納屋跡と裏山をきれいにしました。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
こちら愛媛でははやくも桜が終わりかけています。
ものすごく早いですねえ。
今年は冬が寒かったからでしょうか?
皆さんの地域ではいかがですか?
さて、先日庭の古納屋を解体しましたが、その後のお話。
廃材を片付け、せっせと燃やし、うっそうとした裏山を切り開きました。
最初はこんな状態だったので、手鋸、チェンソー、刈払い機(草刈機)などを使い、うっそうと茂った木や笹を切って切って切りまくり、燃やして燃やして燃やしまくりました。
そうして約4時間作業した後の写真がこちら!!
超絶スッキリーーーーーーーーーー!!!
いやー、達成感あります。
納屋跡地全景はこんな感じ。
ちなみに納屋解体前はこんな感じ。
構図は違うのですが、今回きれいにした土地いっぱいに平屋造りの建物があったことがわかります。
今回敷地が広くなったので、ようやく畑が作れます!
今年の夏は、久しぶりに自分で育てた枝豆でビールだー!!
だんだんと整備できてきたので、皆さんが集える「古民家サロン」のようなことも少しづつしていこうと思っています。
どうぞご期待くださいませ。
以上、納屋解体、裏山整備の「田舎暮らしのひとコマ」でした。
お花見と春のお仕事
こんばんは。
一般社団法人をかしや、代表理事『マロ』こと菊間 彰です。
いやー、春ですね。こちら愛媛では春爛漫、桜満開です。
そんな春の1日に、新しいお仕事をさせてもらいました。
「愛媛キャリアコンサルタント協会」さんの勉強会での講演です。
キャリア・コンサルタントとは、学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職であり、国家資格だそうです。
そんな場所で講演させていただけるとは光栄です。
講演内容は、私の専門である「インタープリテーション」について。
要は自然や文化、まちなみや歴史のガイド手法のことなのですが、一般的なガイドとは異なり「インタープリター」は参加者ととても丁寧な関係を築きます。
ガイドが一方的に喋るのではなく、参加した皆さんすべてが安心できる「場」を作り、少しづつ信頼関係を築き、皆さんが気持ち良く体験できる「空間」と「時間」をデザインするのがインタープリターの仕事。
そのあたりを中心とした講演でした。
この日の内容は二部構成となっており、最初に講演をした後、皆さんで感想や気づきをシェアする時間を設けました。一見すると全然違うように思えるキャリアコンサルタントとインタープリターの仕事ですが、共通点も多く、たくさんの気づきがあったとの感想をいただきました。
そして勉強会が終わったあとは、近くの公園に繰り出してのお花見。
私もご一緒させていただきました。
とても天気が良く、花見には最高の日和。
桜も満開です!!
お花見といえば美味しいお弁当。
桜の下で美味しいものをいただくと、ああ、日本人に生まれてよかったなーと思いますね。
そんなわけで、楽しい一日を過ごさせていただきました。
多くの地域で、桜は今まさに満開! だと思います。
皆さんも、どうぞ素敵なお花見を。
ぽかぽか春さろん
3月25日、をかしや古民家で 春さろん 開催しました。
ぽかぽか暖かな日和、
こどもも大人も、小鳥のさえずる里山の風景の中で、
のんびり過ごしていただきました。
「草団子作るの初めて」というみなさん、
作って食べて、その香りと美味しさにびっくりしてました^^。
(おだんごの写真がないのがごめんなさい)
*****************
【今回の作り方】 かんたんなのでぜひやってみてください♪
1.よもぎの新芽を摘んでくる
2.よもぎをさっと茹でて、細かく細かく刻む
3.だんご粉に少しずつ水を加えながら、耳たぶくらいのかたさに練る
4.2.のよもぎを加えて混ぜ、生地をまとめる
5.生地を小さくちぎって、丸めておだんごにし、茹でる(真ん中をへこませると早く茹であがります)
6.おだんごが浮いてきたら、すくって水を切ってお皿へ
7.あんこときな粉(お好みで)を添えて、出来たてを いただきま~す♪
ハンモックに揺られたり、景色を眺めながらコーヒー飲んだり、
草を踏み踏みお散歩したり、食べられる山菜を発見したり。
寝起きのカエルを見つけたり、濡れタオルで石を一心に磨いたり。
大人も、こどもも、それぞれ、気持ちいいことをして、心がほぐれます。
お互い初めて会う方々ですが、なんとなく、自然にお話したり
ゆるく、温かい、時間でした。
古民家の納屋を解体!
