ついに関東進出!しまなみインタープリター講座@横須賀
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
久しぶりの投稿となります。
さて、をかしやの看板事業といえば「しまなみインタープリター講座」。
過去8期にわたりしまなみ海道を舞台に実施してきたこの講座は、「コミュニケーション力」「伝える力」「企画力」を身につける総合講座ですが、今年は全国3カ所で展開します。
先日は初の出張講座として、山形県大江町にて、二泊三日で実施してきました。
過去の講座内容はコチラ!
出張しまプリは以下のスケジュールで実施します。全て二泊三日、合宿形式での実施です。
2017年度 出張しまなみインタープリター講座 予定
9月26(土)〜18(月・祝) 山形 @やまさぁーべ(山形県大江市)
11月3(金・祝)〜5(日) 横須賀 @オーシャンヴィレッジ三浦(神奈川県三浦市)
(2018年)2月10(土)〜12(月・祝) @名古屋(※会場検討中)
「しまなみは遠い!近くでやってくれ!!」
と言われ続けた8年間、みなさまお待たせしました。
ぜひお近くの会場に足をお運びくださいませ!
この中から、今日は横須賀会場にフォーカス。
詳細は下記ご覧ください。
これからも詳細アップしていきます。
多くの方の参加をおまちしていますーす!!
出張しまなみインタープリター講座@横須賀
〜「伝えたい」と願う全ての人へ〜
広島県尾道市から愛媛県今治市まで、六つの美しい島を端
しまなみインタープリター講座、略して「しまプリ講座」
インタープリターとは、自然や歴史や文化などのガイドの
しまプリ講座は、このような伝えるための技術や考え方を
そして今年度しまプリは、「しまなみ海道」からはなれ、
出張しまプリ 第2段は、をかしや代表理事菊間の故郷、横須賀!
初の関東進出です!
会場は目の前が海!全室オーシャンビューの素敵なペンション「オーシャンヴィレッジ三浦」。
とてものどかで美しいところ、そしておしゃれレストランも併設!
これまでの「しまプリ」とは違った雰囲気になりそうな予感。
先日の山形の講座は「山村」が舞台でしたが、今回はズバリ「海」です。
本講座は、インタープリターのための講座であるとともに
「伝えたいけど伝わらない」というもどかしさを解消
ご縁のある方との出会いをスタッフ一同楽しみにしていま
※修了者は自然体験の指導者資格「自然体験活動(NEA
★こんなことが身につきます!★
・ 伝える力
・ コミュニケーション力
・ 企画の基礎
・スケジュール(予定)
11月3日(金・祝)
13:00 オリエンテーション
14:30 インタープリテーション体験
〜目の前の海で、その場所の魅力を伝えるツアーを体験します〜
16:00 講義:インタープリテーション論
〜「伝わる」ために必要な要素をわかりやすく講義します〜
18:00 夕食→懇親会
11月4日(土)
8:00 朝食
9:00 インタープリテーショントレーニング
〜目の前の海で、その場所の魅力を伝えるトレーニングをします〜
12:00 昼食
13:00 インタープリテーショントレーニング2
〜参加者と講師からのフィードバックを受けて、もう一度実践してみます〜
17:00 安全管理の基礎
18:00 夕食→懇親会
11月5日(日)
8:00 朝食
9:00 企画実習
〜基本的な企画の立て方を学び、実際に企画を立ててみます〜
12:00 昼食
12:30 企画発表とフィードバック
14:00 3日間のふりかえり
15:00 終了
会場 :オーシャンヴィレッジ三浦
(神奈川県三浦氏美崎町諸磯1621)
http://ocean-village-miura.com/
対 象 :16歳以上の
・ 伝える力を身に付けたい人
・営業マン、販売業、教育業など、人とコミュニケーションをとる必要がある人
・ 地域おこし協力隊など「地域」に関わる人
・ 世の中をオモシロクしたい人
・ 一生役立つ技術やネットワークが欲しい人
定 員 :20名
最少催行人数:10名
