めざせプラなし生活!
こんにちは。一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
夏が終わりすっかり秋になりました。そして台風がやってきて、千葉では大きな被害が出ました。私の友人もそうですが、いまだに復旧できていない地域もあります。
そんなみなさんが、一刻も早く元の生活に戻れますように。
それにしても、昨年も今年も、毎年どこかで大きな災害が起こっています。気候変動の進み方が予想以上に早いようです。
23日にはニューヨークの国連本部で「国連気候行動サミット」が開かれました。
16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、怒りを込めてこう演説しました。
「あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。
未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。
もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。
私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。」
すごいですね。若くして、気候変動や環境問題にこれ以上ないくらい真剣に向き合っている。
そもそも私が環境教育を生業にするようになったのも、1992年の「地球サミット」がきっかけです。
今でも伝説のスピーチとして語り継がれるセヴァン鈴木さんのスピーチを聞いて、衝撃を受けました。
それから早20数年。私なりに全力で環境には取り組んできましたが、もっともっと真剣にやらなければいけませんね。
さて、そんな環境に関する取り組みを一つお知らせ。
10月20日(日)に、「めざせプラなし生活!」というタイトルで、プラスチック問題について考えるプログラムを実施します。
最近問題になっている海洋プラスチック問題。
クジラやいるかのお腹から大量に出てくるなど、深刻な事態になっています。
でも、実際のところどのくらい大変なのか、どうしたらプラスチックを減らせるのかいまいちわからないことも多いもの。
そこでこのプログラムでは、まずビーチクリーンを行い実際にどんなゴミがあるのかを確認し、海を綺麗にする活動をします。
その後「プラスチック・フリー生活」の翻訳者、服部 雄一郎さんにお話を伺い「プラなし生活」のヒントを探ります。服部さんは高知にお住まいで、プラスチックを減らして自然に近い豊かな暮らしをしています。
最後にワークショップでみんなで意見を出し合います。
この日は服部さんにお話を伺いながら、プラスチックの何がいけないのか?プラスチックを減らすためにどうしたらいいのか?をみんなで考えたいと思います。暮らしに活かせる工夫満載の1日です。
「今日からすぐに8割減らせる!」ってすごくないですか?
あなたも一緒に、シンプルで豊かな「プラなし生活」を目指してみませんか?
以下の要領で開催しますので、ぜひぜひお越しくださいませー!!!
めざせプラなし生活!
日時:令和元年10月20日(日)
場所:今治市 大角海浜後年、波方海の交流センター
対象:小学生以上の親子、一般の大人どなたでも。
講師:服部 雄一郎
定員:40名
参加費:無料
申し込み:平野屋薬局 i nfo@hirano-pharmacy.co.jp 0898−32−0255
ビーチクリーンしまなみ事務局 radaio@baribari789.com 0898−33−0790
講師 服部 雄一郎(はっとり ゆういちろう)
翻訳家。高知在住。神奈川県の町役場でごみ担当に配属され、ごみ問題や「ゼロ・ウェイスト」に目覚める。アメリカの大学院に留学し、廃棄物政策を専攻。ごみNGOの仕事で南インドに滞在。自然に近い暮らしがしたいと5年前に高知に移住。
カフェ「ロータスグラノーラ」を営む傍ら、翻訳活動もスタート。主な著書に 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)。最新刊の『プラスチック・フリー生活』 (NHK出版)も話題。
※本事業は三浦保愛基金の助成を受けて実施します。