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
久しぶりの投稿となります。
冬の間も結構いろんなところに出張してガイド養成研修などしていたのですが、ブログ更新などの「発信」作業はなんとなく冬眠状態でした。
ようやくあったかくなってきたので、これからぼちぼち投稿していきます!
さて、昨日のことですが、古い納屋を解体しましたので早速レポートしてみたいと思います。
私たちは築100年の古民家を借りて暮らしているのですが、母屋、納屋の他に、朽ちかけている古い納屋があります。
瓦は落ち、建物自体も朽ちかけています。
ここに移住してからずっと気になっていたのがこの納屋。
だって、瓦は落ちてくるし、今年は雪が多く、いつ崩れるかわからないし、、、。
今回はこの納屋を解体することにしました。
ところで私たちをかしやには、心強い助っ人がいます。
自然体験や、農林作業、フィールド整備の時などに、力を貸してくれる助っ人がいるのです!
ということで、今回も助っ人登場!
以前のブログでもご紹介した「ともさん」です!
ともさんの力を借りて、早速作業開始!
まずは瓦をはずしていきます。
昔の瓦は、泥をつかって固定しています。
瓦を剥いだらその泥も掃除してきれいにしていきます。
屋根が朽ちていて上に乗ることができないので、脚立に乗って作業したり、となりの納屋の屋根に乗って作業したりします。
だから結構手間がかかる!!
屋根の解体だけで、10時から14時近くまでかかりましたねえ。
屋根と同時作業で、納屋の中もきれいにします。
昔の作業道具やらなんやら、たくさん詰まっていました。
屋根と中がきれいになったら、いよいよ小屋組の解体。
外せるところから外していきます。
そして15時過ぎ、ついに納屋の解体完了です!
スッキリーーーー!!!
解体した柱や梁などの材は朽ちかけていたので、薪として使えるものは薪用に刻んで分別し、この日の作業は終了となりました。
そして本日はさらに片付けを進め、燃やせるものは燃やしてだいぶきれいになりました。
今後さらに整備して、この土地は畑になる予定です。
そうそう、やはり古民家の納屋なので、いろんなものが入っており、古い農具もたくさんありました。
ノスタルジックな道具って、とても魅力的です。
田んぼを耕すために牛か馬が引いていたのでしょうか?
以上、納屋解体レポートでした。
こういうことって田舎暮らしならでは。
手間はかかるけど自分たちで「つくり上げる」ヨロコビがすごくあるなーと、改めて感じた二日間でした。
*をかしや 春さろん♪*
*をかしや 春さろん♪3月25日(日)のご案内*
こんにちは。をかしや 菊間たまです。
小鳥のさえずる春がやってきましたね。
をかしやでは、家の中で冬眠していたテントウムシやカメムシが
起き出してきました。(「カメムシくんオナラしないでね」と言いながら外に出しています)
外にはツクシ、春の花。彩り豊かになってきました。
さて、春の初イベントのご案内です。
「** をかしや 春さろん♪ **」
自然豊かな をかしや へ遊びに来ませんか♪
山と田んぼに囲まれた をかしやの古民家自宅兼事務所。
私たちはここへ越して1年。
毎日のどかな自然に癒されています^^。
今回、初開催のまったりサロン。
春の自然をいっぱいに吸い込みながら、
のんびりするのもよし、遊ぶのもよし、おしゃべりするのもよし。
人と自然と、ご縁を紡ぐ、ゆるりと自由な時間です。
自分で摘んで、草団子を作ってみようコーナーも。
まだまだ整備途中の をかしや古民家。
これからどんな楽しいことをしていこうか思案中です。
癒しの里へ、まずは、どうぞ遊びに来てください。
日時:2018年 3月25日(日) 10:30~15:00 オープン
(オープン中いつ来ていつ帰ってもOKです)
場所:今治市玉川町鍋地
(お申込みいただいた方に詳しくお知らせします)
参加費:おひとり 500円 (初回お試しワンコイン)
持ち物:必要な人は ピクニックシート
お昼をまたいで滞在する人は、お弁当をご用意ください
お申込み:
info@wokasiya.jp へメール
または
一般社団法人をかしやfacebookページより メッセージを送信 ください
森は、山は、美しい。 感性と、さんぽっぽ。
こんにちは。 インタープリターでアニマルコミュニケーターの 菊間たまです。
二十四節気は 大雪。七十二候は 熊蟄穴(くまあなにこもる)。
明日からは、鱖魚群(さけむらがる)。
本格的に寒くなりました。みなさんお元気でお過ごしですか。
寒いけれど、冬はほんとうに星がきれい!