※10月20日(金)に催行判断をします。
参加費 :24,800円
※自然体験活動リーダー登録には別途登録料が必要です(
講 師 :河野 宏樹(環境教育事務所Leaf代表、JOLA2017特別賞) http://jola-award.jp/winner/615/ 菊間 彰(一般社団法人をかしや代表理事、JOLA2017ファイナリスト) http://jola-award.jp/winner/616/
申 込:以下のアドレスに、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、何で本講座を知ったか、参加に当たってひとこと、をお書きの上お申し込みください。
info@wokasiya.jp
※@を@に変えて送信くださいませ
※本事業はセブンイレブン記念財団の活動助成をいただいて実施します。
★参加者の声★
今回、しまプリに参加したことで僕の人生おもしろい方向
“場のちから”というのがインタープリテーションにおい
「しゃべりすぎない」ことが何よりも大きな気づきになっ
いろんな立場、性格、特技の人が集まると面白い! (2
知識を伝えることがインタープリテーションだと思ってい
講座で学んだ「企画のしかた」を生徒の作文授業に生かし
同じ事をしても人それぞれ感じ方が違うこと、視点の違い
全体を通してとてもわかりやすく、楽しみながら学習でき
フィードバックの重要性、対象者理解の重要性についてあ
子育て教室「自然のちから 絵本のちから ~子育て・親育ちに栄養補給!~」
こんにちは。
インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
みなさまの所では、台風の被害はだいじょうぶだったでしょうか。
今治でも川の水が見たこともないほど増え、土砂崩れもあちこちで起きました。
改めて自然の猛烈な力を知り、恐れを感じ、気が引き締まるようでした。
さて、9/15(金) 今治市玉川地域教育課主催の 「すみれ子育て教室」講師をさせていただきました。
今回はレアな野外活動^^。タイトルは、
「自然のちから 絵本のちから ~子育て・親育ちに栄養補給!」
小学校で読み聞かせ活動もしている私に、
自然にふれる楽しさと、絵本の楽しさとダブルでお伝えしてほしい、
とのオーダーでした^^。
幸せなお仕事です。ぜひ、みなさんに栄養補給、していただきたい。
ママさん、おばあちゃん、赤ちゃん、幼児さん と一緒に、
“万葉の森@グリンピア玉川” の自然と遊びました。
よく手入れされた万葉の森にはさまざまな万葉植物が。
植物それぞれが「見て見て♪」と言わんばかりに嬉しそうに感じました。
小さなお子さんと、自然の中で楽しく遊んでもらうために、
大人の感性・視点を開く遊びを。
感じる力にあふれた子どもたちの目線を、自由な感性を、思い出してほしいから。
今回は、日本の伝統色チップと同じ色や、今の自分の気持ちっぽい色 を
自然の中から探してもらったり、
「ふわふわ」「カチカチ」などの手ざわりでコレだ!と思う自然物を探してもらったり。
どれも同じような緑、茶色に思っても、よっく見ると、ちがう。
よっくみると、いろんな色が見えてくる。深く繊細な自然の多様な色。
「こんなによく見たこと、なかった。」
手ざわりテーマでみんなが持ってくるもの、全然ちがうけど、
みんなそれぞれおもしろい手ざわり。
赤ちゃんや小さな子どもたちは、
大人より全身をアンテナにして触感からいっぱい刺激を吸収し学びます。
気持ちいいもの、おもしろいもの、子どもといっぱいさわって遊んでほしい。
ママたち、素になって「うわ楽しい~^o^♪」
園内をお散歩したら、みんな、見えてきた見えてきた。
きれいなタマムシの殻や、可愛い赤ちゃんカナヘビ、イモムシ、ノウサギのうんち、
いろんな出会いがありました。
ゆっくり、じっくり見れば、自然の中に、何もない、なんてことはないのです。
素敵な発見があるのです。
普段はカナヘビもイモムシも、きゃああ~と敬遠するママたちにも、
