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三原市おもてなしガイド養成研修その2

こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

さて、先日のブログでもお伝えしましたが、週末の15日、広島県は三原市でガイド養成研修をしてきました。
全二回シリーズの、今回が二回目になります。

前回第一回の記事はコチラ!

 

今回は雪の恐れがあったため前日入りしました。
そして朝起きてびっくり!

 

一面の銀世界。

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今冬最強の寒波が訪れ、世界を白一色に染めていました。

 

しかも広島では特にその影響が強かったらしく、数十年ぶりの大雪となったのです。

 

こんな状況で、野外でのガイド研修できるのか?

 

・・・と波乱の幕開けとなりました。

 

 

さて、講座のはじめはいつもオリエンテーションから。

 

スケジュールや目的、目標を全員で確認。

そして前回の内容をていねいにおさらいします。

オリエンテーション スケジュール

 

そのあとはガイド実習。

 

実際に、今後三原市のガイドで使われる場所を舞台に、どんなお客さんが来ても楽しく体験できて、三原の歴史や魅力が伝わる遊び=「アクティビティ」を考えます。

 

通常、歴史やまちなみのガイドでは、とかく「知識」や「情報」を詰め込みがちです。

 

そしてそして・・・。

ガイドさんはとにかく喋り倒します。

お客さんはひたすら聞くだけ・・・。

 

しかし、お客さんは必ずしもそんな詳しいことを求めてきているわけではありません。

むしろ、「楽しい体験」や「のんびりした時間」を求めてきている場合も多い。

 

 

特に家族連れやカップルがはじめてその町にきた場合、歴史やまちなみに興味があるわけではなく、ただ「楽しい時間」を過ごしたい場合がほとんど。

 

そしてたまたまガイドツアーに参加するのです。

 

なのにひたすらマシンガンのように歴史やまちなみの話を聞かされ続けたら、、、。

 

多分「おなかいっぱい」になり、その町には二度と来ないでしょう。

 

話しすぎ

 

あ、これ当のガイドさんは決して気づきません。

なぜならば参加者は気を使って

 

「こういうの、好きな人は好きですよね?」

とか

「すごくお詳しいんですね。」

 

とか言ってくれるからです。

・・・でも、気づかなければいけません。

 

それらのコメントは「面白くなかった」という意思表示である場合が多いのです!

 

もちろん知識も必要ですし、マニアックな人にも満足していただく備えをする必要もあります。しかし、それ以上に必要なのは、奥深い歴史やまちなみや自然の魅力を誰でも楽しめる「楽しい時間」に変換し、それを通じて多くの人を魅了し、ファンになっていただく「伝える力」です。

 

 

そんなガイドを目指して、特に今回は知識ではない「伝える力」の習得を目的に研修が行われました。

 

 

さてさて、オリエンテーションの後は、グループごとに約1時間半の下見と準備時間を経ていよいよ実践です!

 

ひとつめの班は、屋内の「みはら歴史館」を舞台にしたガイド。

 

当然いろんな展示物がありますが、それをただ喋って解説するのではなく「体験」を入れて誰もが楽しめるようにするのが今回のミッション。

 

いやー、良かった。なかなか素晴らしい体験でした。

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かつての広大な三原城を再現したジオラマで、「陣取りゲーム」をして遊ぶ、というもの。

そしてそのゲームを通じて、知らず知らずのうちに現代の三原の町と、かつての広大な城との位置関係がわかってしまうという仕掛け。

 

うーん、やりますなあ。

これなら大人と子供が一緒に楽しめる!

