国際交流について考えよう。四国ブロック大会
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です
さて、私はかつて「世界青年の船」という内閣府の国際交流研修に参加しました。
18歳から30歳までの世界1二日国の若者と一緒に、「にっぽん丸」という船に乗って旅をするプログラムです。
船上ではディスカッションしたり、講義があったり、クラブ活動があったりする、要は「船の上の大学」のようなものです。
そして今年から、私は研修後の地域活動団体である「愛媛県IYEO」の会長をしています。
以前も本ブログでお伝えしましたが、そのIYEOが、今年の7月15日(土)、16日(日)に「四国ブロック 青少年国際交流を考える集い」を開催します。
通称「四国ブロック大会」と呼んでいるこの集いは、四国四県のIYEOメンバーが毎年各県持ち回りで実施している、国際交流に関心のある人が意見交換をしたり、交流して学び合う集いです。
そして今年は我が愛媛県での実施!
ということで、私としてはせっかくの機会なので、国際交流関係のひとだけではなく、多くの人に参加してもらいたいと考えています。
なので、愛媛県の良さを知ってもらい、愛媛の「自然」や「文化」や「食」を満喫してもらいながら国際交流と世界のこれからを考える、そんな一泊二日を考えてみました!
二日間でこんなことをします。
・瀬戸内を渡る風になる 〜しまなみ海道サイクリング!〜
・日本一の激流を体感! 〜急流観潮船ツアー〜
・プライベートビーチ! 〜小さな島のヒミツのビーチで泳ぐ&まったり〜
・ゆるキャラまつり
〜バリィさんとみきゃん、ダークみきゃんがやってくる!〜
・ゆるいからこそつながれる〜ゆるキャラを通じた地域活性〜
第一印刷株式会社社長、西原 幸太郎さんの講演会
・講演を踏まえての意見交換 〜えんたくんミーティング〜
・鯛やヒラメが舞い踊る!? 〜地産地消の愛媛の大宴会〜
・あの都市伝説は本当だった! 〜ポンジュース蛇口〜
空の上をサイクリング!
ヒミツのビーチに行きます。泳げますよ〜!!
えんたくんミーティング
どーですか?
楽しそうでしょ?
プロガイドである私が、自信を持ってお勧めします!
はっきりいってこれは、ブロック大会という名前を借りたエコツアーです。
もちろん国際交流のこともしっかりと考えますが。
ということでこの機会にぜひ、愛媛に来ていただければと思っています。
参加費は13000円と高いように思えますが、そんなことないです。
だってこれ宿泊費、夜の懇親会費、翌日のエコツアーまでコミコミ料金。
実費しか取ってないので実は激安です。
ぜひぜひ、多くの方に来ていただいて、国際交流について考えるきっかけ西てもらえれば、と思っています。
以下、ご案内です。
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平成29年度 四国ブロック青少年国際交流を考える集い
企画趣旨:
ここ数年、特に昨年から今年にかけて、世界は大きく変わろうとしています。イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙という二つの象徴的な出来事を経て、オックスフォード辞書はこの現象を「ポスト真実」という言葉で表現しました。そして世界と日本を見渡せば、さまざまな「分断」が進んでいます。そんな世界のこれからを考えるとき、広い視野を持ち、個性を尊重し、お互いを認め合える人材の育成が求められています。
本大会では基調講演として、今治ゆるキャラ「バリィさん」の産みの親である、第一印刷社長西原孝太郎氏をお招きし、ゆるキャラを通じた地域活性についてご講演いただきます。バリィさんは、しまなみ海道の形のクラウンをかぶり、船の形の財布を持ち、「美しい橋のかかる造船の町」である今治を体現しています。そしてゆるく、かわいいキャラクターだからこそ、誰からも愛される存在となっています。
講演、そしてその後のワークショップを通じ、地域を再発見し、立場の違いや利害をこえて「つながる」方法を模索します
2日目には、地域理解研修を行います。絶景を眺めながら海の上を走るしまなみ海道は「サイクリストの聖地」といわれ、外国人も数多く訪れています。また、かつて村上水軍が縦横無尽に走り回った瀬戸内の激流を体験し、船からしまなみ海道を眺めます。
これらを通じて、地域の魅力を世界に発信するためのヒントをさぐります。
期日: 平成29年7月15日(土)~16日(日)
会場:講演会・・・今治市民会館大会議室
http://map.city.imabari.ehime.jp/map/927-im-koukai.html
