一般社団法人をかしや

メニュー

みんなおいでよ!平野健康まつり

こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

 

さて、本ブログ大変久しぶりの更新となります。
前回記事を書いたのが2月4日。

なんと四ヶ月半ぶりの更新です。
みなさんたいへんお待たせしました!

 

さて、今日の内容は「平野健康まつり」についてです。
前回記事でも書きましたが、私は昨年9月より、今治市内に7店舗を持つ保険調剤薬局「平野薬局」の環境経営事業部のお手伝いをさせてもらっています。

 

平野薬局は薬局でありながら環境経営やSDGsへの取り組みに積極的で、今年5月1日には国産材を使ったCLT建築による新店舗「平野みらい薬局」がオープンしたばかりです。

 

このみらい薬局は、CLT建築ならではの木の香り溢れるカフェ風の店舗で、とてもおしゃれです。

 

また店の前にはSDGsのアイコンがあり、薬局全体としてSDGsに取り組むことをはじめから謳っています

 

今後は私も関わりながら、この「平野みらい薬局」を拠点にさまざまな環境教育プログラム、ESDプログラムを実施していきます!

 

平野みらい薬局

平野みらい薬局

 

建設中のみらい薬局

建設中のみらい薬局、スギ材を貼り合わせてパネルを作り、それを組み合わせています(CLT工法)

 

カフェのような店内

カフェのような店内

 

薬局の看板にSDGsアイコン。

薬局の入り口にSDGsアイコンが!

 

 

そんなみらい薬局のお披露目イベントが今週末の23日(日)に開催されます。

 

それが「平野健康まつり」

 

健康まつりは毎年別の場所で実施していたのですが、今年はみらい薬局のお披露目も兼ねて行います!

 

平野健康まつり

 

平野健康まつりちらし

 

健康まつりでは、調剤体験や自然体験、ノルディックウォークやヨガ教室もあります。

 

普段は入れない二階のカフェスペースやワークショップスペースにも入れますし、喫茶コーナーもあります。

 

特に、私たちをかしやが担当する自然体験はおすすめです。

今回のメニューは「丸太切りジグソーパズル」

 

ノコギリを使って自分の力で丸太を切って、それに絵を描いて、金槌で割ると、自分だけの素敵なパズルになっちゃうのです。

 

こどもはもちろん、大人がやっても楽しい体験です。

 

所要時間は体力や絵を描く時間にもよりますが、20〜30分ほどです。

 

丸太切りジグソーパズル

図1

 

この丸太ですが、既製品ではなく、実は私たちが切り出してきたものです。

今週の月曜日に、私と平野薬局の会長と、女性スタッフとで切り出しに行ってきました。

 

会長さんもスタッフの子も、もちろんきこり作業は初めてです。

山に入り手鋸で切り出し、、頑張って運んできましたよ!

 

場所は我が集落「鍋地」。

昨年までやまなみインタープリター講座を実施していたところです。

 

 

材はヒノキ。とてもいい香りがします!!

 

IMGP1925

IMGP1929

IMGP1934

 

IMGP1958

IMGP1917

IMGP1976

 

そんなわけでみんなで頑張って準備した「平野健康まつり」。

ぜひ多くの皆さんにきてほしいと思っています。

 

CLT建築のみらい薬局の雰囲気と、頑張って切り出したヒノキの香りを嗅ぎにぜひ遊びに来てください。

みなさんのお越しをお待ちしていまーす!!!

 


 

平野薬局健康まつり

 

日時:令和元年6月23日(日)13:00〜16:00まで

場所:平野みらい薬局

〒794-0028 今治市北宝来町2丁目4-6

※今治駅から徒歩3分です!