 

続いて次のグループ。

この頃には雪も溶けてだいぶやりやすい雰囲気に。

 

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このグループの舞台は「石垣」。

今ではショッピングセンターの周りに、ほんとに何気なくある石垣なんですが、これが実は450年前の石垣。

 

三原城は日本三大水城に数えられ、広大な敷地とそれを取り巻く石垣が非常に立派な城でした。

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でも今はその痕跡はほとんど残っておらず。あるのは石垣だけ。

 

なので、かつて櫓(やぐら=見張り台)のある石垣に登り、古の武将のように、遠くの海を見渡してみよう!という体験。

 

ちなみにかつてはこの先は海。まさにフロントライン。

しかし今は完全に埋め立てられ、その先にあるのは建物のみ。

 

でも石垣に登って遠くを見て、「敵だー!」などと叫んでみると、不思議とそこに海があるような気がするのです。

 

それこそが「体験」の力です。

 

こんな感じで全ての班がガイドの実践をし、部屋に戻ってきました。

 

戻ってきたら、実施後に参加したメンバーからいただいたコメントを元に内容の練り直し。

このように実践し、フィードバックをもらい、修正する。

まずはやってみて、PDCAをまわしていくという、徹底した実践方式が、私たちの研修の特徴です。

 

練り直し

 

その後、車座になって二日間全体のふりかえりをし、研修は終了しました。

 

振り返り

 

今回の研修は、本来三日間で行う内容を二日に圧縮したためかなりタイトでした。

 

しかも今冬最強の寒波が訪れて・・・。

 

でも、そんな中でも参加者の皆さんのやる気と、そしてスタッフの熱い思いでかなりアツい研修になったのではないかと思っています。

 

この研修を通じて私も三原を大好きになりました。

一見すると全く気づかないのですが、よく見ると450年の歴史がチラチラ見えてくる。

 

まるでブラタモリのような、、、。

 

もし機会があったらみなさんも三原に行ってみてくださいませ。

わかりにくいけど面白い!

だからこそ発見のヨロコビがある!!

 

以上三原市おもてなし研修の報告でした。

2017年01月16日

三原でガイド養成研修。

こんばんは。

一般社団法人をかしや「マロ」こと菊間 彰です。

 

ここのところ「きこり」関連の投稿が多かったのですが、今日明日は違います。

本業中の本業である「ガイド養成」の仕事です。

 

明日は、12月から始まった「三原おもてなしガイド養成講座」の仕事。

 

12月の記事はコチラ!

 

 

そのために本日夕方三原入りし、三原城関連の下見をしていました。

いやー、これが面白い。

 

三原という町は、一筋縄ではいきませんね。

いやー、分かりにくい!

でも、それがオモシロい!

 

だって、今治城と同じく「日本三大水城」でありながら、今は城の片鱗もないのですから。

そんな場所で、三原の歴史の魅力を伝えるのは大変。

ガイドの力量が試されます

 

例えばここ、「舟入櫓=ふないりやぐら」。

かつて三原城は海に面した広大な城でした。

今は埋め立てられてそんな気配はないのですが。

 

その三原にあって、かつて海に面していた、まさにフロントライン。

三原城に入る船が通る玄関がここ。

立派な石垣が築かれています。

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しかししかし。

振り返ればヤツがいる!

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イオンです、、、。

 

つまり超街中にあるということ。

どうやったら三原の魅力をつたえられるか、、、、、。

 

そんな難題に挑戦するのが明日の

「三原おもてなしガイド養成講座」。

 

でも、過去の経験からわかるのですが、参加者の皆さんの力はすごい。

必ず、素晴らしい案が出てきます!

実に楽しみです。

 

最後におまけ。

三原 で私のツボに入ったのがこの店。

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「おふくろの店 居酒屋 山奥」

 

え?

 

三原って、海が超近いんですけど、、、。

このお店から海まで徒歩1分くらいなんですけど、、、。

でも山奥!

すげー!

 

私、こういうの大好きです。

 

以上三原よりお届けしましたー!

