優雅な休日。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、今日は日曜日。
そして珍しく仕事がありません。
私たちの仕事は基本的に土日が忙しいのですが、この時期はオフシーズンに当たるので、土日に休むことができるのです。
昨日も休みをとることができました。
なので、家族で近くの公園に行ってみました。
とても広い芝生のある公園で、多くの家族連れがボール遊びをしていました。
このような普通の光景を目にすることって、私には珍しいことなのです。
基本、土日は仕事ですから、、、。
私たちもひとしきりボール遊びに興じた後、ティータイム。
コーヒーやココアを入れて飲むことにしました。
ガソリンストーブ(コンロ)でお湯を沸かします。
いつでもティータイムができるように、私の車にはこういった道具を積んであります。
ちなみにこのガソリンストーブはとても珍しいもの。
ドイツ製の「JEWEL 34」というストーブ。
ジュエルとかいて「ユベール」と読むらしい。
私はアウトドアの仕事をしていますが、いわゆる「最先端のギア」には全く興味がありません。
登山など、必要性がある場合は別ですが、私はそういった「新しい道具」ではなく、古くて味わいのあるものが好きです。
例えばこのJEWEL 34は数十年前に作られたもの。
東西統一前のドイツの製品だと思います。
こういった古い道具をメンテナンスして使うのが好きなのです。
そもそも、私たちの「をかしや」という屋号も「日本的なものや、古いものを大切にしたい」という思いから古語の「をかし」をとって名付けたのです。
さて、このストーブの形そのものは、現在でも生産されているスウェーデンの名機オプティマス123R、通称「スヴェア」とほぼ同じです。
しかし素材とデザインは全く違います。
スヴェアは金色に輝く真鍮製ですが、JEWEL34は鉄に美しい塗装が施されています。
特にこの、クラシックなハイキングのイラストにはしびれてしまいます。
古き良き時代を思い起こさせます。
五徳を兼ねるケースの中にはストーブ本体が。
本体は青く塗装されており、これがまた美しい!
まさにJEWEL=宝石。
350mℓ缶と比べると、そのコンパクトさがわかりますね。
それでいて結構な火力なのです。
ということで、このストーブでお湯を沸かしコーヒーを淹れ、一人悦に入るのでした。
いやー、実に優雅な休日。
こういった、お金では計れない楽しみが、田舎ぐらしやアウトドアにはありますね。
私はこれからも、仕事やプライベートを通じて、そんな魅力を伝え続けていこうと思っています。
ちなみに、今は自宅である古民家前でこれを書いています。
天気が良いので、庭にテーブルをだして。
こういうのどかな景色を眺めながら仕事できるのも、田舎暮らしのシアワセなところです。
それでは、今日はこのへんで!
今宵もまた、薪ストーブ。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、新章に突入し、田舎暮らしを綴っているこのブログ。
昨日おとといと「薪ストーブ」のことを綴ってきましたが、今宵も懲りずに薪ストーブネタ。
三日連続薪ストーブ祭り! です!!
今日は、かねてより気になっていた「ガスケットロープ」を交換することにしました。
ガスケットロープとは、薪ストーブ本体と、ドアやガラスとの隙間を埋める「パッキン」のことです。
このガスケットが隙間をうめてくれることで、良好な燃焼状態が保てるのです。
しかし、ガスケットは消耗品。
数年に一度は変えなければなりません。
をかしやの薪ストーブはご厚意で譲って頂いた品。ありがたく使わせていただきもう二年になるのですが、それなりにパッキンも弱ってきており。
今までは強目の火を焚くと正面のガラスがカタカタと音を立てていたのでした。
これはいかん!これでは煙が逆流するし、燃費もよくない!
ということで、交換に踏み切りました。
交換すべきガスケットは、まずはガラスの隙間。
正面から見えるガラス窓です。
このガラス窓、正面から見ると綺麗に収まっているように見えますが、さにあらず。
実はパッキンもスカスカで、空気が漏れ放題なのです、、、
横から見るとよくわかる。
隙間だらけです。
しかも本来、鉄板→ガラス→ガスケット の順なのに(外側から)、これは
鉄板→ガスケット→ガラス になってる!
そうか、だからこの薪ストーブ焚くと、煙くさかったのね。
そして静かにしんしんと、ススが積もるのね。
、、、納得。
ということで、戦闘開始!
まずは、扉を開き、分解します。
ネジがあるので、それを全て外し、内側鉄板を取り外します。
ススが溜まってるので、スクレーパーで綺麗にします。
それだけでは綺麗にならないので、、ケミカルを使って掃除します。
バイク用のパーツクリーナー使ったけど、ススは結構手ごわいねえ。
キャブクリーナーが必要だな。
綺麗にした鉄板の内側に、隙間を埋めるためのガスケットロープを貼りつけます。
専用のセメントを使って。
ちなみにこの薪ストーブは、ホンマ製作所の薪・ペレットハイブリッドストーブ、
DR-600という機種。
ガラス用のガスケットは8mm。
正面扉は12mm。
・・・この辺の情報はマニアックになってきますので、ご興味のある方は直接メールにてご質問くださいませ。
以上の作業を終了し、良好な燃焼を保てるようになりました。
いやー、全く違うね、今までなんだったんだろ。
やっぱり一手間かけること、メンテナンスすることは大事。
それこそが田舎暮らしの醍醐味だと思うのです。
ということで今夜はこの辺で!