「この子たちも、人の子と同じ可愛い赤ちゃん」と、ちょっぴりヨシヨシしてもらいました。
小さなこどもと自然に行けば、こどもたちはいろんなものを発見し、持ってきます。
「ママ見て~!」と呼びます。
どんな小さな発見だとしても、ママには「げげ、気持ち悪いかも・・・」なんて発見だとしても、
「ヤダー!」とか、「やめなさい!」とか、「そんなもの!」なんて言わないで、
発見を受け入れ、喜び、一緒に感じてほしいのです。
一緒に発見をわかちあい楽しんだ体験・記憶は、
子どもたちの興味や意欲、感性をのびのびと広げ深めてくれます。
そして、親にとっても、それは幸せな記憶の貯金になるのです。
世界を広げてくれることになるのです。
すがすがしい芝生広場で裸足になれば、解放感満点。
大地にふれて、「気持ちいい~!」みんなそれぞれ自由にゴロゴロしてました。
芝生広場で絵本を読んで、またそれぞれに感性を広げます。
今回読んだ 「いっしょだよ」 という自然絵本は、素敵でした。今日の体験が心にしみ込むよう。
「あきねこ」は今日は読めなかったけど、うちの子たちのお気に入りです。
そして最後に、“自然のちから”と“絵本のちから”についてミニレクチャー。
研究から言われること、私の見てきた体験をふまえて、
それぞれの“ちから”についてお話しました。
★自然のちから
・主体性が育つ
→自分で考えやってみるヨロコビ♪
→意欲・集中力アップ、能動的・積極的に、問題解決力アップ
・感性が育つ
→感じる、気づく力、自然への理解、思いやり
・ココロをひらく
のびのび自分らしく
これらによりコミュニケーション力もアップ
・癒し、免疫力アップ
こどもがのびのびすると、自然の中で大人が思っている以上の力を発揮し、
大人がびっくりすることがあります。タフさやチャレンジ心、集中力など・・・。
こんなことがありました。
3歳さんが、道なき道のやぶこぎ、山登りをめちゃ楽しんでどんどん行って、
山の上でお母さんがひいひい言う傍らで、
「楽しい~!もっかいやる!」お母さんも他の大人もびっくりしました。
こどもの可能性はすごい!果てしない!
そんなこどもの可能性に大人が気づくことができるのです。
そうすれば、大人はこどもの力を信じることができるのです。
こんなに素敵なちからをもらえるのに、
現代日本ではこどもたちの自然体験がどんどん減ってしまってるという現状もお話しました。
★絵本のちから
こんなことが育ちます。
・想像力
・創造力
・集中力
・言語能力
・知的好奇心
・乗り越え力
絵本の世界でいろんな体験をする→現実世界でのピンチの時、
想像したり、発想転換ができ、乗り越える力になる
脳研究では、読み聞かせしてもらっている時、
・こどもは 大脳辺縁系が活発に →情動(喜怒哀楽)が発達
・読んでいる大人は
*前頭前野が活発に
→コミュニケーション、感情コントロール力が発動
*オキシトシン(愛情、安心 のホルモン)が出る
こどもにとってはもちろんのこと、
大人にとっても元気に、幸せになれるのが読み聞かせなのです^^。
読み聞かせは、こどもと大人が、
絵本の世界、気持ちを共有し、共感するコミュニケーションなのです。
さいごに、私の好きな 「センスオブワンダー」の抜粋を朗読しました。
いつ読んでも、響くメッセージ。
「楽しかった~。」「新鮮でした。」
「家におもちゃが増えていくのがやだな・・・。もっと自然の中へ遊びに行きたいと思いました。」
「こどもの感性で見つけたものを、あまり聞かずに流してしまうことがあったけど、
その感性を大切にしたい、これからはもっと聞いて認めていきたい。」
みなさん自然に口々にコメントをくださいました。
自然のちから、絵本のちからを取り入れて、みなさんの子育てがさらに幸せになりますように^^。
ありがとうございました。
親子で自然に触れて“宝物時間”をつくる
「たまのきまぐれ森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会」 は 10月・12月開催。
大人がゆったり自然にふれて感性を取り戻す
詳しくは上記リンクへ。