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をかしやの、をかしな田舎暮らし。

こんにちは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

さて。

 

前回お伝えした通り、本ブログは今日から新章突入です。

 

 

前回までは「怒涛の出張編」でしたが、出張の日々もひと段落したので、今日からは

 

「をかしやの、をかしな田舎暮らし編」です。

 

どうぞお楽しみください。

 

 

 

さてさて、私マロは、愛媛県今治市の、とある里山に暮らしています。

 

住居は築100年の古民家。

大変立派な家です。

 

しかししかし。

暮らしてみて改めて分かったのですが、古民家はとても寒いのです、、、。

 

そりゃそうです。

現代の「高断熱、高気密」な住宅と真逆で、とにかくすきま風がすごい!

そして断熱材など皆無!

 

 

いやー寒い。

もう清々しいほどの寒さ。

 

 

 

そんな古民家暮らしの強力な助っ人が「薪ストーブ」。

 

広い範囲を遠赤外線でじんわりと温めてくれます。

 

薪ストーブ

薪ストーブ

 

しかし、これも運用し始めて初めてわかるのですが、薪の消費量がすごい!

 

本来であれば冬になる前に薪を割り、冬のシーズンに備えておくのですが、私たちがこの家に入居したのは、一年で一番寒い今年1月

 

薪の備えが全然足りぬまま厳寒の冬に突入となったのです。

 

 

なので、しょっちゅう薪を手配する必要があります。

 

乾いた薪材を入手し(これがなかなか難しいのですが、、、)、使いやすい大きさに刻んで、割ります。

 

幸い近所に大工さんがいるので、現場で出る廃材をいただくことが多いです。

 

 

いただいた材

いただいた材

ちなみに奥にある丸太もご近所からのいただきもの。カシ材で最高の薪になりますが、ついこないだ切った生木なので、使うのはまた来年!

 

手前の建材を手頃な大きさに切り、必要であれば割っていきます。

 

チェンソー大活躍!

チェンソー大活躍!

 

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※写真はイメージです。

 

ちなみに今回切ったこの材木の量で、みかんコンテナ7杯分くらい。

しかし、1週間もちません、、、、。

 

なので、冬の間じゅう、これを繰り返していきます。

田舎暮らしって、ヒマそうにみえて実は忙しいんです。

 

 

でも、自分で材を集めチェンソーで刻んで割るのは、とても楽しい作業でもあります。

 

 

昔から、「木は3回人を温める」と言われているそうです。

 

 

最初は、立っている木を「伐るとき」。

 

二度目は木をきざんで「割るとき」。

 

そして最後は薪として「燃やすとき」。

 

 

そんなプロセスを実感できるのが、田舎暮らしの良いところです。

 

 

 

・・・と、こんな感じで、少しづつ田舎暮らしのようすを綴っていきたいと思っています。

 

今後もどうぞご期待くださいませ。

 

 

それでは今日はこのへんで!

 

2017年03月08日

佐世保での研修最終日「プログラム企画」。

こんにちは。

一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。

 

大変久しぶりのブログ更新となります。

楽しみにしてくださった皆さん、すみません。

 

ここしばらく経理経理で、事務作業に明け暮れていました。

そう、私たちをかしやが一般社団法人化してから初の決算だったのです。

 

 

いや〜、やはり法人の決算は難しい。

 

特に、今年は初の決算だったため、どうしても個人事業の口座への振込があったりして、その辺の処理がたいへんでした、、、。

 

でも、こういった複雑なプロセスをへて決算するからこそ、法人は社会的な信頼度が高いのだなあと、しみじみと深く納得したのでした。

 

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さて、二週間もたってしまいましたが、佐世保で行われた研修の最終日4日めのレポートです。

 

 

全四日間の研修を締めくくる内容は「プログラム企画」。

 

企画の立て方って、なかなか習う機会がないと思います。

 

なのに、仕事や地域ごとなどで突如として企画しなければならない局面がやってくる。

 

でも一体どのようにしたら良い企画を立てられるのかわからない、、、、。

 

このようなことって多いと思います。

私たちをかしやの企画講座は、このようなニーズから非常に人気の高い講座です。

 

 

 

 

今回は、自然体験プログラムの企画作業を「通じて」企画の立て方を学ぶ内容。

 

扱うものは自然体験ですが、企画に関する基本的な考え方は全て共通しているので、イベントごとから商品開発まで、あらゆることに応用が可能です。

 

 

 

さて、研修のはじめは「アイスブレイク」から。

打ちとけ合いの遊びです。

 

今回も参加メンバーが実施してくださいました。

 

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朝からストレッチをして、気持ち良く研修スタート!

