イノシシ肉をメインとした島の食材を料理人と一緒に楽しんだ2日間は、予想通り贅沢の極み(うまいもんキャンプ@大三島)。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
前回の更新より一週間もたってしまいました、、、。
この間私は「四国ブロック国際交流を考える集い」「うまいもんキャンプ@大三島」、そして明日からはじまる「夏休み自然体験プログラム」の準備と、怒涛の日々でした。
昨日でうまいもんキャンプが終わり、少し落ち着きを取り戻したので久々にブログ更新です。
さて、今回の「うまいもんキャンプ@大三島」は私たち をかしやの主催ではなく、「南海道ネットワーク」の主催。
南海道ネットワークは、淡路島や四国周辺にいるファシリテーターやインタープリターなどあそび仲間のネットワークです。年に何回か集まっては、おもしろをかしい事業を展開しています。
その一員であり、香川県で「絆創工房」を経営する「まつり」こと松野 陽平さんが、今回のキャンプの様子をブログにアップしてくれました。なのでその記事を転記させていただきます。
どうぞお楽しみくださいませ!
以下、まつりさんのブログより。
今回の本ブログタイトルもまつりさんの記事タイトルそのままです。
こんにちは、まつりです。
南海道ネットワークが主催する「うまいもんキャンプ@愛媛県大三島」で、7月19−20日はとびっきりの2日間を過ごしてきました。その報告をしておきますね。イベント名のとおり、うまいもんをガツガツ食べ尽くしましたので、美味しい写真は空腹時にお楽しみください。
懐かしさを感じさせる廃校とキレイな瀬戸内海が舞台
会場は「ふるさと憩いの家」。廃校を活用して、今は宿泊施設として利用されています。
雑巾がけ競争したくなるような長い廊下。
会場のすぐ隣には透明度が高く、キレイなビーチが広がります。
海を覗くと、魚がウヨウヨ。突堤ではいつも島の人が釣りをしています。
ここを舞台に、大人の「食う・寝る・遊ぶ」を満喫する1泊2日がスタートします。
時間と内容に縛られずにスタート!
まずはチェックイン。総勢14名の自己紹介と楽しみにしていることなどを、みんなで共有します。
昼食は各自持参し食べる予定でしたが、釣りバカスタッフの早朝の釣果によりウェルカムランチを作ることに!
今回の講師、出張料理人の石橋直樹さん(以下なおちゃん)も、釣り上げる。
チェックインとチェックアウトの時間だけを決めて、何をして楽しむかは参加者次第。参加者の発言や行動に、身を委ねるように場をつくるスペシャリストがサポートします。これがこの事業のいいところ。
ということで、料理人なおちゃんとランチ作る場が設定されました。
ゆったりとした雰囲気で、調理は進みます。
海で遊びたい人は、どうぞ!
動いてお腹を空かせています。
朝釣ったウマヅラハゲやベラ、参加者の差し入れ野菜などが投入されたダッチオーブンde炊き込みご飯の完成!
1泊3食だったはずが、いきなり1泊4食!ラッキー!!あっちでもこっちでも、美味しくて掻き込んで食べます。炊き込みごはんならぬ、掻き込みごはんです。
そして、疲れて休みたい人は、寝る。開放的な廊下で気持ちがいい!
こんな感じで、食う・寝る・遊ぶが繰り返されていきます。
日本一に輝いたイノシシ肉の登場でテンション最高潮
今回のメイン食材でもあるイノシシ肉の登場!「第一回日本猪祭り」でグランプリを獲得した「しまなみイノシシ活用隊」が取り扱うイノシシ肉です。イノシシ肉以外にも鹿肉ロースも差し入れていただき感謝感謝で、みんな生唾ごっくん状態です。
料理人は塩の振り方からして違いますね(笑)。下味つけて、
焼く!
焼く!!
焼く!!!
様々な手作りソースや差し入れや大三島産の野菜も登場し、
乾杯!!宴が始まります。
ここからは飲んで食って食いまくりですので、写真を公開できません!(笑)
過ごし方が自由だから心地いい!
『全員で一緒にこれをします!』というのがないので各々自由に過ごします。
海で飛び込みするも良し。
腰に手を当て風呂上がりの牛乳のごとく、ビールを昼間から飲むも良し!
料理を楽しむも良し!
『磯遊びに行ってきます!』と言って、ビーチに打ち上げられたシカの骨を拾ってくるも良し!
寝て休むも良し!
食材の変化を楽しむも良し!釣った魚が
こうなります。
ひたすらイノシシ肉を削ぐも良し!
という感じで「うまいもんキャンプ@愛媛県大三島」で2日間楽しめました。
では、ステキなアウトドアライフを!
中小企業家同友会中堅社員研修。
こんばんは!