宿泊、懇親会および二日目・・・サンライズ糸山
http://www.sunrise-itoyama.jp/
対象: 内閣府、各ブロック内の地方公共団体が実施し
た青少年国際交流事業の既参加者、国際交流に関心の
ある青少年等
参加費:宿泊(全日程参加)
大人:13,000円(中学生以上)
(懇親会費込、1泊2日朝食昼食およびレンタサイクル含む)
こども: 6,000円(4歳〜小学生) ※3歳以下は無料
日帰り参加:4,500円
(初日は懇親会費、二日目は地域理解研修費込)
初日ワークショップまで:500円
日程:
第1日目 7月15日(土)
12:00~13:30 四国ブロック国際交流事業関係者連絡会議
13:00~13:30 受付
13:30~13:45 開会式
13:45~14:45 基調講演
「ゆるいからこそつながれる〜ゆるキャラを通じた地域活性〜」
第一印刷株式会社 代表取締役社長 西原 孝太郎 氏
15:00~16:30 ワークショップ「えんたくんミーティング」
※小グループに分かれて実施するワールドカフェ形式のワー
クショップ。自由に書き込める丸いダンボール「えん
たくん」を囲んで座り、アイデアを自由に出しあいます。
16:30 ワークショップ終了、
17:00 「サンライズ糸山」へ移動
19:00~21:00 懇親会
第2日目 7月16日(日)
7:00~ 8:30 朝食、チェックアウト
9:00~10:00 帰国報告会
10:30~14:50 地域理解研修
A.サイクリング B.潮流体験 (昼食含む)
15:00 解散式のち解散
参加申し込み:
できるだけ下記専用サイトからお申し込みください。
もしくは参加申込書に氏名、住所、性別、参加人数、懇親会参加、宿泊希望を明記の上、7月7日(金)までに、下記までE-mail、FAXにてお申込み下さい。
参加申込書は、 http://blog.livedoor.jp/ehimeiyeo/application.pdf からダウンロードできます。
【申し込み先】
①専用WEBサイト:https://ws.formzu.net/fgen/S86242032/
②E-Mail: e-iyeo@hotmail.co.jp
③FAX :0898−55−3976
【振 込 先】 愛媛銀行 大街道支店
普通 口座番号:2698638
名義:愛媛県青年国際交流機構 事務局長 東口 有紀
後援: 愛媛県 愛媛県国際交流協会 今治市 愛媛新聞社
今治市国際交流協会
問合せ先:
四国ブロック青少年の国際交流を考える集い実行委員長
菊間 彰
TEL 090-8322-9431
FAX 0898-55-3976
E-Mail e-iyeo@hotmail.co.jp
http://blog.livedoor.jp/ehimeiyeo/archives/68650743.html
http://www.wokasiya.jp/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81…/…/
下関にてキャリア教育
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
昨日今日は(といっても日付変わってしまいましたが、、、)、下関にてキャリア教育の仕事でした。
中学生に、造船と船にまつわる仕事を体験してもらうのが業務内容。
トータル十時間くらいの授業時間をもらい、様々な体験をしてもらいます。
今回はその総仕上げ。
最後のプレゼンテーションに向けて、模造紙を使っての壁新聞作りのワークショップです。
今回お邪魔したのは二校。
最初の学校は眺めが良かった!
関門海峡がよく見えます。
二校目は一昨年からの継続校。
ワークショップ会場には、卒業生が残した造船の各場面を型どったステンドグラスが。
そしていよいよ壁新聞作り。
今まで学んできたことをふりかえりつつ、模造紙にまとめていきます。
みんな一生懸命やって、なんとか形にすることができました。
後は本番のプレゼンテーションのみ。
みんながんばれー!!!
そんなこんなで二日間を過ごしてきました。
ちなみに、下関と言えばやはりフグ。
下関では「ふく」というようです。
昼食に「ふくたたき丼」をいただきました。
私は乗り物が好きなので、行き帰りの新幹線も相当楽しい!
帰りの新幹線は700系ひかりレールスター。
四列シートが素晴らしく、グリーン車気分。
でも、700系のレールスターですら、今や新幹線の中の鈍行「こだま」扱いなんですよね。
そのあと乗り継いだのは九州新幹線「さくら」。
青磁色のボディが美しい。
そんなこんなでいろいろ楽しんだ下関出張でした。
明日からは東京出張です!