参加費:無料(骨密度測定だけ実費五百円が必要です)

 

 

2019年06月20日

木こりの森体験ツアー

こんにちは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

昨日のお仕事は「木こりの森体験ツアー」のガイドおよびコーディネートでした。

 

主催は松山の「新日本建設株式会社」さん。

 

 

新日本建設さんは、愛媛県産の材にこだわり、自社で森林を持ち、葉枯らし、天然乾燥をさせた材で家を作る、ホンモノの木の家をつくる建設会社です。

 

家づくりは、その土地の気候風土に合った材で作るのが一番。

 

日本にはかつて植林されたスギやヒノキがたくさんあり、すでに伐採時期に達しています。

 

その人工林を切って使うことが、家づくりはもちろん、森林環境や日本の林業のことを考えた時、とても大事なのです。

 

 

しかし現在、家を作るためには外国産の材が多く使われています。

主にコストの問題から、外材が多く使われてしまうのです。

 

それによって海外の森林が荒れてしまっている状況もあります。

(すべての外材が悪いわけではない)

 

 

そんな状況に真っ向から立ち向かっているのが新日本建設さん。

 

中間コストをカットするために自社で森林を管理し、「愛媛の木で作る家づくり」を実現させています。

 

なかなか素晴らしい取り組みだと思います。

 

 

さて、木こりの森体験ツアーについて。

 

新日本建設さんは、家の木がどこから来たのか?を知るためのツアーを実施しています。

 

それが「木こりの森体験ツアー」。

 

 

私は二年ほど前からツアーのガイドとコーディネートをお手伝いさせてもらっており、今回は三回目の実施でした。

 

 

参加者は主にファミリー層で、基本的なメニューとして、伐採を見学し植林をする、というのは決まっています。

 

そこに毎回、新しい体験を入れています。

 

 

今回の目玉は「ツリーハウス」。

木の上に家を作るのです!

 

 

ツアーは、松山と今治の界あたりにある、新日本建設さんの自社林で行いました。

 

松山からバスで出発し、森の入り口で下車。

 

そこから40分ほど山の道をトレッキングし、いよいよ会場に到着です。

 

dav

 

森林を管理している日野さんから、森林についての説明や森にかける思いを聞いた後、さっそく伐採の見学です。

 

 

dav

チェーンソーを入れて

 

dav

クサビを打ち込み

 

dav

倒します

 

dav

倒れました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事に倒すことができました。

これだけ大きな木を切り倒すと、すごい地響きがします。

 

感動モノです。

 

その後は、切り株やおがくずを実際に触ってみます。

触るとみんなびっくりします。

だって、すごく湿っているんです。

 

「サラサラなのかと思った」という感想がよく聞かれます。

 

そうじゃないんです。

だって生きている木ですから。

春の時期は、水をたくさんあげるのです。

 

そんなことを実際に体験します。

 

dav

 

その後は、いよいよツリーハウスづくりと、ロープワークを駆使したブランコ作り。2班に分けての実施です。

 

遊具作りといっても、ロープワークをやって楽しめるのは大人なので、子ども達はロープで思いっきり遊びます!

 

縄跳びしたり、

 

dav

 

綱引きしたり。

 

 

dav

 

ロープ一本で大盛り上がり!

 

 

私はロープワークの担当だったのですが、同時進行で、新日本建設の工務部の皆さんがツリーハウス作りを指導し、1時間半ほどでツリーハウスが完成!

 

ロープで作ったブランコも取り付けます。

 

 

そして完成したツリーハウスがこちら。

 

dav

 

なかなか素晴らしい出来栄えです。

 

そりゃそうです、作ったのは子ども達ですが、新日本建設の工務部の皆さんが、事前にしっかりキット化してくれているのですから。

 

プロの仕事です。

 

 

ロープで作ったブランコも大人気!

おおいに盛り上がっていました。

 

dav

 

この後はお弁当を食べ、火おこしをして自分で起こした火で焼きマシュマロをし、最後に植林をしました。

 

天気も良く、参加者のみなさんは非常に満足して帰られた様子。

 

 

私としても、とても充実した1日となりました。

やはり私は林学か出身なので、森のことを伝えられるのは嬉しいのです。

これからも、いろんなやり方で森のことを伝えていこうと思っています。

 

 

 

そうそう、今週末からいよいよ「やまなみインタープリター講座」が始まります。山と森林にかかわるライフスタイルを学ぶこの講座、いろんな背景を持ったメンバーがぞくぞくと集まっています。

 

まだ定員に余裕がありますので、興味のある方はぜひどうぞ!

 

 

以上、木こりの森体験ツアーのレポートでした。

2017年04月24日
1 2 3 4