明るく輝く星が増えて、キリッと冷える夜、見上げる星空に感動します。
ときどき、冬の夜空を見上げてみませんか。
さて、11月25日と12月2日。
鈍川渓谷での、「感性が目覚めるツアー」と「森のようちえん さんぽっぽの会」
それぞれ今年最後の回を実施しました。
紅葉のピークは過ぎていたけれど、やっぱり森は、山は、美しかった!
ひとつひとつ、「きれいだね~!」と輝く参加者さんの笑顔、
山や川原で足元がおぼつかなかったこどもたちが、
しっかりした足取りで自信を持って自分で歩けるようになる変化、成長。
うれしいことがいっぱいありました^^。
写真でレポートします。
まずは、11月25日(土) 「感性が目覚めるツアー」
川沿いのカエデは、散ってしまってはいたものの、森の中には、色鮮やかな紅葉がまだありました。
今年間伐が入ったので陽が当たるようになり、今までは黄色にしか色づかなかった葉は、
きれいな赤や橙にも色づいていました。
マムシグサの赤い実がひときわ鮮やかで(写真がない!)
足元を見れば、落ち葉が虹色パレットのようにカラフルなこと。
溜息が出るほど、透明で水色の川の色。
支流のちいさな滝からあふれ出るマイナスイオン。
美しいものがいっぱいなので、めいめい気に入ったものを撮影して
フォトコレクション会も自然に開催されました。
かわいいものも見つけました。これは命名「ホットケーキノコ」だそうです。
美味しそう。
そよ風と陽当たりのいい丘の上でゴロゴロして、
歩いていけば、道の脇には、この時期だけの美味しい森のおやつ
ルビーのような “フユイチゴ”。
嬉々として、甘酸っぱさをみんなで味わいました。
「ここにもあった!」 美味しいもの見つけるって、いくつになってもうれしい^^。
心おだやかに、自然を感じる喜びを、味わっていただけました^^。
この日は、これまで通ってくれてだいぶ慣れてきたみなさんは、
「あっち行ってみたいな」「これやってみたいな」「こんなもの見つけた」
と、前よりさらに自然を見つける力がついて、より自然とつながったようでした。
うれしいことです^^。
来年も、大人が素に帰って自然の中でリラックスできる時間をご提供したいと思います。
そして、12月2日(土) 「森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会」
朝9:30スタートの鈍川渓谷には、まだ陽がさし始めたところ。
寒~い、けれども、キラキラ輝く光のほうへ、川辺へやってきました。
大きな岩には、のぼりたくなる。
あんまり冷たくきれいな水なので、がまん大会を開いてみました。
冷たい水に手を一番長く浸けていられるのは誰か!?
少年たちが奮闘。最長45秒でした! 「手がじんじんする~」
赤い紅葉は散っていましたが、朝の光に照らされた美しいカエデの木を発見。
また、もみじじゅうたんのフカフカの気持ちいいこと。
黒布渡したら、みんな自由に絵を描いていました。
冬は、マムシやダニを比較的気にしなくていいので、
道なき道も歩いて、山の斜面上がり下りしたり、丸太渡りなどワイルドなことにも挑戦しました。
はじめは、助けてほしくて手を出していた子、
「自分でできるよ。危ないときはお尻をつくこと。動物みたいに4本足で行けばいいよ。」
など伝えながら、探検していくと、
後半にはすっかり自分でタッタカ、チャレンジできるようになりました。
森のてらこや でもずっと見てきましたが、
山遊びでのこどもたちの成長は、目を見張るものがあります。
危ないからダメダメと言わず、助けすぎることなく、
見守りながら後押ししながら、環境と機会を与えてあげれば、
こどもたちは、自らたくましく成長していく力を発揮するのです。
この日もみんなほんとにかっこよかったです。
さいごに見つけた、もみじじゅうたん。葉っぱかけ合戦が始まりました。
意気投合のこどもたち。
落ち葉の上にちょこんと座る、小っちゃい組さんの可愛いことといったら!