 

 

 

まずは、企画に関する小講義から。

 

 

私たちをかしやの「自然体験型 婚活イベント」を例に、プログラムというものがどのように構成されているかを紐解いていきます。

 

プログラムは、ただ単におもしろいコンテンツを並べていけば良い、というものではありません。

 

一番大事なのは全体を貫く「串」となる「コンセプト」。

 

コンセプトが全体に刺さっているか否か、そしてその良し悪しで、企画の質はほとんど決まってしまいます。

 

そのことを、プログラムの構造を紐解きながら全員で確認していきます。

 

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この研修に参加してくださる方は、

 

「はじめてコンセプトということばの意味が「腑に落ちた!」

 

と言ってくださる方が多いです。

 

そう、コンセプトってよく聞くけどイマイチ意味がわからないものの代名詞。

 

だからこそ具体的な婚活イベントの構造を紐解くことで、具体的にわかりやすく学ぶことができるのです。

 

 

 

そして講義が終わったら即実践。

 

興味や関心の近い4〜5人程度の小グループに分かれて、実際に企画していきます。

 

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みなさんあーでもない、こーでもないと、いろんなアイデアを出し合ったり、激論を交わしたりしておりました。

 

この日はとても気持ちの良い天気でしたが、屋外には出ずひたすらカンズメ!で知恵をしぼりました。

 

ちなみに外はこんな感じ。

 

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さて、3時間ほど考えに考えて、いよいよチームごとに発表です。

 

 

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このグループのテーマは「キャンプ場のプランニング」。

 

グループメンバーには、実際に地域おこし協力隊として活動している隊員が複数名いました。

 

そこで、実際に業務として関わっているリアルな場所を舞台に、キャンプ場を通じた活性化案をいろいろと考え、プレゼン。

 

プレゼン後は、聞いていたメンバーからコメント(フィードバック)を貰います。

 

 

この時は「いろんなところですでに実施している案もあるから、もっと絞り込んだ方が良い」などのコメントが出ていました。

 

このように、企画するだけでなくそれを発表し、仲間からのコメントをもらうことで自分たちの企画を修正していくことができます。

 

 

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こちらのグループは、婚活イベントを考えました。

野外活動を通じて仲良くなる婚活イベントです。

 

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「婚活 de なかまづくり」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンセプトは「婚活 de なかまづくり」。

 

 

焚き火やらクッキングやら様々なアウトドア活動を通じて、パートナーだけではなく仲間もつくっちゃおう!という内容です。

 

とても楽しそうですね!

きっと面白く、豊かな時間を過ごせるイベントになるでしょう。

 

でも、婚活に参加する人はあくまでパートナーが欲しくて参加しているはず。

 

仲間ができるのはとてもよいことだけど、それは副次的なものではないだろうか?

 

ということで、「なかまづくり de 婚活」の方がよいのではないか?

というフィードバックを、私からはさせてもらいました。

 

 

婚活は短時間のイベントなので、ルックスとか話が面白いとか、そういうわかりやすいところに目がいきがちです。

 

本当はそれぞれの人に、しみじみとした、味わい深い魅力があるはず。

 

でも少なくとも婚活イベントでは、それは伝わりにくいもの。

 

その結果、なかなかカップリングできない人もいる。

 

 

であれば、仲間を作ってお互いの人柄にふれあいながら、じっくりとパートナーを探していこう。

 

そんな婚活があっても良いじゃないか。

 

 

それが「なかまづくり de 婚活」というコンセプトが意味するところです。

 

言葉がちょっとかわるだけで、全体がすごく変わってくるものなんです、コンセプトって。

 

 

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「デトックスして腸ハッピー!」

 

そしてそして「健康」をテーマにしたプログラムを考えたこのグループ。

日帰りの、健康増進プログラムを考えました。

 

企画のはじめの段階では、体に良いものを食べたり、体操をしたり、リラクゼーションしたりと、「健康」にまつわるいろんなことをしよう!

 

という意見が出ていました。

 

しかし、「いろんなことをする」という企画はだいたい良いものになりません。

 

 

そして、そうこうしているうちにコンセプトが決まりました。

 

そのコンセプトとは「デトックスして腸ハッピー!」

 

食べたりリラックスしたりというよりも、とにかく「出す」ということにフォーカスしたのです。

 

 

このコンセプトが決まったのち、とにかく「出す」ためにはどんな内容にしたら良いか、というところに議論が集中しました。そして結果として

 

「自宅にいる前日からプログラムは始まっている。その日は18時までに食事を終えてもらうことで、翌日まで自然に半日の断食を行うことができる。

 

翌日プログラムが始まったら排泄を促すようなストレッチ。そして、食物繊維を多く含んだ昼食をとる。

 

午後はじっくりゆったりと排泄を促す時間にあてる。

 

最後に玄米を炊き、玄米の炊き方を覚えると同時におにぎりをつくり、それを帰宅後18時までに食べることで翌日まで半日断食を行い、さらなるデトックス効果をめざす。」

 

 

というものになったのです。

 

とにかくデトックス一点集中。

 

 

プログラムタイトルは「DEL DEL パーティー」

 

 

これ、非常に優れた企画だと思います。

優れた企画はとにかくシンプルです。

 

そしてそれは「尖った」コンセプトを立てることで生まれます。

 

 

企画において大事なのは、「盛る」ことではなく「削ぐ」ことです。

 

 

これを容易にしてくれるのが他ならぬ「コンセプト」なのです。

 

 

 

ということで、それぞれの班の発表とフィードバックを終え、無事に研修は終了したのでした。

 

このようにして、佐世保での4日間の研修は終了しました。

 

佐世保は景色が美しく、食べ物が美味しく、そして魅力的な人がたくさん。

そんな、とても素敵な町です。

 

またぜひ、訪れたいですね。

 

以上佐世保研修のレポートでした。

 

 

 

・・・なお、今回の記事で「怒涛の出張編」はひとまず終了。

 

次回からは新章突入

 

「をかしやの、をかしな田舎暮らし編」がはじまります。

 

絶対に見てくれよな!

 

 

ってドラゴンボールか!!

 

お楽しみに〜!!

 

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2017年03月05日
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