生涯学習講座でインタープリテーション!
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
今日の仕事は松山市の生涯学習センターで生涯学習講座。昨年に引き続きの実施です。
講座のお題は、
「知識を伝える」から「感動が伝わる」へ 新しいガイド技術 インタープリテーション入門。
私の専門分野である、体験を通じてものごとの本質的なメッセージを楽しく伝えるガイド技術「インタープリテーション」についてお話してきました。といっても、私は屋内で話すだけというのはあまり好きではないので、実際にガイドの一部を体験してもらい、それを元にお話しする、というスタイルです。
講演依頼があった場合、私は極力実体験を交えて話しをするようにしています。
だってその方が楽しくて、圧倒的にわかりやすいですから。
今回の持ち時間は2時間。普段は屋外で1時間体験してもらい、中で1時間スライドを使って話す、とい進行が多いのですが、今回は雨。雨も自然の一部なので、少しの雨なら外で実施しますが、もう12月で寒いですし、参加者の年齢層がかなり高かったので、屋内で体験することにしました。
「え、屋内でガイド体験?」
と驚かれる方も多いと思います。
こういう場合私は、ツアーの中に必ず入れる体験的な要素「アクティビティ」を抜き出して体験してもらうようにしています。今日はあらかじめ野外で花や葉っぱを採取しておき、それを使って遊ぶ、という体験をしました。その体験を通じて伝えるべきメッセージを伝えるのがインタープリテーションなのです。
アクティビティ(体験)の内容は「万華鏡づくり」。鏡二枚を合わせてその間に葉っぱ花やどんぐりなどを置いて、万華鏡のようにして楽しむ、というもの。参加者のみなさんは童心にかえって、夢中になって作っていました。
そしてできた作品がこれ。なかなか綺麗でしょう?
そしてその後、スライドを用いてインタープリテーション=体験を通じてわかりやすく伝える手法 の解説をしました。
「極力しゃべらない」
「ツアーの中に必ず体験を入れよう」
「知識や情報よりまずは感動」
「コミュニケーション力が何より大事」
などなど。ガイドの基本にして核心の部分をお伝えしてきました。
みなさん楽しんで帰っていただけたようです。
せっかくなので最後に自撮り写真を一枚。
それではまたお会いしましょう〜。