 

 

2017年01月14日

今日も山の中。

こんにちは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

今週の私は「きこりウィーク」。

来週は出張続きなのですが、今週は毎日林業に勤しんでおります。

 

今も、山の中でこの記事を書いています。

 

今日の朝は、現場への山道を上っていくと森の木々の間にお日様が見えました。

 

山に入ると分かりますが、日陰は寒く、日が当たるとすごく暖かい。

なんとも神々しい景色に、少しうれしくなります。

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昨日の帰り道、山から湖を見下ろす美しい景色に出会いました。

夕焼けに染まった空、背後の山々、静かな湖面、中ほどに浮かぶ島。

そのどれもが相まってなかなか素晴らしい景色でした。

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このように、山仕事をしていると、何気ない日常の中にある、一瞬のヨロコビに触れることがあります。

 

美しい景色だったり、朝の空気の冷ややかさだったり、あるいは普通のおにぎりが格別に美味しかったり。

 

多分普段の暮らしの中にもそういうヨロコビはたくさんあると思うのですが、忙しい日常では感じにくい。

 

自然の中にいるからこそ、そういうことに敏感になり、素直に喜ぶことができるんだと思います

 

こういうの、好きですねえ。

 

さて、今は昼休み。

山での最大の楽しみ、お弁当が終わり、まったりしている至福の時間。

みんな昼寝してます。

 

私も少しゴロリとしようかと思います。

 

それではおやすみなさい。

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2017年01月12日

前略、山の上より。

こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間彰です。

 

さて、今週はきこりウイーク!

 

ということで、今日も山に来ております。
本日は久々に、現場から実況生中継でお届けいたします!

 

まずは今朝の石鎚山から。
朝日が綺麗でしたよ〜。

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そして今は昼休み。
弁当食べ終わって、まったりしてる時間。

 

今はこんな感じでこの記事を書いています。

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今日の伐採仕事は3人で行っています。

 

宇和島(津島)の森本さんと松山の村瀬さん。

そして今治のワタクシ菊間。

現場は伊予西条の山の上!

 

オール愛媛体制で仕事に臨んでおります!

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二人ともいい笑顔です!

きこり仕事は、とにかく飯がうまい!

そして携わっている人も魅力的な人が多い。

 

・・・私も含めチョット変わり者が多いかもしれませんが。

 

でもとても魅力的ん仕事だなーと、毎日思っているのです。

 

以上現場から菊間がお届けしましたー!

2017年01月11日

きこりの1日。

こんばんは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

本ブログで再三お伝えしてきてますが、私は冬の時期、林業に携わっています。

 

過去の記事はコチラ!

 

私はもともと専攻が林学ですし、富士山麓で富士ヒノキ切ってたこともありますし、とにかく森と林業が好きなのです。

 

あとチェーンソーも。

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そしてなにより、地域の人が地域で小金を稼げる仕組みを作りたいのです。

 

そうすれば、ここ今治にもIターンやUターンの若い人たちが来やすくなるのではないか。

 

そんなことを考えつつ日々きこり業に汗を流しています。

 

今日も林業に勤しみました。

きこりの朝は結構早いです。

 

いまの現場は、今治から車で1時間の伊予西条。

なので7時には家を出ます。

 

いまの時期だと薄明るくなった頃に出発する感じ。

そして嬉しいのは、途中で西日本最高峰の山「石鎚山」から出る朝日が拝めること。

 

なんともありがたいことです。

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現場に着いたら身支度。

チェンソーを使う以上、防護パンツは必須装備。

誤ってチェンソーの刃が自分の足に当たったとしても、細い繊維が巻きついて刃を止めてくれます。

 

足元は、踏ん張りが効くスパイク足袋がやはりよろしい。

もちろんバイザー付きヘルメットもかぶります。

こんな感じの出で立ちです。

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今日の現場は、車から歩いて約15分ほど。

現場によっては1時間以上も歩かなければならないこともあり、そういう時はしんどい。

 

チェンソーは大体4〜5Kgくらいあり、燃料として混合ガソリン3リットル、チェーン潤滑用オイルを1、5ℓほど持ちます。遠い現場ではもちろん弁当やお茶も。

 

要は10キロほどの荷物を持って山をえっちらおっちら歩くわけです。

「軍隊か!」とかツッコミたくなります。

 

でも、その分体力がつくので良いかなーと、私は思っています。

 

