薪ストーブの煙突そうじ。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、昨日より本ブログは新章突入。
「をかしやの、をかしな田舎暮らし編」を展開しております。
昨日は、田舎暮らしのマストアイテム、薪ストーブについて書きました。
今日も薪ストーブについて。
薪ストーブは、本体も大事ですが、実は煙突が命です。
車に例えると、ストーブ本体は車体、そして煙突は「エンジン」に相当します。
いくら車体が立派でも、エンジンが貧弱だったら車は走らないですよね。
薪ストーブもそれと一緒で、煙突がしっかりしてないと燃焼してくれないのです。
なので大事になってくるのが煙突そうじ。
煙突が詰まると、上昇気流(ドラフトという)が発生しないし、詰まったタールに引火して、最悪の場合、煙突火災を起こしたりします。
だから、煙突そうじをして、煙突の内部をいつも綺麗にしてあげなければいけません。
昨日も書きましたが、今年は薪の在庫が不足しており、当初はやむなく乾燥の足りない薪を燃やしていました。薪ストーブの薪は、1年以上乾燥させてから燃やさないと、大量のススが出るのです。
なので、ものすごくすすがたまっているであろうと予測し、先日煙突を開けて掃除をしました。
その写真がコレ。
・・・うーん、ヤバイです、これはヤバイ。
こんなに煙突が詰まってたら、燃えるわけがありません。
煙突の掃除は、専用のブラシを煙突に突っ込んでゴシゴシします。
この日は協力な助っ人も参上しました。我が家の次男です。
をかしや家の子どもたちは、煙突掃除だろうが畑仕事だろうがなんでもやります。というかやらせます。
そのほかにも、釣りや料理や刃物研ぎ車のタイヤ交換に至るまで、あらゆることを経験させています。
無理やりやらせる、というよりも「楽しいよ〜!」とそそのかして、一緒にやる感じ。
それが将来の「生きる力」になると、私は信じているからです。
ちなみに、我が家の必修科目は3つあります。
ひとつ、火おこし。
ひとつ、ロープワーク。
ひとつ、刃物研ぎ。
これだけできれば、とりあえず生きていけるだろうと。
なので私は父として、この三つは子ども達に伝えていきたいと思っています。
ともあれ。
すべての煙突をゴシゴシし、煙突掃除が無事、終了すると思えたその時!
アクシデント発生・・・。
煙突の仕上がり具合を確かめるために、下から覗いた瞬間、大量のススが降ってきたのです。
そして顔面直撃!
その写真がこちら。
ああ、キャプテン・ジャック・スパロウになってもーた・・・。
・・・というトラブルがありながらも、無事煙突掃除は終了したのでした。
やっぱり綺麗に燃える炎を眺めるのは気分が良いものです。
トラブルがあったり、手間がかかったりする田舎暮らしですが、その分ヨロコビも大きいのです。
ということで、今日は煙突そうじの巻、でした。
それではまた!
をかしやの、をかしな田舎暮らし。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて。
前回お伝えした通り、本ブログは今日から新章突入です。
前回までは「怒涛の出張編」でしたが、出張の日々もひと段落したので、今日からは
「をかしやの、をかしな田舎暮らし編」です。
どうぞお楽しみください。
さてさて、私マロは、愛媛県今治市の、とある里山に暮らしています。
住居は築100年の古民家。
大変立派な家です。
しかししかし。
暮らしてみて改めて分かったのですが、古民家はとても寒いのです、、、。
そりゃそうです。
現代の「高断熱、高気密」な住宅と真逆で、とにかくすきま風がすごい!
そして断熱材など皆無!
いやー寒い。
もう清々しいほどの寒さ。
そんな古民家暮らしの強力な助っ人が「薪ストーブ」。
広い範囲を遠赤外線でじんわりと温めてくれます。
しかし、これも運用し始めて初めてわかるのですが、薪の消費量がすごい!
本来であれば冬になる前に薪を割り、冬のシーズンに備えておくのですが、私たちがこの家に入居したのは、一年で一番寒い今年1月!
薪の備えが全然足りぬまま厳寒の冬に突入となったのです。
なので、しょっちゅう薪を手配する必要があります。
乾いた薪材を入手し(これがなかなか難しいのですが、、、)、使いやすい大きさに刻んで、割ります。
幸い近所に大工さんがいるので、現場で出る廃材をいただくことが多いです。
ちなみに奥にある丸太もご近所からのいただきもの。カシ材で最高の薪になりますが、ついこないだ切った生木なので、使うのはまた来年!
手前の建材を手頃な大きさに切り、必要であれば割っていきます。
ちなみに今回切ったこの材木の量で、みかんコンテナ7杯分くらい。
しかし、1週間もちません、、、、。
なので、冬の間じゅう、これを繰り返していきます。
田舎暮らしって、ヒマそうにみえて実は忙しいんです。
でも、自分で材を集めチェンソーで刻んで割るのは、とても楽しい作業でもあります。
昔から、「木は3回人を温める」と言われているそうです。
最初は、立っている木を「伐るとき」。
二度目は木をきざんで「割るとき」。
そして最後は薪として「燃やすとき」。
そんなプロセスを実感できるのが、田舎暮らしの良いところです。
・・・と、こんな感じで、少しづつ田舎暮らしのようすを綴っていきたいと思っています。
今後もどうぞご期待くださいませ。
それでは今日はこのへんで!