2019夏休み 鈍川渓谷シャワートレッキング のご案内
こんにちは。ご無沙汰しております。菊間たまです。
みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
をかしやでは、毎年ツバメが子育てしていますが、
今年も3羽のヒナが7月7日七夕の日に、元気に巣立っていきました。
夏の間、いっぱい食べて学んで力をつけて、
たくましく南へ旅立てますように^^。
こちら愛媛・今治は、梅雨明けを待つ日々です。
しかし、梅雨の時期に必要な雨量がまだ降ってない!
玉川ダムの水も50%切るのか、ぎりぎりのところでしたが、
昨日の雨で持ち直したようです。
川の水も少なかったので、魚たちは元気にしているか、気になっています。
恵みの雨で、川が、大地が、豊かでありますように。
さて、いよいよ夏休み。
今年のをかしやは、鈍川渓谷シャワートレッキングを8月に4回開催いたします。
★シャワトレ!★
「鈍川渓谷シャワートレッキング」
鈍川渓谷の清流の中をさかのぼっていく夏の冒険!
水の中を歩いたり、泳いだり、川の自然と涼しさを満喫!
キラキラ水しぶきをあびながら、川の爽やかトレッキング。
だから「シャワトレ」
ちょっとドキドキ、スリリングなポイントも、力を合わせて乗り越えよう!
この夏チャレンジしてみませんか!
毎年大好評です。
2019年 日程:
8月
3日(土)
11日(日) 満員御礼
12日(月) 満員御礼
17日(土) 残席わずか
時 間:13:00~2時間程度
集 合:今治市玉川町鈍川渓谷 ふれあいの森森林館 発着
対 象:小学1年生以上~一般(高校生以上は大人料金)
定 員:各回15名
参加費:親子2人3,000円
(家族追加 大人1,000円/人 こども800円/人)
大人(高校生以上)のみ参加 2,000円/人
◇服装・持ち物:
服装・・・水着の上にTシャツ、ズボン(乾きやすく保温性のある化繊生地がおすすめ)
こどもさんは特に体が冷えやすいので、水着、ラッシュガードの上に、
化繊のTシャツやジャージ、フリースなど保温用の重ね着服を
お持ちいただくと安心です。タイツやズボンは脚を守ってくれます。
足元・・・スポーツサンダル(靴下着用)またはウォーターシューズか履きなれた
スニーカー(濡れてもよいもの) ※ビーチサンダル、クロックス不可
持ち物・・・飲み物、タオル、着替え、靴の替え、帽子、
水中メガネ(あるとより楽しい♪)など
※川の状態(水量)、コースによりますが、膝上~腰くらいの水深が多いです。
時折深いところもあり、泳いだりしますので、全身ザブンと濡れるつもりで
おいでください。
◇集合場所はこちら
より大きな地図で 鈍川渓谷 ふれあいの森森林館 を表示
※「鈍川渓谷シャワートレッキング」は、前日までにお申込ください。
※荒天・増水時は中止とさせていただきます。
※ご予約後はキャンセル料が発生します。
◇申込み先:申込フォーム
◇問合せ先:
メール mail@wokasiya.jp
電話 0898-55-3976
(留守の場合があります。留守番電話にご連絡先をいただければ折り返しご連絡いたします)
体験のようすは、
こちら過去記事・夏休みプログラムカテゴリーをさかのぼってご覧ください。
気持ちよさそうなイイ顔がいっぱいです^^
みなさんのご参加を心よりお待ちしています。
気持ちいい!と心から喜べる、自然とつながる瞬間を
一緒に体験しに行きましょう^^!