自然の美しさ、こどもたちのレベルアップと笑顔を見たうれしさ、
それぞれ見つけた自然のおもしろいもの、
みなさんの「宝物時間」。
子育ての、 こどもたちの成長の、 力になりますように^^。
自然の中での親子の「宝物時間」は、
目には見えないけれども、必ず、力になります。
これは、終了後ですが、
昼食におすすめした鈍川の「ふれ愛茶屋」に、それぞれみんな行って、
そのあと「ワラシシ」を見に行く、っていうプランがみんな一緒だったので、
午後まで一緒にのんびり遊ぶことができました。
台風で倒れたママイノシシは、ちっちゃい子イノシシにおっぱいあげてました。
みんなすっかり仲良くなって、
ほんとに、ほほえましい一日だったなあ~^^。
ありがとうございました。
今年度最終回。出張しまなみインタープリター講座@愛知
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
久しぶりの投稿となります。
さて、をかしやの看板事業といえば「しまなみインタープリター講座」。
過去8期にわたりしまなみ海道を舞台に実施してきたこの講座は、「コミュニケーション力」「伝える力」「企画力」を身につける総合講座です。
そして今年は初の試みとして、山形、横須賀、愛知の全国3カ所で展開しています。
今回は今年度最終回となる、愛知での講座のご案内です。今まで通り二泊三日、合宿形式での実施です。
2017年度 出張しまなみインタープリター講座
9月26(土)〜18(月・祝) 山形 @やまさぁーべ(山形県大江市)
11月3(金・祝)〜5(日) 横須賀 @オーシャンヴィレッジ三浦(神奈川県三浦市)
(2018年)2月10(土)〜12(月・祝) @愛知県美浜少年自然の家(愛知県知多郡美浜町)
「しまなみは遠い!近くでやってくれ!!」
と言われ続けた8年間、みなさまお待たせしました。
最終回は愛知県知多郡美浜町での実施。
名古屋から1時間圏内です。
ぜひぜひ足をお運びくださいませ!
詳細は下記ご覧ください。
これからも情報を随時アップしていこうと思っています。
多くの方の参加をおまちしていまーす!!
出張しまなみインタープリター講座@愛知
〜「伝えたい」と願う全ての人へ〜
広島県尾道市から愛媛県今治市まで、六つの美しい島を端
しまなみインタープリター講座、略して「しまプリ講座」
インタープリターとは、自然や歴史や文化などのガイドの
しまプリ講座は、このような伝えるための技術や考え方を
そして今年度しまプリは、「しまなみ海道」からはなれ、
出張しまプリ 第3弾は、愛知県での実施。
中京地区のみなさん、お待たせしました!
会場は、海を望む高台にある公共施設「愛知県美浜少年自然の家」。
とてものどかで景色の良いところです。
本講座は、インタープリターのための講座であるとともに
「伝えたいけど伝わらない」というもどかしさを解消
ご縁のある方との出会いをスタッフ一同楽しみにしていま
※修了者は自然体験の指導者資格「自然体験活動(NEA
★こんなことが身につきます!★
・ 伝える力
・ コミュニケーション力
・ 企画の基礎
・スケジュール(予定)
2月10日(土)
13:00 オリエンテーション
14:30 インタープリテーション体験
〜その場所「ならでは」の魅力を伝えるツアーを体験します〜
16:00 講義:インタープリテーション論
〜「伝わる」ために必要な要素をわかりやすく講義します〜
18:00 夕食→懇親会
2月11日(日)
8:00 朝食
9:00 インタープリテーショントレーニング
〜その場所の魅力を伝えるガイドトレーニングをします〜
12:00 昼食
13:00 インタープリテーショントレーニング2
〜参加者と講師からのフィードバックを受けて、もう一度実践してみます〜
17:00 安全管理の基礎
18:00 夕食→懇親会
2月12日(月・祝)
8:00 朝食
9:00 企画実習
〜基本的な企画の立て方を学び、実際に企画を立ててみます〜
12:00 昼食
12:30 企画発表とフィードバック
14:00 3日間のふりかえり
15:00 終了
会場 :愛知県美浜少年自然の家
(愛知県知多郡美浜町大字小野浦字宮後1-1)
http://sizennoie-mihama.jp/
対 象 :16歳以上の
・ 伝える力を身に付けたい人
・営業マン、販売業、教育業など、人とコミュニケーションをとる必要がある人
・ 地域おこし協力隊など「地域」に関わる人
・ 世の中をオモシロクしたい人
・ 一生役立つ技術やネットワークが欲しい人
定 員 :20名
最少催行人数:10名
※2月1日(木)に催行判断をします。