そして、痩せますよー、きこり業は。筋肉もつくし

私は12月に今シーズンのきこりを初めて、二週間で体脂肪率が2パーセントほど落ちました。

正月で美味しいもの食べ過ぎても、林業やればすぐ落ちます。

 

ダイエットにもボディメイクにもきこりはおすすめ! です。

 

さて、今日の現場は標高が高かった為、海が見えました。

ダイナミックな自然の中で仕事ができ、眺めが良いのも林業の魅力。

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ちなみに作業中の写真はありません。

なぜならば、自分で自分の写真は取れないから。

本当はチェンソー振るってるカッコイイ写真欲しいんだけど・・・。

 

ということでご容赦を。

 

昼になったら弁当を食べます。

これがまた美味しいこと!

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私は普段、基本的に炭水化物を取りません。しかし、林業の時は別!

めちゃ米食べます。だけじゃなく甘いものも食べる!

山でカントリーマアムなぞ食べると「この世にこんな美味いものがあったのか!」

と思います。

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こんなこと言うと私を知る人にはびっくりされますね。

とにかく普段は米や甘いもの、一切取らないですから。

 

昼飯が終わったら午後の仕事。

バリバリ木を切ります。

 

夕方4時頃、作業終了。

山を下りて、時間があればチェンソーのメンテナンスなどします。

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ブラックな長時間労働とかはあり得ません。

だって暗くなったらできないもん、林業・・・。

 

ということで、いかがだったでしょうか?林業の魅力。

 

なんせ私個人的には「健全にキツイ」というのが良いと思います。

確かに林業は、体力的にキツイです。

 

でも理不尽な上下関係も、不当な長時間労働も、搾取もおそらくありません。

 

世の中に楽な仕事などありやしません。

どれもそれなりにキツイ。

であれば大事なことは

 

「達成感があること」

 

「自分のやることが誰かの役に立っていること」

 

「生きてるって実感できること」

 

そういったことなのではないでしょうか?

 

そんなことをツラツラ考えながら、明日も山に向かおうと思います。

 

そうそう、都会の人向けの「森林の仕事ガイダンス」というのが、東京や大阪で開催されます。

興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか?

 

森林(やま)の仕事ガイダンス

 

 

 

 

 

2017年01月10日

薪ストーブ、はじめました。

こんばんは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間彰です。

 

まず初めにお詫び。

本ブログ「ほぼ毎日更新」を心がけております。

しかしながら、前回の投稿から今日まで、なんと5日も空いてしまいました、、、。

 

すみません。

楽しみにしていただいた方もいらっしゃると思いますので、お詫びいたします。

 

なぜそんなに空いたかというと、引越しをしてたのです。

荷物はなんとか5日に運び終えたのですが、それからが大変、、、。

 

どこに何があるのかわからず、、、、。

古民家は隙間だらけで死ぬほど寒い、、、。

昼間はきこり仕事が始まったので時間ないし、、、。

 

ということで、この数日間はなんとか普通に暮らすための作業をしていました。

一昨日には風呂が使えるようになり。

昨日はテレビが開通し。

 

そんな感じで少しづつ文明開化している をかしや。

そして今日、ついに薪ストーブが入りました!

 

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いやー、温い温い。

田舎暮らしに薪ストーブは必需品だと、改めて感じました。

灯油ストーブも私は好きなのですが、寒い地域だと灯油代がバカになりません。

 

私はかつて2年間、雪の2m積もる新潟県のとある地域に住んでましたが、18リットルの灯油が三日でなくなってました、、、。

 

 

さて、薪ストーブの設置について。

 

薪ストーブの設置にあたっては、壁への断熱と、ストーブの熱を蓄えて再放射させるために「炉壁」の設置が必須です。私はガーデニング用のカラーブロックを使って自作しました。

 

二色使って市松模様にしたのがちょっとした工夫。

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薪ストーブは煙突の設計が命なのですが、今回はとにかく急いで設置しなければならなかったため、簡単な「壁抜き」で施工しました。ちょうど小さい窓があったし。