森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会
こんにちは。
理事でインタープリターでアニマルコミュニケーターの たま(菊間裕子)です。
本日は、まずは一曲。
♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~
さんぽっぽ
作詞 椎名容子 作曲 椎名昭彦 編曲クニ河内
あおいそらをながめていたら しろいちょうちょがとんできて
ぼくのはなのうえにとまった しろいちょうちょが2ひきにみえる
ら ら ら さんぽっぽ さんぽっぽ はるのさんぽっぽ
はるにははるの いいとこいっぱい
さんぽっぽ さんぽっぽ はるのさんぽ
さがしにいくんだよ
とおくのそらをながめていたら なんだかあやしいくろいくも
こわいかみなり ごろごろなった ぼくはりょうてでおへそをかくす
ら ら ら さんぽっぽ さんぽっぽ なつのさんぽっぽ
なつにはなつの いいとこいっぱい
さんぽっぽ さんぽっぽ なつのさんぽ
さがしにいくんだよ
ゆうやけぞらをながめていたら あかいとんぼがとんできて
そらにむけたぼくのゆびに そっととんぼがひとやすみ
ら ら ら さんぽっぽ さんぽっぽ あきのさんぽっぽ
あきにはあきの いいとこいっぱい
さんぽっぽ さんぽっぽ あきのさんぽ
さがしにいくんだよ
さむいそらをながめていたら しろいゆきがおちてきて
ぼくはおおきなくちをあけて つめたいゆきをぱくんとたべる
ら ら ら さんぽっぽ さんぽっぽ ふゆのさんぽっぽ
ふゆにはふゆの いいとこいっぱい
さんぽっぽ さんぽっぽ ふゆのさんぽ
さがしにいくんだよ
♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~
私のこどもたちは、今小4と小1の男の子です。
保育園に通っていたころ、可愛い歌をたくさん習ってきました。
そのうちの一曲 この 「さんぽっぽ」。
なんてかわいい素敵な歌でしょう。
保育園の卒園文集にも、先生はこの歌詞を書いてくれました。
(メロディは youtube で 探してみてください)
とても好きで、つい口ずさんでしまいます。
こんなさんぽを大切にしたい。
そう思って、この きまぐれようちえんのタイトルに さんぽっぽ をつけました。
自然、いきものが大好きな私は、
こどもたちが小さいうちから、一緒に空を見、虫を見、
近所をさんぽし、山へ行き、川へ行き、海へ行き、
いろんな自然との出会いを大切にしてきました。
おかげで二人ともいきもの、自然を大切にする気持ちを持ってくれています。
最近は、空を眺めて、龍やワニやフェニックスの雲を見つけて楽しんでいます。
キラワレものになりがちな、ヘビも、私たちは大好き。会えると大喜びです。
思い返してみれば、こどもたちと一緒に自然の中で楽しく遊んだことは、
私にとって何より大切な思い出であり幸せです。
もちろん、これからもまだまだもっと、
いろんなことを一緒に楽しんでいきますよ^^。
ただ、これまで通ってきた時間の貴重さに、改めて気がついたといいましょうか。
こどもたちにとって、大切な楽しい体験であってほしい。
そう思ったことですが、
実はそれは、親の私にとって、大切な楽しい「宝物時間」だったのです。
自然に癒され、こどもたちの感性と笑顔に心動かされる。
こどものたくましさに、びっくりしてうれしくなる。
何度、元気をもらったことでしょう。
(「森のようちえん 森のてらこや」(現在お休み中) での 一コマ)
こどもの頃、自然とふれあった記憶は、
大きくなってたとえ表面に出てこなくなっても、
必ず“心の引出し”に大事にしまわれています。
そして何かの折、
その記憶に助けられ、元気をもらったり、ヒントをもらったりするのです。
思い出して懐かしくなったり、自然を求め癒されたり、
何かを決める大切なきっかけになったり。
こどもたちには、その“引出し”に、できるだけたくさんの 「宝物」 を入れてほしい。
そして大人にとっては、こどもと一緒に自然に出かけることは、
自然と遊ぶ喜びを、こどもと過ごす喜びを、
再発見または、新たに発見する貴重なチャンスとなるのです。
自分自身にとっても、癒しの時間となるのです。
でも、自然のことを知らないから自然の中へ連れていけない・・・。
不安に思われる方、いらっしゃるでしょう。
でも、全部、こどもに教えてあげる必要はないのです。
自然を発見し、自然と仲良くなる天才は、こどもたち。
むしろ私たち大人は、こども先生について一緒に発見し、喜び、おどろき、学べばよいのです。
そうすることで、大人も、感性が開いてくるのです。
虫やカエル、ヘビなどが苦手な方も、多いと思います。
気持ち悪い虫なんて、いなければいいのに・・・。
そう思われることもあるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
見た目が違っても、暮らし方が違っても、
彼らは彼らの人生(虫生)を真面目に生きています。
生きることで、自然の中での役割を果たしています。
それぞれに生きている役割があります。
自然の中に、要らない命なんてありません。
見た目が違っても、生き方が違っても、
生き物も人間も、自然の中に暮らす大切な地球の仲間です。
それぞれが、一生懸命生きているということを認めること。
それぞれの素晴らしさを認めること、尊重できるようになること。
それは、自然と人の関係、人と人との関係においても
とてもとても重要なことではないでしょうか。
私は、苦手な生き物がある方にも、
ちょこっと好きになるお手伝いをしたいと思います。
楽しい体験をとおして、
自然と人、人と人が認め合うお手伝いをしたいと思います。
自然は、その美しさ、心地よさ、不思議さ、
危険、多様性、から、
多くの、ほんとうに多くのことを教えてくれるのです。
行きましょう。自然へ。
ちいさな さんぽ。
ここから始まる、自然とふれあう親子の幸せな時間を
みなさんにもぜひ積み重ねていただきたい。
そう願いながら、この 森のようちえん さんぽっぽの会 をご提供します。
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【★たまのきまぐれ森のようちえん★ 鈍川渓谷 さんぽっぽの会】
自然豊かな鈍川渓谷 森をのんびり歩いて遊ぼう!
