をかしやの大晦日
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間です。
さて、いよいよ大晦日。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私たちは、昨日に引き続き、やっぱり古民家整備をしてました。
今年はとにかく、大晦日まで慌ただしい年末でした。
でも今日はとてもいい天気。
作業は気持ちよくすることができました。
今日のメインの作業は、「いちぶ」の中の棚づくり。
みなさん「いちぶ」って聞いたことありますか?
私は初めて聞きました。
「いちぶ」というのは、こんな感じの屋内にある「物置」「物入れ」のことらしいです。
四国の方言なのか、愛媛のことばなのか。
詳しくはわからないけど、とにかく屋内にある物入れのことを「いちぶ」というらしい。
いちぶというのは、かなり広大です。
私たちの古民家にあるのは、畳三畳分くらいあります。
三畳間の、広大な空間。
棚も何もなし。
そのままではとても資材を収められません。
なのでしっかりとした収納棚を作りました
なかなかダイナミックなサイズでしたよ。
ということで、をかしやの2016年大晦日は、日が暮れるまで作業して、つつがなく終了しました。
みなさまの2016年はどんな年だったでしょうか?
いやー、これで2016年の業務がようやく終了。
今は12月31日の20:50。
これから年越しそば食べて。紅白歌合戦見て。年末らしく過ごします。
みなさまも良き年を迎えられますように!
来年2017年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
古民家のお宝。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、年末ですねえ。
すでに12月30日。
今年もあと1日だけです。
しかし私たちをかしやは、全くそんなこと関係ない日々を過ごしています。
今、ずっと引越しをしているのです。
かれこれもう3ヶ月も。
「なぜ引越しに三ヶ月?」
そう思われるかもしれません。
実は、引越し先は普通の家ではなく、築100年の古民家なのです。
しかも、たいていの古民家は昭和の時代に現代風の改築がなされているのですが、私たちが引越しをしている物件はそういった改装が全く入っていない、100年前ほとんどそのままの家なのです。
当然100年もたった家なので、引っ越すためにあれこれすべきことがあります。
畳をあげて床下を直したり、屋根裏部屋を回収してフローリングにしたり。
あるいは古い壁をきれいにするために漆喰を塗ったりしています。
つまり今私たちは、古民家のリノベーションをしているのです。
これが手間がかかる!
気づけば三ヶ月もたってしまいました。
でも、少しづつきれいになっていく家を見るのはとても楽しいものです。
もともと私たちをかしやは古いものが好きです。
日本的なもの、地域の古いもの、伝統的なもの。
そういったものを大事にしたい。
そんな思いから、古語で「楽しい、趣のある、優美だ」を意味する「をかし」をとって「をかしや」と名付けたのです。
さて、築100年の古民家には、やはり「をかし」なものがあります。
たとえば、、、。
あ、あ、赤紙!
・・・と思ったらなんと大昔の、米を保管する道具?のチラシでした。
さらにさらに!
大正15年の新聞!
いやはやさすがにお宝が眠っております。
というわけで、明日の大晦日も片付け。
明日はどんなお宝が出てくるでしょうか?
それでは、また!