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
本ブログ久々の更新となります。
国際交流イベント「IYEO四国ブロック大会」の準備、夏休み体験プログラムの準備などで忙殺されており、なかなか記事をかけませんでした。
楽しみにしていただいた皆さん、すみません、、、。
さてさて本日の仕事は、久々の企業研修。
私も会員になっている企業経営者の勉強会「愛媛県中小企業家同友会」の中堅社員研修でした。
この仕事、私が関わらせていただくのは今年で3年目。
今日は全四講あるうちの第二講「コミュニケーション」をテーマとした2時間半の研修でした。
私が研修をさせていただく場合、私が教えるのではなくお互いから学び合うワークショップ形式で実施します。だって、その方が楽しく学びも大きいですから。
研修の内容は主に3つ。
まずは基本的なコミュニケーションワークや、アイスブレイクプログラムを体験し、その効果を実感します。
次に、「労使見解(ろうしけんかい)」と「パートナー」について考えるワーク。
「労使見解」とは聞きなれないことばですが、もともと戦後、活発化する労働運動をふまえ、同友会の先達たちが経営者としてのあり方、労働者と使用者の関わり方の規範として1975年に作成した文書が
中小企業における労使関係の見解。
通称「労使見解」。
同友会においては、労使の信頼関係こそ企業発展の原動力であり、「労使見解」は企業づくりの基本文書となっています。
要は、中小企業家同友会では、経営者と従業員は「パートナー」であり、対等な立場であると考えているのです。
そこで、あまり聞き覚えがないが非常に大事な概念である「労使見解」を改めて学び、それを踏まえて、経営者と従業員、あるいは社員どうしがどういった「パートナー」であるべきかを、グループワークで考えてもらいました。
そしてそのあと、コミュニケーションワークその2として、もう少し深いワークを行いました。
同じ会社のメンバーであつまり、お互いのいいところを書き出して、ほめ合う、というものです。
通常「ほめほめゲーム」と読んでいるものです。
日本社会、特に男性社会では相手を批判したり、相手の悪いところを探すことが多いもの。
でもこれだと、関係性はよくなりません。
特に昨今の若手の育成にはマイナスになることが多いようです。
なので、中堅社員である参加者のみなさんにこそ、褒めることをどんどんしてほしい。
ということで、まずは自分たちで体験してもらいます。
研修は18時半に始まりました。
まずはオリエンテーションをして、スケジュールや内容を確認します。
研修においては、はじめに全員で内容と基本的なルールなどを確認するのがすごく大切なのです。
そしてアイスブレイクプログラム。
30分ほど、基本的なワークを体験してもらいました。
が、私は実施してたので写真はなし!
休憩をとったあとは「労使見解」の話。
先のKP法で基本的な内容を解説したあと、グループごとに別れ、従業員どうし、経営者と従業員のあるべき「パートナー」の形を考えていきます。
せっかくいろんな企業の皆さんがいるので、ランダムにチームになってもらいました。
これにより対話や新たな人間関係が生まれ、学びがより深くなります
いろんな意見を出し合い、模造紙にまとめていきます。
アイデアを出し、意見を交換するうちに自然と打ち解けていきます。
初めて会ったメンバーが、和気藹々と話し、30分後にはすっかり仲良くなっています。
このチームは名刺交換やお互いのことを話してすっかり異業種交流会状態です。
そしてグループごとに話し合った内容を発表してもらいます。
笑顔の絶えない、素敵な発表でした。
2度目の休憩をとったあとは、お待ちかね「ほめほめゲーム」。
会社ごとに分かれての実施です。
まずは個人作業で、自分以外の人の「いいと思うところ」を書き出します。
そして、それを相手に伝えていきます。
普段は面と向かって褒めることはないので、最初はお互いに気恥ずかしい。
でも褒めてもらうのはやっぱり嬉しいもの。
自然と笑顔が溢れます。
写真からも良い雰囲気が伝わってきますね。
中には、自分では思ってもみなかった以外なところを褒めてもらって驚いた方もいたようです。
そうなんです。
自分で思っている自分の良いところと、他人から見た自分の良いところは必ずしも一致するとは限りません。それがまた新たな気づきとなり、学びになるのです。
そんなことを、「ジョハリの窓」を使って簡単に解説。
自分も相手も知っている「開かれた窓」の部分を広げるには、他人からフィードバックをもらうといいよ、というシンプルなお話。
と、このようにして、2時間半の研修は無事終了しました。
やはり企業研修は面白い。
いや、ワークショップは面白い、というべきでしょうか。
最初は緊張の面持ちだった皆さんが次第にほぐれていき、仲良くなっていったり、自ら気づいていったりするのを見るのは、とても嬉しいものです。
これからも研修を通じて、様々なことを主体的に学ぶお手伝いをしていきたいと思っています。