親子で自然の楽しみ方見つけよう♪
一緒に自然の美しさや不思議さを共有する体験は、
親にとってもこどもにとっても、かけがえのない“宝物時間”です。
自然と遊ぶための“視点”を身につけ、“宝物時間”をたくさん作りましょう^^。
日時:2017年
夏 7月1日(土) 9:30~ 2時間程度
秋 10月14日(土) 9:30~2時間程度
冬 12月1日(土) 9:30~2時間程度
初夏 5月14日(日) 実施済
(雨天実施。雨の日は雨の自然と遊びましょう^^)
場所:今治市玉川町鈍川渓谷 ふれあいの森森林館集合(9:15)
(森林館・森の遊歩道・森のキャンプ場 で活動します。)
対象:
自分で歩いて自然に出かけられるようになった子どもさん親子(1歳さん位親子) ~ 小学2年生まで親子
※ベビーカーでは行けないところです。自分でトコトコ歩いて探検できるようになったお子さんから対象にしています。
定員: 16名程度
参加費:親子2人 2,000円、家族1人追加につき +800円
持ち物・服装:
野外で活動できる汚れてもいい服装、運動靴やトレッキングシューズまたは長靴、帽子、タオル、飲み物、ピクニックシート、カッパ(雨天時使用。傘は使いません)、お子さんの着替えがあると安心
申込フォーム
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 申込
①日程(上記をご覧ください)
②参加者全員のお名前と年齢と生年月日
③代表者のご住所
④電話番号
⑤当日連絡先電話番号(携帯)
⑥メールアドレス
⑦参加にあたってひとこと^^
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感性が目覚めるツアー
こんにちは。
理事でインタープリターでアニマルコミュニケーターの たま(菊間裕子)です。
2015年秋から、私は時々、昇る朝日を見に行っています。
アニマルコミュニケーターとしての修業の一環です。
朝日は、水平線から顔を出したときは真っ赤に輝いています。
しだいに温かいオレンジ色に輝き、まぶしいイエローになります。
そして、白金色に変わり、天高く昇っていくのです。
朝が苦手だった私は、恥ずかしながら、朝日ウォッチングをするまで、
この素晴らしい色とドラマを知りませんでした。
空の色も、毎回違います。紫、青、薄青、赤紫、ピンク、オレンジ…。
毎回違うし、見ているうちにどんどん変化していきます。
雲の形もさまざま。
鳥たちは、日の出の時間から羽ばたいて出勤していきます。
ほんとうに、お日様とともに起きて、お日様とともに眠るんだ、、、。
日の出前から、空は白んで明るいのですが、
太陽が昇ると、世界が変わります。
見ている景色の中で、ただひとつ、光を発するものが現れる。
ものすごい存在感なのです。
ほんとうに、 光 です。そして、世の中が明るく照らされる。
朝日は、もっとも生命エネルギーを与えてくれるもの。
心と体が満たされたように感じ、一日を始められます。
ありがたいなあ。
そう思えることがうれしいです。
さあみなさんも、朝日を見に…
というお誘い記事ではなくって^^。
朝日ウォッチングは、私の中の何かを目覚めさせてくれています。
自然の中で何かが目覚める…
5月27日、大人向けの鈍川渓谷ツアー
「感性が目覚めるツアー」 初回 を実施しました。
ゆっくり、深呼吸。
沢風を感じ、清らかな水にふれ、森の香りをいっぱいに吸い込みました。
森のやわらかな苔の上で、静かに、大地に身をゆだねます。
川の音、小鳥の声。木の枝が優しく揺れています。
気持ちよすぎて、何時間も時が経ったよう。
日頃考えていたことの答えが、この時間の間に ふっ と浮かんだ方。
「大地が教えてくれました。」
私はこんな「森の窓」から 空と雲を眺めるのが好きです。
森の命。岩清水に卵を産むタゴガエル。
岩の間の卵はなかなか見れないのですが、なんと見える所に。
夏には小指の爪の半分くらいの、ちいさなちいさなカエルが飛び跳ねます。
夏に会えることを楽しみにしています。
道中、タゴガエルや、サワガニが、ちょこちょこと登場してくれました。
フルルルル…カジカガエルの歌声も美しい。
今回は葉っぱを集め、感性のワーク。自然の見方が変わります。
あちこちに自然のアート。目を惹かれるグラデーション。
流れが描くゆらぎ。
参加者さんの撮った写真には、水面や森に美しい虹が写っていました。
「自然からたくさんの贈り物をいただきました。」
一息入れながら、水面を見つめます。
初めて会った参加者同士も、自然にお互いの話を…。
「初対面の方とは緊張してしまう私ですが、