参加費 :19,800円
※自然体験活動リーダー登録には別途登録料が必要です(
講 師 :河野 宏樹(環境教育事務所Leaf代表、JOLA2017特別賞) http://jola-award.jp/winner/615/ 菊間 彰(一般社団法人をかしや代表理事、JOLA2017ファイナリスト) http://jola-award.jp/winner/616/
申 込:下記申し込み専用フォームよりお申込みくださいませ。
※本事業はセブンイレブン記念財団の活動助成をいただいて実施します。
★参加者の声★
今回、しまプリに参加したことで僕の人生おもしろい方向
“場のちから”というのがインタープリテーションにおい
「しゃべりすぎない」ことが何よりも大きな気づきになっ
いろんな立場、性格、特技の人が集まると面白い! (2
知識を伝えることがインタープリテーションだと思ってい
講座で学んだ「企画のしかた」を生徒の作文授業に生かし
同じ事をしても人それぞれ感じ方が違うこと、視点の違い
全体を通してとてもわかりやすく、楽しみながら学習でき
フィードバックの重要性、対象者理解の重要性についてあ
冬も元気に 鈍川渓谷さんぽっぽの会
こんにちは。インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
晩秋、初冬です。
みなさん、冬が来るのは、寒いし、外に出るの、いやだな・・・って思いがちかもしれません。
が、
私は、よ~し、山で遊ぶぞ~^^!って気になります。
なぜなら、冬は草が枯れて見通しが良くなり、山の中に入りやすく、
毒蛇や毒虫の心配をしなくて良くなるのです。
むしろ安心して、思いっきり探検して遊べるのです。
過去、森のようちえん「森のてらこや」では、冬、山の探検を思いっきり楽しみました。
森のてらこや より ちっちゃい 1歳さんから一緒に遊んでいる
「森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会」
冬の回 12月2日(土) 今年最後の実施です。
紅葉、まだあるかな、ピーンと空気が冷たくて寒いかな、気持ちいいかな。
こどもは風の子。野外で遊んでますます元気に。免疫力もつきます。
親だって、大人だって、動けば温かくなり、自然に癒され、こどもと一緒に笑えば心もホカホカです。
*****
10/14(土) の 「鈍川渓谷さんぽっぽの会・秋」
雨と遊ぼうかと思いきや、雲の間からお日さまも覗くほどお天気のよかった午前中。
かわいい声がきゃっきゃと森に響きました。
前半は川でめいめい好きなこと。
どんぐりや栗ひろい、水を叩いてしぶきをあげたり、
砂でお菓子を作ったり、大きな石に登ってドヤ顔したり^^。
ほんとに興味は十人十色で、見ている私もおもしろかったです。
後半は山を歩いて探検探検。いつも大人気のサワガニ探し。
なかなか取れなかったのが、
はじめて自分で取れたときのうれしそうな顔と言ったら^^。
途中で見つけた長いつるは電車になりました。
「次は、赤キノコ駅~!乗りますか~?」
のびのび遊んでパワーを使い果たし、ぐずったり眠くなったりする1歳さん。
いろんなパパさんママさんが交代で抱っこしたり、自然に助け合い。
助ける方も、助けられる方も、うれしそう^^。
こどもの発見を、一緒に楽しむ。わかちあう。
ゆったり自然に包まれる中で、大人も自然にリラックス。
こどもたちの心からの笑顔を、心から喜んでる大人の笑顔、どちらも素敵。
とても心があたたかくなる時間でした。
自然の中で、幸せな親子時間を創る方がますます増えますように。
*****
鈍川渓谷さんぽっぽの会 過去記事はこちら
夏の回 7月
菊間たまの さんぽっぽの会 への想い
*****
『たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会』
日時:2017年
冬 12月2日(土) 9:30~2時間程度
(雨天実施。雨の日は雨の自然と遊びましょう^^)
場所:今治市玉川町鈍川渓谷 ふれあいの森森林館集合(9:15)
(今治市玉川町鈍川 鈍川温泉峡上流約1.5㎞左手の駐車場)
(森林館・森の遊歩道・森のキャンプ場 で活動します。)
対象:
自分で歩いて自然に出かけられるようになった子どもさん親子(1歳さん位親子) ~ 小学2年生まで親子
※ベビーカーでは行けないところです。自分でトコトコ歩いて探検できるようになったお子さんから対象にしています。
定員: 16名程度
参加費:親子2人 2,000円、家族1人追加につき +800円
持ち物・服装:
