森は、山は、美しい。 感性と、さんぽっぽ。
こんにちは。 インタープリターでアニマルコミュニケーターの 菊間たまです。
二十四節気は 大雪。七十二候は 熊蟄穴(くまあなにこもる)。
明日からは、鱖魚群(さけむらがる)。
本格的に寒くなりました。みなさんお元気でお過ごしですか。
寒いけれど、冬はほんとうに星がきれい!
明るく輝く星が増えて、キリッと冷える夜、見上げる星空に感動します。
ときどき、冬の夜空を見上げてみませんか。
さて、11月25日と12月2日。
鈍川渓谷での、「感性が目覚めるツアー」と「森のようちえん さんぽっぽの会」
それぞれ今年最後の回を実施しました。
紅葉のピークは過ぎていたけれど、やっぱり森は、山は、美しかった!
ひとつひとつ、「きれいだね~!」と輝く参加者さんの笑顔、
山や川原で足元がおぼつかなかったこどもたちが、
しっかりした足取りで自信を持って自分で歩けるようになる変化、成長。
うれしいことがいっぱいありました^^。
写真でレポートします。
まずは、11月25日(土) 「感性が目覚めるツアー」
川沿いのカエデは、散ってしまってはいたものの、森の中には、色鮮やかな紅葉がまだありました。
今年間伐が入ったので陽が当たるようになり、今までは黄色にしか色づかなかった葉は、
きれいな赤や橙にも色づいていました。
マムシグサの赤い実がひときわ鮮やかで(写真がない!)
足元を見れば、落ち葉が虹色パレットのようにカラフルなこと。
溜息が出るほど、透明で水色の川の色。
支流のちいさな滝からあふれ出るマイナスイオン。
美しいものがいっぱいなので、めいめい気に入ったものを撮影して
フォトコレクション会も自然に開催されました。
かわいいものも見つけました。これは命名「ホットケーキノコ」だそうです。
美味しそう。
そよ風と陽当たりのいい丘の上でゴロゴロして、
歩いていけば、道の脇には、この時期だけの美味しい森のおやつ
ルビーのような “フユイチゴ”。
嬉々として、甘酸っぱさをみんなで味わいました。
「ここにもあった!」 美味しいもの見つけるって、いくつになってもうれしい^^。
心おだやかに、自然を感じる喜びを、味わっていただけました^^。
この日は、これまで通ってくれてだいぶ慣れてきたみなさんは、
「あっち行ってみたいな」「これやってみたいな」「こんなもの見つけた」
と、前よりさらに自然を見つける力がついて、より自然とつながったようでした。
うれしいことです^^。
来年も、大人が素に帰って自然の中でリラックスできる時間をご提供したいと思います。
そして、12月2日(土) 「森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会」
朝9:30スタートの鈍川渓谷には、まだ陽がさし始めたところ。
寒~い、けれども、キラキラ輝く光のほうへ、川辺へやってきました。
大きな岩には、のぼりたくなる。
あんまり冷たくきれいな水なので、がまん大会を開いてみました。
冷たい水に手を一番長く浸けていられるのは誰か!?
少年たちが奮闘。最長45秒でした! 「手がじんじんする~」
赤い紅葉は散っていましたが、朝の光に照らされた美しいカエデの木を発見。
また、もみじじゅうたんのフカフカの気持ちいいこと。
黒布渡したら、みんな自由に絵を描いていました。
冬は、マムシやダニを比較的気にしなくていいので、
道なき道も歩いて、山の斜面上がり下りしたり、丸太渡りなどワイルドなことにも挑戦しました。
はじめは、助けてほしくて手を出していた子、
「自分でできるよ。危ないときはお尻をつくこと。動物みたいに4本足で行けばいいよ。」
など伝えながら、探検していくと、
後半にはすっかり自分でタッタカ、チャレンジできるようになりました。
森のてらこや でもずっと見てきましたが、
山遊びでのこどもたちの成長は、目を見張るものがあります。
危ないからダメダメと言わず、助けすぎることなく、
見守りながら後押ししながら、環境と機会を与えてあげれば、
こどもたちは、自らたくましく成長していく力を発揮するのです。
この日もみんなほんとにかっこよかったです。
さいごに見つけた、もみじじゅうたん。葉っぱかけ合戦が始まりました。
意気投合のこどもたち。
落ち葉の上にちょこんと座る、小っちゃい組さんの可愛いことといったら!