鈍川の自然が心を緩めてくれるのでしょうか、とてもリラックスして楽しむことができました。」
水鏡。
道に、こんな方が眠っていました。下顎もありました。どうやら、大きなイノシシのめす。
何があって命を終えたかはわかりません。
降り積もる花、亡骸の毛を覆っていく緑は、まるでお弔いのようでした。
立派な雌は、多くのこどもたちを育てたことでしょう。
そして、森に還ったのでしょう。
畑を荒らす獣害の張本人、人との関係は難しいイノシシですが、
森の命として、生きることを全うした彼女に、手を合わせずにはいられません。
木漏れ日が描く繊細な模様。
風の丘にて、静かな時間。そよ風が、優しく撫でてくれます。
爽やかな自然を、いっぱいに感じ、心が満ちた 5月の 感性が目覚めるツアー でした。
「「今ここ」にあるものをもっと大切に、そして、自分の「これから」も見つめたい。
それを考えさせてくれるのが、自然の力なのかな。」
参加者さんから素敵な言葉をいただきました。
次回は 6月24日(土) 9:30~
感じる力を 呼び覚ましに行きましょう。
梅雨のツアー。雨が降ればまた素敵。雨も心と体を浄め潤してくれます。
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【 ~ 鈍川渓谷 感性が目覚めるツアー ~ 】
忙しく、頭ばかりを使うことが多い現代人。
必要なのは、考えるのではなく、「感じる時間」。
鈍川渓谷の優しい自然の懐で、
歩き、遊び、ゆったりし、五感を使った楽しいワークを通して、
「感性」、「感じる力」を呼び覚まします。
美しい自然に“気づく”力がつけば、
普段の暮らしの中でも、自然からの癒しを得、疲れをリセットしやすくなります。
「感じる」ことで、素の自分自身を大切にし、本来の力を取り戻しましょう。
さあ、肩の力をぬいて、
自分の中にある 自然の力を見つけにいきましょう。
日時: 2017年
6月24日(土) 9:30~2時間程度
8月11日(金・祝) 9:30~2時間程度
11月25日(土) 9:30~2時間程度
5月27日(土) 実施済
集合場所: 鈍川渓谷ふれあいの森森林館(今治市玉川町鈍川) 駐車場あり
対象: 16歳以上一般
定員: 16名程度(最少催行人数2名)
料金: ひとり2,000円
※雨天実施(荒天中止)
持ち物・服装:
野外で活動しやすい服装・靴(履き慣れた運動靴など)、帽子、タオル、行動中の飲み物、
カバンは両手が空くリュックサックなどが便利、雨具(カッパ)、ザックカバー(雨天用 必要な方)、虫除け(必要な方)
※雨の日はカッパを使います。傘は使いません。カッパは上下セパレートのものがおすすめですが、あるものでも結構です。
濡れたら、帰りに鈍川温泉で温まっていかれるのもおすすめです。
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
鈍川渓谷 感性が目覚めるツアー 申込
①日程(上記をご覧ください)
②参加者全員のお名前と年齢と生年月日
③代表者のご住所
④電話番号
⑤当日連絡先電話番号(携帯)
⑥メールアドレス
⑦参加にあたってひとこと^^
スーパーサイヤ人がやってきた。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さてさて。
やってきましたよ、をかしやに。
スーパーサイヤ人の面々が。
そう、明日は第二回「やまなみインタープリター講座」略してやまプリ。
その下見、打ち合わせのために、本日講師のお三方が来てくれました。
講座第二回となる今回のテーマは「思いっきりチェーンソー」。
とにかくチェーンソーをぶん回し、使い倒し、刃の研ぎ方や基本的なメンテナンスの仕方まで学びます。
そのために今回、ハスクバーナのチェンソーを5台新調したのです!!!
そんなわけで、チェンソーをはじめとした道具類のチェックと明日のフィールド下見、そして進行の確認が今日のお仕事。
講師のお三方はスーパーサイヤ人なので道具を選びませんが、そこはやはりプロ。
きっちりチェンソーの調子を確認します。
こんな面々で、明日の講座を実施します。
講師のみなさんを前にすると、やはり私は
「悟空やクリリンと戦わざるを得なくなったクリリンの気持ち」
になります。
、、、このくだり、4回目ですが、実はクリリン、
生身の地球人では一番強いのです!!
ということで今回は自信ありげな画像も。
今回の参加者は17名。
なんと、徳島や遠く福井からの参加者もいます。
今回はいったい、どんなドラマが生まれるのでしょうか?
楽しみです!