野外で活動できる汚れてもいい服装、運動靴やトレッキングシューズまたは長靴、帽子、タオル、飲み物、ピクニックシート、カッパ(雨天時使用。傘は使いません)、お子さんの着替えがあると安心
お申込みはこちらから↓
申込フォーム
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 申込
①冬 12月2日(土)
②参加者全員のお名前と年齢と生年月日
③代表者のご住所
④電話番号
⑤当日連絡先電話番号(携帯)
⑥メールアドレス
⑦参加にあたってひとこと^^
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*****************************
晩秋の自然 ゆったり癒されよう 感性が目覚めるツアー
こんにちは。インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
秋真っ盛りですね。
七十二候では 「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」
冬が始まっています。
こちら愛媛・今治のをかしや周辺では、
紅葉が色づきはじめ、イチョウの金色じゅうたんが待ち遠しいころです。
紅色に色づいた桜の落ち葉に惚れ惚れします。
真っ赤な宝石のようなフユイチゴの実、う~ん甘酸っぱい。
ヒッ、ヒッ、と高い声。
10月の末から、あちらこちらで鳴いている、冬鳥のジョウビタキ。
「おかえり。長い旅おつかれさまでした。
この冬もご近所づきあいどうぞよろしく。」
*****
自然の中に佇むと、余計なものが洗い流されていきます。
心と体が癒されていきます。
光のエネルギー、
調和とバランスをもたらしてくれる緑色、
さまざまな音が絡まりあった ゆらぎ のリズム、
樹木から発せられるフィトンチッド、
水から発せられるマイナスイオン、
・・・
おかげで、
リラックスし、自立神経が整い、ストレスホルモンが減り、免疫機能が高まるのです。
自然を感じるチャンネルを開くこと。
意識して自然を感じ、気持ちのよい体験をすると、
ふだん自然がそこにあるのを知っていても、
実は知っていなかった、つながっていなかった、ことに気づきます。
まるで、ずっと温かく見守ってくれていた、そばにいてくれた人の存在に気がつくように。
それは、毎日を心豊かに、心穏やかに、健やかに過ごせることの始まりです。
この晩秋と初冬、
11月25日(土) 感性が目覚めるツアー 4
12月2日(日) 森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 冬
それぞれ今年さいごの実施です。
一緒に行きませんか。深く優しい自然の中へ。
11月25日(土) 感性が目覚めるツアー 4
お申込みは本記事いちばん下へどうぞ。
*****
夏の癒しツアー のようす
「感性が目覚めるツアー8/11 と 朝の森林浴ツアー」
夏、8月11日の感性が目覚めるツアーにご参加いただいたのは
男性の方々でした。
インタープリターという仕事に興味がある、自然が好きでのんびりリラックスしたい、・・・
大学生とそのお父さん、社会人の方々。
ゆっくり森の空気を吸いながら、森の自然を見たり聞いたりさわったり。
遊び心のワーク。
夏の盛りなのに、真っ赤なカエデの葉っぱも見つかりました。
この日は山道にも上がり、林内が見渡せる斜面でものんびり一人の時間を。
「森は静かで何も動かないと思っていたら、動かないはずの木が、動いてた。
そよ風に揺られて、あんなにも枝葉がゆらゆらと。」
渓谷の奥で、静かに水と戯れました。水面を見つめ
「魚と遊んでいます」
うれしそうなみなさんそれぞれの足に、小さな魚が寄ってきていました。
「水面がキラキラして、光が、木に、葉に映って輝いている。
こんな美しい景色まじまじと見たことがなかった。
癒されました。息子と一緒にこんな体験ができて良かった」
「自然がこんなにリラックスできるものだなんて、初めて知りました」
「自然は好きだったけど、寝転んで過ごすなんて初めてで新鮮でした」
みなさんそれぞれ、自然とつながることができました。
こちらは同じく、夏に実施の 癒しツアー「朝の森林浴ツアー」
早起きして、6:30の鈍川渓谷。
朝の自然は格別に爽やか。まだ涼しい中を歩きながら、花の香りや小さな生き物、自然のアートに出会いました。
川辺で、ひんやりした清水で手を洗ったり、水を肌に当てれば、すがすがしい。
裸足を通して、水から土から、自然の力をいただきました。
山の道では朝の光が森を照らし、すべてが輝き始めます。頬を撫でるそよ風。
一時間後、セミの声がだんだん大きくなりました。