しまなみ海道にて、貸切釣りガイドツアー。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
昨日は貸切釣りガイドツアーでした。
をかしやは、普段は釣りのプログラムはやっていないのですが、オーダーがあればいつでも承っています。
去年の夏休みも二件ほど釣りガイドをしました。
あまり知られていないのですが、私たちをかしやは釣りだけではなく、オーダーしていただければほとんどなんでもやるのです。
さて、今回の釣りガイドのお客様は9年来の友人である「ガビーさん」ご一家。
をかしやは2009年から2011年にかけて三年間、「いまばり湯ノ浦ハイツ」というホテルで夏休みの自然体験プログラムを実施していました。その最初の年、2009年のプログラムに参加してくださったのがガビーさんご一家で、それ以来のお付き合いになります。
その時の記事はこちら。
このブログ記事の中でガビーさんに抱っこされて蜘蛛の巣をくぐっているのが、今は高校2年生になった長男のショーゴ君。うーん、時の経つのは早いものです。
ガビーさんと小さいショーゴくん
ガビーさんご一家は関東在住なのですが、毎年毎年30年以上も夏休みに今治に遊びに来られています。
小学生の頃から毎年来ているので、今治の自然やその変化にもすごく詳しいです。特に趣味であるクワガタの生態に関してはすごいものがあり、ブログで情報発信もしてくださっています。
そしてガビーさんご一家はとても素敵なご家族で、以前お父様にこんなお話を伺ったことがあります。
「世の中には、休みには外国に行ったりする方もいらっしゃるけど、ここに毎年来て、一週間くらい滞在して、のんびりして夕方にテニスする。そういうのが私たちにとって最高の贅沢なんです。」
なんて優雅な時間の過ごし方。大人です。欧米人の休暇みたいです。
その時の記事がこちら。ガビーさんとの衝撃の出会いの様子も綴ってあります!
2010年の写真。うーむ、二人とも若い!!
さて、そんなお馴染みのガビーさんご一家を釣りにご案内しました。
去年に引き続いてのご用命です。
夏のしまなみエリアは暑すぎて条件的にキビシイ場合も多いのですが、一週間ほど前に予備調査を行い、一番良いと思われるとある島に釣り場を決定しました。
その時のこと。いろんな場所や仕掛けを試したのですが、その一環としてサビキ釣りで釣れた小魚を生き餌にして放り込んでおきました。
運とタイミングが良ければ大物がかかることがあるのです。
そしてその時がやって来ました!竿につけてあった鈴がリンリンなり、竿先が強烈に引き込まれます!!
「よっしゃー!」と竿をとり、やり取り開始です。強烈な引きで、糸がどんどん引き出されていきます。
こういう時には無理にあげようとせず、ある程度魚を走らせて弱らせるのがコツです。
しかしいくら時間が経ってもこの魚は一向に弱った気配を見せません。
少しづつ糸を巻いてもすぐに引き出され、一進一退の攻防が続きます。
私の釣り人生の中でも、間違いなく最大級の大物です。タイか、ヒラメか、青物か。
期待に胸が膨らみます。
そしてファイト開始から30分がたち、ようやく魚が浮いて来ました。
白い巨大な魚体が見えます!
「でかい!タイか!!」
少しづつ寄せて来て、いよいよ魚の姿があらわになります。
でかい!1メートルくらいあります。
そして、その姿は座布団のよう!
「ヒラメか!」
・・・・しかし、どうも様子が違います。
なんかひらひらしてる・・・。
そして形が普通の魚っぽくない。広い。
・・・その正体はこいつでした。
「エイかよ!!!」
この時のがっかり感ときたらありません。
エイやサメなどの軟骨魚類は食べられないこともありませんが、アンモニア臭があり、美味しくないのです、、、。
第一重すぎであげられないし・・・。
結局そのままリリースし、海にお帰りいただきました。
渡船の都合で2時間しかいられないのに、巨大エイに30分も取られてしまった、、、。
無念。
とまあ、下見でこんなこともあったのですが、気を取り直して本番です。
今日は大物が釣れることを信じて。自然豊かなしまなみに来たからには、ぜひ大物を釣っていただきたい。
港から船に乗り、みんなで島を目指します。
船からはしまなみ海道がよく見えます。
いつ見てもしまなみは美しい。
そしていよいよ島に上陸。釣り場である波止(防波堤)へ急ぎます。
波止についたら釣り開始!