伊予市愛護班役員さんの研修
おはようございます。
理事でインタープリターでアニマルコミュニケータ―の たま(菊間裕子)です。
5月28日(日)は、伊予市愛護班連合会役員研修 のお仕事をいただき、行ってまいりました。
主催は伊予市愛護班連絡協議会さん、事務局は伊予市教育委員会社会教育課さん。
場所は、伊予市内の えひめ森林公園 です。
数年前から、郡中校区愛護班連絡協議会さんの、夏のキャンププログラムを実施させていただきましたが、
そのご縁です。
オーダーは、夏のキャンプなどで使えるネイチャーゲームを知りたいとのこと。
私たちは、さまざまな自然体験プログラムにおいて、
五感や感性を使った遊び・ワークを実施しています。
参加者のみなさんご自身が、
自然からの学び、気づきを得られたり、お互いの感性から学べるようにしているのです。
研修時間は3時間。
まずは、みなさんにこの自然遊びを思いっきり体験していただくことにしました。
まずその楽しさ、自然とあそぶ視点、を知っていただく必要があるからです^^。
みなさんで集まる研修、というのは初めてだったそうで、
はじめはみなさん緊張されて、いったい何をやるんだろう…と不安な感じビリビリ…。
でしたが、
いざ遊びを始めたら、にこにこ、会話もはずんで、とっても楽しいふんいきに早変わり。
はっぱじゃんけんで遊んだり、探しもの遊びをしたり、匂い当て、静かに木の下でゴロン・・・
みなさんにとって初めてのことがいっぱいです。
「こんなにじっくり自然を見たことがなかった!」
この場所にはいろんな木があるので、五感を使いながら木もご紹介。
いろんな感覚を使って、みんなの感性の違い、さまざまな自然を発見することができました。
こういった研修などで、五感を使った自然遊びを体験した方々は、
初めて持つ視点に驚かれます。そして、遊び心を開いていかれます。
例えば葉っぱ一枚でも、さまざまな色や形があること、
意識してみれば、自然ととても楽しく遊べること。感性をとおしてみれば、自然がとても特別になること。
意識することで、自然からの発見や気づきはどんどん増えていくこと。
本日のみなさんも、「自然って奥深い」「自然の中の遊びは楽しい」
いろいろな思いが湧いてこられたようです。
部屋にもどって体験をふりかえり、大切にしてほしいポイントをお話したり、Q&Aタイムを持ちました。
みなさんが活動の中で、こどもたちと
自然の楽しさ不思議さを発見してもらえますように。
自然の多様性、お互いの感性の多様性、から、みとめあう、関係が増えていきますように。
今回、ふだん別々に活動している各地区の方同士、和やかに交流もできました。
後日、とても楽しい研修だった、と聞きおよびました。
お役に立てて何よりでした^^。
10月には、愛媛県愛護班連絡協議会さんの研究大会にて お話をさせていただく予定です。
中学生職場体験 二日目
おはようございます。
理事でインタープリターでアニマルコミュニケーターの たま(菊間裕子)です。
緑が濃くなってきて、いきものも元気いっぱい。
ホタルがふわりと飛び交い、田んぼにはおたまじゃくし、それを食べに来た鷺の群れ。
さまざまなヘビにも出くわします。ムカデもしょっちゅう登場。
強いのは「草」。 モリモリと背を伸ばし、あっという間に地面が見えなくなって…。
ああ、刈らなきゃ… 何度も草刈りはたいへんですが、
ふと思います。
もし、草たちがいなかったら…。
土地は赤裸。 カラカラに乾いて、土に栄養が溜まることもなく、生き物が住む余地もなく…。
砂漠。
ということは、彼らは、何度刈られても、抜かれても、倒れても、
ひたすらに、ただ一心に、大地を緑で包もうとしているんだな。
そう思うと、草刈りはたいへんだけど、草はありがたい存在なのだな、
とも思えたこの春でした。
5月下旬はいろんなことがありました。
をかしやではツバメががんばって子育て中。5羽のヒナがすくすくと育っております。
が、5月末、母さんツバメがうちの猫に捕まり亡くなるという悲劇が起きてしまいました。
悲しくほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
父さんツバメは、一羽になっても、ただ黙々と一生懸命に、朝から晩までこどもたちにエサを運んでいます。
その姿に、胸を打たれ、頭が下がります。
ヒナたちが無事育つことを心から願います。
そして、辛いこと苦しいことがあっても、私もがんばろう、という勇気を、
父さんツバメからいただきました。
さて、やっとお仕事の話。
地元の中学生が職場体験に来てくれた二日間。
2日目は、翌日の鈍川渓谷ツアーの下見に一緒に行きました。
さまざまないきものに出会い、この日の自然のようすをチェックし、ツアーで紹介したいものをピックアップしていきました。
彼が見つけた、恐竜のホネ!?