 

ほんとは断熱二重煙突を自作して、屋根を抜こうと思ったのですが、それは来シーズンのお楽しみ。

 

ところでこの薪ストーブは、以前の事務所で使用していたもの。

 

ほんのワンシーズンのみ、しかも事務所なので毎日運用はしてないのですが、煙突には相当なススが溜まっており煙突掃除をしました。まあこのへんが、シングル煙突の限界です。

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繰り返しますが、薪ストーブは煙突が命。

 

車に例えると、煙突がエンジンに当たります。

薪ストーブ本体は車体。

 

いくら車体が立派でも、エンジンが非力だと走らないのです。

 

なので来年は二重煙突を自作するのだ!

 

さて、屋内の施工が終わったら外部の煙突。

シングル煙突はヒジョーにペラペラグラグラで、初めて買った時には

 

「え、こんなんで何万円もするの?」

 

 

と驚いたもんです。

しかし今回は二回目なので慣れたもの。

 

煙突自体に強度はないので、ステーをしっかり取り付け固定します。

ちょっとナナメなのはご愛嬌。

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忘れてはいけないのが、台所と火の神様「荒神さん」。

この地域はとても信仰に篤い地域なので、しっかりと神棚をつくり、お祀りしました。

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ということで、本日薪ストーブ無事火入れできました。

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古民家や田舎の暮らしは不便ですが、一つ一つ自分の暮らしを「創っていく」良さがあります。

 

その中で、昔ながらの生活の知恵を学ぶ機会も多いものです。

 

これからも、創意工夫しながら暮らしを「創って」いこうと思っている今日この頃です。

2017年01月09日

新年早々お引越し。

こんばんは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

さて、今日は1月4日。

三ヶ日が明けて今日から仕事はじめ、という方も多かったのではないでしょうか?

 

をかしやの今日はというと、新年早々引越しをしておりました。

というか、今日だけではなく、昨日も引越しでした。

 

昨年は大晦日まで引越し。

大晦日の本ブログにも書きましたが、私たちをかしやは、足かけ3ヶ月くらい引越ししてます。

をかしやの大晦日

 

引越し先は築100年の古民家。

 

なので、正確に言うと引越しと言うよりも、入居するための古民家の整備や掃除、リノベーションをしているのです。

 

とても伝統を重んじる地域でもあるので、入居に際しては神主さんに来ていただき、きちんと祝詞(のりと)をあげていただきました。

 

こういったことを丁寧にしてくださる大家さんに感謝です。

 

横須賀出身の、もともと関東人である私にはとても新鮮な体験でした。

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そしてなんだかんだでようやく昨年末であらか整備でき、昨日から本当の引越しに入っています。

 

いやー、ここまで長かった。

 

でも、ようやく形になってきたので、これからが楽しみでもあります。

今年もいろいろ仕掛けて行きますよー。

 

これからはじまる、をかしやの第二ラウンドにどうぞご期待ください!

2017年01月04日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます!

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間です。

今年一年もどうぞよろしくお願いします。

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2017年がめでたく始まりました。

皆さんはお正月どのように過ごされたでしょうか?

 

私は愛媛今治で、親族が集まって和やかな正月を過ごしました。

正月を迎えるたびに、日本人でよかったなあと思います。

 

2016年は、7年間個人事業をしてやってきた「をかしや」が一般社団法人として再スタートを切った年でした。昨年1月5日に法人登記したので、ようやく一年が経過したことになります。

 

昨年一年は、愛媛や高知での仕事に加え、ベトナムでも仕事をする機会に恵まれ、海外進出を果たした記念すべき年となりました。

 

私はひそかに決めていることがあります。

 

「10年後には、海外を飛び回って仕事をする」というのものです。

なんの根拠もないのですが、そう思っています。

 

日本は素晴らしい国ですが、それだけでなく、世界の価値観に触れたい。

世界の中の日本人として、胸を張って仕事をしていきたい。

 