「こんなに早起きしたの、久しぶり。気持ちいい。川の水、気持ちよかった」
「太陽が、あんなに温かかったなんて」
「自然のリズム、取り戻せました」
みなさんが、自然の中で元気になれる時間を、
自然とつながるチャンネルを開くきっかけを ご提供したい。
感性が目覚めるツアー 過去記事はこちら
第1回・5月 第2回・6月
*****
忙しく、頭ばかりを使うことが多い現代人。
必要なのは、考えるのではなく、「感じる時間」。
鈍川渓谷の優しい自然の懐で、
歩き、遊び、ゆったりし、五感を使った楽しいワークを通して、
「感性」、「感じる力」を呼び覚まします。
美しい自然に“気づく”力がつけば、
普段の暮らしの中でも、自然からの癒しを得、疲れをリセットしやすくなります。
「感じる」ことで、素の自分自身を大切にし、本来の力を取り戻しましょう。
さあ、肩の力をぬいて、
自分の中にある 自然の力を見つけにいきましょう。
日時: 11月25日(土) 9:30~2時間程度
集合場所: 鈍川渓谷ふれあいの森森林館
(今治市玉川町鈍川 鈍川温泉峡上流約1.5㎞左手の駐車場) 駐車場あり
対象: 16歳以上一般
定員: 16名程度(最少催行人数2名)
料金: ひとり2,000円
※雨天実施(荒天中止)
持ち物・服装:
野外で活動しやすいあたたかい服装・靴(履き慣れた運動靴など)、帽子、タオル、行動中の飲み物、
カバンは両手が空くリュックサックなどが便利、雨具(カッパ)、ザックカバー(雨天用 必要な方)
※雨の日はカッパを使います。傘は使いません。カッパは上下セパレートのものがおすすめですが、あるものでも結構です。
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
鈍川渓谷 感性が目覚めるツアー 11/25(土)申込
1.参加者全員のお名前と生年月日
2.代表者のご住所
3.当日連絡先電話番号(携帯)
4.メールアドレス
5.参加にあたってひとこと^^
心をつなぐお祭り
こんにちは。インタープリターでアニマルコミュニケーターのたまです。
はや立冬。霜月になり寒くなりましたね。
うちでは薪ストーブに火をつけるようになりました。
引っ越してすぐの昨冬は、予想以上の山里と古民家の寒さに慌て、
薪が足りなくて困ったのですが、
今年は、春にいろんな方にいただいた木を薪にしておいたので、安心して冬を待っています。
でも家の戸、窓などの隙間はふさがないと!おそるべし隙間風、ですから!
でも、炭火やストーブで暖をとっても、一酸化炭素中毒になる心配はありませんけどね^^。
さて、先月10月をふりかえって、お祭りのことを書きます。
昨年2016年、私たちは引っ越し準備中で、10月、初めてこの
「今治市玉川町鍋地」集落のお祭りに参加させていただきました。
私、たま は、隣の集落で生まれ育ったのですが、
鍋地のお祭りを見るのは初めてでした。
そしてびっくり!
一日中お神輿が集落を練り歩き、家々に寄っては獅子舞が披露され、その家々でそれぞれいろんな食べ物飲み物のお接待があるのです。こどもたちはあちこちでお菓子をもらって大喜び。
そしてとってもオープン。初めての人も明るく快く受け入れてくださって、どなたもニコニコ、のハレの日。
夕方から夜には、集落中心の広場で、神楽、ライブ、太鼓、獅子舞、餅撒き、くじ引き。盛りだくさんのお楽しみがいっぱいだったのです。
とても楽しくて、その場にいる人みんなが楽しそうで、素晴らしくてびっくりしたのでした。
横須賀出身のマロにとっては、お祭りにふれるのもほぼ初めてで、さらなる驚きと喜びでした。
すてきなところに引っ越せるんだなあとワクワクしたのです。
そして1年。
鍋地の方々に、私たち親子とも親切にしていただき、美しい自然の中で楽しく暮らし、
今年2017年のお祭りを迎えました。
秋晴れに恵まれて、お神輿さんと獅子さんが巡っていきます。
今年のお祭りは、ふたつ、新しいことがありました。
前回までの記事にも書いていましたが、
★4年ぶりに 継獅子 が復活!マロとこどもたちが挑戦させていただきました。
★JICA青年研修で、オセアニア(ソロモン諸島、バヌアツ、サモア、フィジー)の方たちが日本文化体験にお祭りに参加しました。
鍋地のみなさんは歓声と拍手で温かく研修生を迎えてくださいました。
研修生のみなさんもお神輿を担がせてもらいました。
「スポーツを通じた地域振興」を学びに来ているみなさんは、
何かしらのスポーツマンなので、
「お神輿重い?」って聞いたら、
「軽いよ。いいトレーニングだよ^^」 だそうでした。
日本の小さな集落の村祭りは、世界デビュー!