ではなく、大きなイノシシの頭骨です。
なぜ死んだのかはわかりませんが、ここで懸命に生きた命の亡骸です。
背骨や足の骨、毛も、辺りのあちこちに散らばって落ちていました。
このイノシシの亡骸は、たくさんの動物のお腹を満たしたことでしょう。
そして、土に、森に、還っていきます。
地元だけどあまり鈍川渓谷に来たことがなかった中学生の彼。
「こんなに大きいのがほんとにいるなんて、びっくりしました。」衝撃だったようです。
ほかにも美しい鳥や自然の美しさを発見し、地元の自然の豊かさを感じてくれました。
彼にいただいた職場体験お礼のお手紙には、
地元の自然の豊かさを知ったこと、
仕事は準備が9割だと知ったこと、自分も準備を嫌がらずできる人になりたい、ということが書いてありました。
職場体験が、彼の何かの役に立てれば、私たちは心から幸せです^^。
将来、インタープリターを目指すのかな。彼の未来を応援します。
新鮮な二日間でした。
そして思い出しました。私が大学生の時、
「インタープリターになりたいんです。ボランティアさせてください!」
と、初めて、姫路市自然観察の森の門をたたいた時のこと。
そこに勤める日本野鳥の会のレンジャーさんは、それから4年間、多くのことを教えてくれました。
それから、公益財団法人キープ協会環境教育事業部の実習生になったこと。
インタープリターを志してから、た~くさんの先輩たちに、仕事、人生、いっぱい学ばせていただいて、
今があるんだなあ。
改めて先輩方に感謝いたします。
くりこま高原自然学校に行ってきました。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、前回ブログを書いてから5日もたってしまいました。
というのも、宮城ー山形ー下関と、ずっと旅をしていたのです。
そして今日ようやく家に帰ってきました。
宮城に行った目的は、三日間の集い。
全国の環境活動に関わる団体のネットワーク、
一般社団法人 日本環境NPOネットワーク(略称/Jens-Net)
という団体があるのですが、今回はその会合でした。
この会は「環境NPOリーダー海外研修」という環境関係のリーダーを海外に派遣する研修事業のOBOGで組織された団体です。
主催しているのは「セブンイレブン記念財団」さん。
そしてメンバーは年に一回日本のどこかに集い、先進事例を視察したり、お互いの意見交換をしたり、これからネットワークとしてどんな活動をしていくか、議論を深めたりするのです。
私が研修に参加したのはもう4年前。
ドイツに行かせてもらいました。
それから私は毎年会議に参加しており、最初は静岡、次が新潟、昨年は東京、そして今年は宮城でした。
私にとって宮城は初めての土地。
まずは仙台空港に降り立ちました。
空港を出て驚いたのがこの表示。
仙台空港の外壁に刻まれた、この青いプレートの高さまで津波が押し寄せてきたそうです。
そして空港から走っても、やはり東日本大震災の爪痕が残ります。
震災から6年もたつのに、重機が数多くあり、まだまだ工事が続いていました。
やはり、未曾有の災害だったんだと再認識しました。
さて、三日間の会合の初日はシンポジウムでした。
全国を代表する環境団体のみなさんがプレゼンし、パネルディスカッション。
どのプレゼンも素晴らしく、やはりこの人たちは環境分野における、日本を代表するトップリーダーなのだと改めて感じました。そんなメンバーの一翼を担わせてもらっているというのは、とてもありがたいこと。
この会のメンバーは本当に個性豊かで、いろんな素晴らしい経歴の方がいます。
例えば500系新幹線を設計された方や、TBS系「鉄腕ダッシュ」中の人気コーナー「ダッシュ海岸」の番組を作ってる方などがいます。
お二人に直接話を聞いたのですが、500系新幹線はカワセミをモデルにデザインされたそうです。
そしてダッシュ海岸は、実は海洋生物の専門家チームを揃えており、学術的に間違いがないように、かつ専門性を保ちながら視聴者にわかりやすく伝えられる、そんな番組を目指しているそうです。
そういった話を直接聴けるのが、この
日本環境NPOネットワーク(略称/Jens-Net)
の魅力です!!
さて、会合二日目は、会場を「くりこま高原自然学校」にうつし、会の今後を考える会議でした。
くりこま高原自然学校は、1996年設立の日本における自然学校のパイオニアの一つです。
代表の佐々木豊志さんは、設立してから3年はぜんぜん食えず、大根ばかり食べて過ごしたそうです。
経営が少しづつ安定してからも、二度の震災に被災し、開拓してきた自然学校が使えなくなり山を降りたり、それはそれは様々な困難を乗り越えてこられた方。
そういった大先達の話を聞くのはとても勉強になり、勇気が出ます。
くりこま高原自然学校は、その名の通り「くりこま山」のふもと、標高600mほどの場所にあります。
周囲にブナやミズナラなどの落葉広葉樹林が広がり、とても気持ちの良い景色が広がっていました。
1万坪を超える広大な敷地には、豊志さんやスタッフの皆さんが作り上げたログハウスや建物たちが並びます。
そして背後には栗駒山。
さすが東北、この季節でも、山には残雪が残っていました。
もう少し季節が進むと、この残雪が「馬」の形になるそうで、そこから「栗駒山」と名付けられたんだとか。「駒」とは馬の事ですよね。
こんな素晴らしい場所を舞台に、会のメンバーで大いに議論し、交流し、酒を酌み交わしました。
全国に志を同じくする仲間がいるというのはとても嬉しいものです。
私にとって、よし、愛媛でまだまだ頑張っていこう!