日本には美しい自然や、文化や歴史など、良いものがたくさんあります。

 

もちろん世界にも、美しい自然や文化、歴史がたくさんあります。

 

そういった目には見えないけど素晴らしいものを、わかりやすく体験的に伝えていくのが私の仕事。

 

今は主に国内が舞台ですが、いずれは世界の人たちを相手に「インタープリテーション」や「エコツーリズム」の技術や考え方を伝えていきたいと思っています。

 

法人化2年めとなる2017年は、そのための第二ステージ。

 

今年も全力で駆け抜けますので、どうぞみなさま、今年も一般社団法人をかしやを、よろしくお願いいたします。

 

2017年01月03日

をかしやの大晦日

こんばんは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間です。

 

さて、いよいよ大晦日。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

私たちは、昨日に引き続き、やっぱり古民家整備をしてました。

今年はとにかく、大晦日まで慌ただしい年末でした。

 

でも今日はとてもいい天気。

作業は気持ちよくすることができました。

 

今日のメインの作業は、「いちぶ」の中の棚づくり。

 

みなさん「いちぶ」って聞いたことありますか?

私は初めて聞きました。

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「いちぶ」というのは、こんな感じの屋内にある「物置」「物入れ」のことらしいです。

四国の方言なのか、愛媛のことばなのか。

詳しくはわからないけど、とにかく屋内にある物入れのことを「いちぶ」というらしい。

 

いちぶというのは、かなり広大です。

私たちの古民家にあるのは、畳三畳分くらいあります。

三畳間の、広大な空間。

棚も何もなし。

 

そのままではとても資材を収められません。

なのでしっかりとした収納棚を作りました

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なかなかダイナミックなサイズでしたよ。

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ということで、をかしやの2016年大晦日は、日が暮れるまで作業して、つつがなく終了しました。

みなさまの2016年はどんな年だったでしょうか?

 

いやー、これで2016年の業務がようやく終了。

今は12月31日の20:50。

 

これから年越しそば食べて。紅白歌合戦見て。年末らしく過ごします。

 

みなさまも良き年を迎えられますように!

 

来年2017年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

2016年12月31日

古民家のお宝。

こんばんは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

さて、年末ですねえ。

すでに12月30日。

今年もあと1日だけです。

 

しかし私たちをかしやは、全くそんなこと関係ない日々を過ごしています。

今、ずっと引越しをしているのです。

かれこれもう3ヶ月も。

 

「なぜ引越しに三ヶ月?」

 

そう思われるかもしれません。

 

実は、引越し先は普通の家ではなく、築100年の古民家なのです。

 

しかも、たいていの古民家は昭和の時代に現代風の改築がなされているのですが、私たちが引越しをしている物件はそういった改装が全く入っていない、100年前ほとんどそのままの家なのです。

 

当然100年もたった家なので、引っ越すためにあれこれすべきことがあります。

 

畳をあげて床下を直したり、屋根裏部屋を回収してフローリングにしたり。

あるいは古い壁をきれいにするために漆喰を塗ったりしています。

 

つまり今私たちは、古民家のリノベーションをしているのです。

 

これが手間がかかる!

 

気づけば三ヶ月もたってしまいました。

でも、少しづつきれいになっていく家を見るのはとても楽しいものです。

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もともと私たちをかしやは古いものが好きです。

日本的なもの、地域の古いもの、伝統的なもの。

そういったものを大事にしたい。

 

そんな思いから、古語で「楽しい、趣のある、優美だ」を意味する「をかし」をとって「をかしや」と名付けたのです。

 

さて、築100年の古民家には、やはり「をかし」なものがあります。

たとえば、、、。

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あ、あ、赤紙!

・・・と思ったらなんと大昔の、米を保管する道具?のチラシでした。

 

さらにさらに!

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大正15年の新聞!

 

いやはやさすがにお宝が眠っております。

 

というわけで、明日の大晦日も片付け。

明日はどんなお宝が出てくるでしょうか?

 

それでは、また!

2016年12月30日
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