自然の美しさ、こどもたちのレベルアップと笑顔を見たうれしさ、
それぞれ見つけた自然のおもしろいもの、
みなさんの「宝物時間」。
子育ての、 こどもたちの成長の、 力になりますように^^。
自然の中での親子の「宝物時間」は、
目には見えないけれども、必ず、力になります。
これは、終了後ですが、
昼食におすすめした鈍川の「ふれ愛茶屋」に、それぞれみんな行って、
そのあと「ワラシシ」を見に行く、っていうプランがみんな一緒だったので、
午後まで一緒にのんびり遊ぶことができました。
台風で倒れたママイノシシは、ちっちゃい子イノシシにおっぱいあげてました。
みんなすっかり仲良くなって、
ほんとに、ほほえましい一日だったなあ~^^。
ありがとうございました。
晩秋の自然 ゆったり癒されよう 感性が目覚めるツアー
こんにちは。インタープリターでアニマルコミュニケーターの菊間たまです。
秋真っ盛りですね。
七十二候では 「地始めて凍る(ちはじめてこおる)」
冬が始まっています。
こちら愛媛・今治のをかしや周辺では、
紅葉が色づきはじめ、イチョウの金色じゅうたんが待ち遠しいころです。
紅色に色づいた桜の落ち葉に惚れ惚れします。
真っ赤な宝石のようなフユイチゴの実、う~ん甘酸っぱい。
ヒッ、ヒッ、と高い声。
10月の末から、あちらこちらで鳴いている、冬鳥のジョウビタキ。
「おかえり。長い旅おつかれさまでした。
この冬もご近所づきあいどうぞよろしく。」
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自然の中に佇むと、余計なものが洗い流されていきます。
心と体が癒されていきます。
光のエネルギー、
調和とバランスをもたらしてくれる緑色、
さまざまな音が絡まりあった ゆらぎ のリズム、
樹木から発せられるフィトンチッド、
水から発せられるマイナスイオン、
・・・
おかげで、
リラックスし、自立神経が整い、ストレスホルモンが減り、免疫機能が高まるのです。
自然を感じるチャンネルを開くこと。
意識して自然を感じ、気持ちのよい体験をすると、
ふだん自然がそこにあるのを知っていても、
実は知っていなかった、つながっていなかった、ことに気づきます。
まるで、ずっと温かく見守ってくれていた、そばにいてくれた人の存在に気がつくように。
それは、毎日を心豊かに、心穏やかに、健やかに過ごせることの始まりです。
この晩秋と初冬、
11月25日(土) 感性が目覚めるツアー 4
12月2日(日) 森のようちえん 鈍川渓谷さんぽっぽの会 冬
それぞれ今年さいごの実施です。
一緒に行きませんか。深く優しい自然の中へ。
11月25日(土) 感性が目覚めるツアー 4
お申込みは本記事いちばん下へどうぞ。
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夏の癒しツアー のようす
「感性が目覚めるツアー8/11 と 朝の森林浴ツアー」
夏、8月11日の感性が目覚めるツアーにご参加いただいたのは
男性の方々でした。
インタープリターという仕事に興味がある、自然が好きでのんびりリラックスしたい、・・・
大学生とそのお父さん、社会人の方々。
ゆっくり森の空気を吸いながら、森の自然を見たり聞いたりさわったり。
遊び心のワーク。
夏の盛りなのに、真っ赤なカエデの葉っぱも見つかりました。
この日は山道にも上がり、林内が見渡せる斜面でものんびり一人の時間を。
「森は静かで何も動かないと思っていたら、動かないはずの木が、動いてた。
そよ風に揺られて、あんなにも枝葉がゆらゆらと。」
渓谷の奥で、静かに水と戯れました。水面を見つめ
「魚と遊んでいます」
うれしそうなみなさんそれぞれの足に、小さな魚が寄ってきていました。
「水面がキラキラして、光が、木に、葉に映って輝いている。
こんな美しい景色まじまじと見たことがなかった。
癒されました。息子と一緒にこんな体験ができて良かった」
「自然がこんなにリラックスできるものだなんて、初めて知りました」
「自然は好きだったけど、寝転んで過ごすなんて初めてで新鮮でした」
みなさんそれぞれ、自然とつながることができました。
こちらは同じく、夏に実施の 癒しツアー「朝の森林浴ツアー」
早起きして、6:30の鈍川渓谷。
朝の自然は格別に爽やか。まだ涼しい中を歩きながら、花の香りや小さな生き物、自然のアートに出会いました。
川辺で、ひんやりした清水で手を洗ったり、水を肌に当てれば、すがすがしい。
裸足を通して、水から土から、自然の力をいただきました。
山の道では朝の光が森を照らし、すべてが輝き始めます。頬を撫でるそよ風。
一時間後、セミの声がだんだん大きくなりました。
「こんなに早起きしたの、久しぶり。気持ちいい。川の水、気持ちよかった」
「太陽が、あんなに温かかったなんて」
「自然のリズム、取り戻せました」
みなさんが、自然の中で元気になれる時間を、
自然とつながるチャンネルを開くきっかけを ご提供したい。
感性が目覚めるツアー 過去記事はこちら
第1回・5月 第2回・6月
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忙しく、頭ばかりを使うことが多い現代人。
必要なのは、考えるのではなく、「感じる時間」。
鈍川渓谷の優しい自然の懐で、
歩き、遊び、ゆったりし、五感を使った楽しいワークを通して、
「感性」、「感じる力」を呼び覚まします。
美しい自然に“気づく”力がつけば、
普段の暮らしの中でも、自然からの癒しを得、疲れをリセットしやすくなります。
「感じる」ことで、素の自分自身を大切にし、本来の力を取り戻しましょう。
さあ、肩の力をぬいて、
自分の中にある 自然の力を見つけにいきましょう。
日時: 11月25日(土) 9:30~2時間程度
集合場所: 鈍川渓谷ふれあいの森森林館
(今治市玉川町鈍川 鈍川温泉峡上流約1.5㎞左手の駐車場) 駐車場あり
対象: 16歳以上一般
定員: 16名程度(最少催行人数2名)
料金: ひとり2,000円
※雨天実施(荒天中止)
持ち物・服装:
野外で活動しやすいあたたかい服装・靴(履き慣れた運動靴など)、帽子、タオル、行動中の飲み物、
カバンは両手が空くリュックサックなどが便利、雨具(カッパ)、ザックカバー(雨天用 必要な方)
※雨の日はカッパを使います。傘は使いません。カッパは上下セパレートのものがおすすめですが、あるものでも結構です。
またはメール info@wokasiya.jp
(メール申込の場合は、下記をお知らせください)
鈍川渓谷 感性が目覚めるツアー 11/25(土)申込
1.参加者全員のお名前と生年月日
2.代表者のご住所
3.当日連絡先電話番号(携帯)
4.メールアドレス
5.参加にあたってひとこと^^