と思わせる、良いエネルギーに満ち溢れた二日間となりました。
そんな、
日本環境NPOネットワーク(略称/Jens-Net)
のメンバーになれて一緒に活動ができて、しかも無料でドイツに行けて環境について学べる
「環境NPOリーダー海外研修」が今、絶賛募集中です。
、、、が、締め切りがなんと明日です。
もし興味があったら明日の消印有効なのでぜひ応募してみてください。
もし無理だったら来年ぜひチャレンジしてみてください。
きっと世界が広がりますよ。
環境NPOリーダー海外研修募集要項
職場体験の受け入れ。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、今日のお仕事は、地元中学校の職場体験の受け入れでした。
来てくれたのは二年生の男子一人だったのですが、彼はうちの事業に以前から参加してくれてる、自然が大好きな子。
将来はインタープリターになりたいそうです。
なので自分から志願して、をかしやに来てくれたとのこと。
嬉しいことです。
朝8時過ぎに、彼は自転車でやってきました。
とても礼儀正しく挨拶をしてくれます。
最初にミーティングを行い、流れを説明した後、いよいよ職場体験開始。
今日は午前中に事務作業、そして午後からは野外での体を動かす作業と、両方を体験してもらうことにしました。
まずは事務作業。
こんなのどかな雰囲気の中、いろんな事務作業をしてもらいました。
インタープリターやアウトドア、自然体験の仕事といえど、事務作業やパソコン作業などの裏方仕事は欠かせないのです。ひとつの現場の影には、9割の準備や裏方作業があります。
そしてそれはきっと、どんな仕事でも変わりありません。
そんなことを実際に体験してもらいます。
昼食をとった後は、外での作業。
森を愛し、林業にも携わるをかしやらしく、チェーンソーで薪を刻み、薪割りをしてもらうことにしました。
まずはチェーンソーのメンテナンスと簡単なレクチャー。
チェーンソーを初めて触る彼にはドキドキの体験でしょう。
そしていよいよ、チェンーソーを使って薪を刻みます!
初めて持つチェーンソーは結構重いぞ!
でも頑張ってチャレンジだーーーー!!
最初はおっかなびっくりでしたが、次第に慣れて使いこなしていました。
一見すると危険な道具も、使いこなせれば強力な武器となり、自分の作業を助けてくれるのです。
そして薪割り。
斧を使って刻んだ薪めがけて振り下ろします!
トリャー!!
しかし相手はアラカシ。
最高の薪になりますが、硬くて簡単には割れません、、、。
頑張って食い込んだは刃を外し、何回もチャレンジします。
最初は苦戦していた彼も、後半は面白いようにパカパカと割っていました。
やっぱり何事も経験と繰り返しが大事!
こんな風に薪を切って割ることで、地産地消のエネルギー源である薪ストーブの利用や、それによる温暖化防止や使えば使うほど地域の山が綺麗になっていくことなど、たくさんのことを知ってもらえればと思っています。
そうこうしているうちに終了予定時刻の15時が近づき、最後にお茶を飲んでふりかえりをし、職場体験初日は終了しました。
いやー、学びたい、体験したい生徒と一緒に仕事するのは楽しいですね。
愛媛ではなかなかうちのような事業体は少ないため、うちでの体験が何か彼の人生にとってプラスになればいいなあと思った、職場体験の一日でした。
下関にてキャリア教育。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、今日の記事は。
先週のことになるのですが、下関に行って、キャリア教育の仕事をしてきましたのでそのお話です。
昨年から私は「キャリア教育」に本格的に携わっています。
キャリア教育とは、机上の勉強をするだけではなく実際にいろんな職場の体験をしたり、リアルに働く人たちの話を聞いて、「働く」ということについて若いうちから考えよう!というものです。
昔は身近なところに畳屋さんや魚屋さんや八百屋さんや大工さんがいました。
そしてその仕事ぶりを見て「働く」ということをリアルに感じることができました。
しかし今は、そういった「リアル」な仕事人に子ども達が触れる機会は減っています。
なので今、学校教育の中でキャリア教育が注目されてきてるんです。
私が関わっているのは、中学生に対して「造船にまつわる仕事」を伝えていくプログラム。
船と海に関わる仕事は、とても面白いものです。
先週は一泊二日で下関の二つの中学校に赴き、船のエンジンや船の構造について、専門家の先生をアテンドしてきました。
初日に訪れた学校はミッション系の中学校で、ステンドグラスが美しかった。
この講座はだいたい10回くらいの講義でデザインされており、講義と実習、工場や造船所見学などがバランスよく盛り込まれています。実際にポンポン船やクレーンを作る実習もあり、そういう時はやはり盛り上がりますねー。
その中で今回は、船や海にまつわる講座。
船の種類や必要性、船がなぜ海に浮かぶか?など基本的な事を講義形式で学びます。
講義は、当たり前ですが最初は簡単。
しかし、後半はレベルアップ!
浮力の計算問題なども出題されるのです。
というのも、この講座は「学問」と「リアル」をつなぐ事が重視されているのです。
学校で習う数式と、造船などのリアルな現場で必要な知識。
それらがリンクしており、現場で実際に、学校で習う学問が使われてるよ!
と伝えたいのです。
だって、ただ机にかじりついて勉強してるだけじゃつまらない。
「学校で学んだ事は社会や仕事で役に立つんだ!」
と思えれば、学ぶモチベーションも上がります。
この講座は、学校と社会をつなぐミッシングリンクなのです。
そんな一時間の白熱講義はあっという間に終わり、私たちは学校をあとにしました。
高台にある校舎からは海が綺麗に見えました。
翌日も別の中学校で講義。
その時は主にエンジンの話だったのですが、講義後に質問が相次ぎました。
嬉しいですね。どんどん興味を持って欲しい。
というわけで、キャリア教育のお仕事でした。
今年も昨年同様いろんなところに趣き、「働く」という事の意味を伝えていきたいと思っています。