南太平洋の島々に知られることとなったのです^^。
言葉がちがうので研修生も鍋地のみなさんも
初めはお互いシャイではありましたが、
おいしい食べ物、お酒を どうぞ どうも とするうちに、
だんだん慣れて、夜の部へ。
鍋地の女の子たちの美しい神楽、フォークロアの仙九郎さんライブ、今治市朝倉地区の方々の和太鼓演奏、鍋地の獅子舞と、
毎年祭りを盛り上げに一日参加してくれている松山の吉藤の獅子舞、
そして、4年ぶりの 継獅子 です。
継獅子 は、今治伝統の珍しい獅子舞。
人の上に人が乗り、獅子頭をかぶったこどもが上で舞います。300年ほど前に神様への奉納として二継ぎから始まった継獅子は、人々の「天の神様に近づきたい」という願いと共に、三継ぎ、四継ぎ、五継ぎ、と発展し、各地区で大切に守られている文化です。
継獅子についてはこちら
鍋地の継獅子は、地域を盛り立てるために、20年ほど前に今治阿方地区の継獅子を習って、始められたのだそうです。
大切につないできたけれど、こどもが少なくなり、小学生がいなくなってしまったためできなくなってしまっていました。
そこへ私たちが引っ越したので、チャレンジさせていただくことになったのです。
そんな伝統芸能をやらせていただけるなんて、なんて光栄なこと!
9月から週3回練習を重ねました。
太鼓の音にワクワクし、高いところに上がるのにドキドキしながら、こどもたちもマロも自信をつけていきました。
おいちゃんたちは、やんちゃくれのこどもたちを懐広く育ててくれました。
そして本番。
鍋地の継獅子は、お神輿を一日担いで
お酒をたんまりいただいた最後の、夜に披露されます。
そこが、ドキドキなのです。
マロは、危うく酔いつぶれて起きられないかと心配しましたが、なんとか復活し、長男とともに二継ぎ獅子をやり遂げることができました。
ちょっとふらり、と危ういマロの足元。長男はふんばりました。
会場のみなさんは手拍子をして、ハラハラドキドキ、見守り、声援を送ってくれました。
危なかったとき、さあーっと素早くサポートに回ってくれた男衆のみなさん。
その自然な動きがありがたかったです。
そして、鍋地の男衆と、二男の三継ぎ。
こちらもドッキドキ。
手に汗握り、私も会場のみなさんも拍手を送りました。
二継ぎも三継ぎも、一つずつポーズが決まるたびに拍手をいただき、
会場が温かい空気に包まれました。
支える人も、乗る人も、みんなががんばって団結してることがひしひしと伝わってきて、観客からは「涙が出そうになった。」
私もでした。
継獅子は、みんなが心を一つにしないとできません。継獅子には、氏子が団結して村を守っていこう、という姿勢を神様に見ていただく神楽舞でもあるそうです。
まさにそう実感しました。
こんな体験をさせていただけるなんて本当にありがたいと思いました。
オセアニアのみなさんもとても楽しんで、
この後、各国の歌や踊りをお礼に披露してくれました。
「とても素敵で感動した。」と鍋地のみなさんも喜んでくれました。
餅撒き、くじ引き、と夜の楽しいイベントを終え、
山の中の神社へ、提灯のあかりとともに帰るお神輿。
さながら昔話のような光景でした。
お祭りが終わると、集落は静かになりました。
忙しかったけれど、お祭りの頃を思い出すとすでに懐かしい。
次のお祭りが待ち遠しくなっています。
日本全国、お祭りを大切にしている地域はたくさんありますね。
こうやって、お祭りというのは、
みんなの心の中で大切なものになっていくのだな、
地域を大切にする気持ちがますます育っていくのだな、
と実感しています。
お祭り準備などを通して、集落のみなさんはお酒を酌み代わし、
力を合わせ、結束を強めていきます。
リーダーは、「親世代から継いだこのお祭りを、次の世代へ、未来へつなぐことが使命だと思ってるんだ」とおっしゃいました。
鍋地は、お祭り以外にも地域行事がいろいろあって、コミュニティの結びつきが強いところです。それでいて開かれた雰囲気のある明るいところです。
私たちは感謝して、私たちも地域のためになることをしたい、
温かい伝統を、未来へつないで行きたい、
と深く思った、今年のお祭りでした。
ちなみに、現在集落に小学生はうちのこどもたち二人のみ。
誰か引っ越して来てくれたら、一緒に遊べるのにな~、一緒に継獅子できるのにな~、って、こどもたちと話しています^^。
どなたか一緒に、未来へ心をつないでいきませんか。