧できていない地域もあります。
そんなみなさんが、一刻も早く元の生活に戻れますように。
それにしても、昨年も今年も、毎年どこかで大きな災害が起こっています。気候変動の進み方が予想以上に早いようです。
23日にはニューヨークの国連本部で「国連気候行動サミット」が開かれました。
16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、怒りを込めてこう演説しました。
「あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。
未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。
もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。
私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。」
すごいですね。若くして、気候変動や環境問題にこれ以上ないくらい真剣に向き合っている。
そもそも私が環境教育を生業にするようになったのも、1992年の「地球サミット」がきっかけです。
今でも伝説のスピーチとして語り継がれるセヴァン鈴木さんのスピーチを聞いて、衝撃を受けました。
それから早20数年。私なりに全力で環境には取り組んできましたが、もっともっと真剣にやらなければいけませんね。
さて、そんな環境に関する取り組みを一つお知らせ。
10月20日(日)に、「めざせプラなし生活!」というタイトルで、プラスチック問題について考えるプログラムを実施します。
最近問題になっている海洋プラスチック問題。
クジラやいるかのお腹から大量に出てくるなど、深刻な事態になっています。
でも、実際のところどのくらい大変なのか、どうしたらプラスチックを減らせるのかいまいちわからないことも多いもの。
そこでこのプログラムでは、まずビーチクリーンを行い実際にどんなゴミがあるのかを確認し、海を綺麗にする活動をします。
その後「プラスチック・フリー生活」の翻訳者、服部 雄一郎さんにお話を伺い「プラなし生活」のヒントを探ります。服部さんは高知にお住まいで、プラスチックを減らして自然に近い豊かな暮らしをしています。
最後にワークショップでみんなで意見を出し合います。
この日は服部さんにお話を伺いながら、プラスチックの何がいけないのか?プラスチックを減らすためにどうしたらいいのか?をみんなで考えたいと思います。暮らしに活かせる工夫満載の1日です。
「今日からすぐに8割減らせる!」ってすごくないですか?
あなたも一緒に、シンプルで豊かな「プラなし生活」を目指してみませんか?
以下の要領で開催しますので、ぜひぜひお越しくださいませー!!!
めざせプラなし生活!
日時:令和元年10月20日(日)
場所:今治市 大角海浜後年、波方海の交流センター
対象:小学生以上の親子、一般の大人どなたでも。
講師:服部 雄一郎
定員:40名
参加費:無料
申し込み:平野屋薬局 i nfo@hirano-pharmacy.co.jp 0898−32−0255
ビーチクリーンしまなみ事務局 radaio@baribari789.com 0898−33−0790
講師 服部 雄一郎(はっとり ゆういちろう)
翻訳家。高知在住。神奈川県の町役場でごみ担当に配属され、ごみ問題や「ゼロ・ウェイスト」に目覚める。アメリカの大学院に留学し、廃棄物政策を専攻。ごみNGOの仕事で南インドに滞在。自然に近い暮らしがしたいと5年前に高知に移住。
カフェ「ロータスグラノーラ」を営む傍ら、翻訳活動もスタート。主な著書に 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)。最新刊の『プラスチック・フリー生活』 (NHK出版)も話題。
※本事業は三浦保愛基金の助成を受けて実施します。