しまなみを眺めながらの釣りはロケーションもよく、気分最高です。
しまなみの海は潮がとても早く、刻一刻と変化します。
潮の流れや動きが見る見るうちに変わっていくのです。
そして魚たちの動きも潮によって変わります。
この日の潮は若潮。
釣り初めから2時間ほどで干潮を迎え、午後はどんどん潮が満ちてくるパターン。
どのタイミングで釣れるかは、やって見なければわかりません。
最初はあまり釣れなかったのですが、1時間した頃からポツポツと釣れ始めました。
干潮に近づいて潮が動かなくなってから釣れるパターンです。
この釣り場には、どこにでも群れているスズメダイはあまり多くなく、メバルがとても多い。
そのほかにもアジやベラの仲間、ホゴ(カサゴ)やグレ(メジナ)なんかもポツポツ釣れます。
その釣れたアジを餌にしてやはり投げ込んで見ることにしました。
大物はくるでしょうか?
しばらくしてまたその時はやって来ました。
ガビーさんの竿が海に引き込まれそうになっています!
「キター!!!」
私は竿に猛然とダッシュし、なんとか海に落ちる前に確保することができました。
態勢を整えてガビーさんに渡します。そしてファイト開始!
ガビーさんの竿から糸が勢いよく引き出されています。
こういう時は竿を立て、竿の弾力を使って魚の引きを吸収します。
竿をのされて(倒されて)糸が一直線になったらすぐに糸は切れてしまうのです。
ドラグ(糸出し装置)は、魚が強く引いた時にジリジリと出るくらいにしておいて、魚をしばらく走らせます。
そして引きが弱まった時に竿をじわーっと持ち上げ、竿を下げながらその分を巻き取ります。
これをポンピングと言います。釣りの基本的な技術の一つです。
※ただし、ポンピングには釣り糸のテンションが変化するのでバレやすい(はずれやすい)という弱点もあるようです。なので釣り具も釣り糸も進化している現代では竿を一定の角度で保ち、魚の引きが弱った時だけ巻くという「クレーン巻き」という方法が主流になっている模様。
ガビーさんにそんなことをお伝えしながらやり取りを見守ります。
糸がジージーと音を立てて出ていきます。かなりの大物!
その後しばらくやりとりしたのですが、、、残念ながらバレて(はずれて)しまいました。
あの魚はなんだったんだろう?
かなりの引きでした。
そうこうしていると、私の竿も大きなアタリが!!
すぐに竿を取りファイト開始。
それほど大きくはないのですが、ゴンゴンとよく首を振ります。
「タイか?」
期待に胸踊ります。
やりとししつつ順調に糸をまき魚を寄せます
そして魚体が見えました!
「白い、タイか!?」
しかし、またなんか違う・・・。
なんかくねくねしてるし。
さらに糸を巻いて、タモ網を使って無事ランディング。
その魚がこいつでした。
「サメかよ!!!」
「また軟骨魚類かよ!」
もう笑うしかないですね・・・。サメも笑ってるよ・・・。
もちろん、この後サメさんには海におかえりいただきました。
※この写真だと小さく見えますが、このサメ60㎝以上あります。
これに前後してもう一回かかったのですが、残念ながらそれもバレてしまいました。
バレてはしまったものの、3連発での、大物の到来に興奮しっぱなし!!
しまなみの海には大物とロマンがいっぱいです!!
その後も適宜休憩をしながら釣りを続けました。
午後からは潮が満ちて来て、目の前の海が次第に川のような流れになっていきます。
潮のタイミングによって、さっきまで全く釣れなかったのが急に釣れ出したり、また釣れなくなったりします。
海は不思議です。
結局船の時間である16時まで釣りをして、この島を後にしました。
魚は釣れたり釣れなかったりを繰り返しつつも、30数匹を上げることができました。
最後に、港でみんなで記念写真を取りました。
日差しがめちゃ眩しくて、みな険しい顔になっております。
ちなみに一番背が高い黒い服の人は、高校二年生になったショーゴ君です。
このようにして、しまなみのアツい1日は終了しました。
昔からの友人を、このようにご案内できるのはガイド冥利につきます。
ガビーさん、お父さん、ショーゴ君、カンタ君、ありがとうございました。
またぜひ、一緒に釣りに行きましょう!
以上貸切釣りガイドツアーのレポートでした。
皆さんもいかがですか?