佐世保で講座、やります。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて今日は、2月に佐世保で実施する講座の予告です。
その名も
「促す」「伝わる」「企てる」
〜地域で活躍するひとのための指導者養成講座〜
この講座は、「人前に立ってコミュニケーションをとる人」すべてにおすすめの講座です。
地域で何かをする人、体験活動をする人には特にオススメです。
講師は私と、淡路島在住の名ファシリテーター「マーキー」こと青木 将幸氏。
学べる内容はタイトルにある通り、大きく三つ。
一つめは「促す」力。
「ファシリテーション」の基礎です。
二つめは「伝わる」力。
わかりやすく伝えるための技術「インタープリテーション」を学びます。
三つ目が「企てる」力。
「企画力」を身につけます。
この三つがいっぺんに学べる講座は、なかなかあるものではありません。
とても豪華な内容の講座になっていると思います。
私はインタープリテーションと企画。
青木マーキーはファシリテーションの担当です。
しかも!
これだけの内容でありながら、なんと参加費は無料!
素晴らしい!
主催は「地域循環研究所」さんです。
日程は、二日間×二回の、全4日間。
1日だけの参加も可能ですが、もし出来れば、2日ごとにテーマを設定してますので、前半2日か後半2日、どちらかに参加いただければと思います。
ちなみにマーキーと私が揃ってるのは前半の2月11(土)12日(日)のみ。
後半二日間の講師は私のみです。
全日程参加していただくと、自然体験の指導者資格「NEALリーダー資格」が取得できます。
佐世保は海が美しく、食べ物が美味しく、ローカルアイドルの「佐世保キャンディーズ」もいて、「洞窟バーもあり、とても良いところです。3年前にも研修をさせてもらいました。
講座の詳細は下記の通りです。
ぜひ多くの方に参加していただきたいと思っています。
ご縁のある方と佐世保でお会いできるのを楽しみにしております。
「促す」「伝わる」「企てる」
〜地域で活躍する人のための指導者養成講座〜
地域で活動し、何かを成し遂げようとする人にとって必要な資質とは何でしょうか?
地域の自然や文化、歴史に対する知識でしょうか?あるいは野外の安全管理のスキル?
もちろんそれらも大事ですが、一番大事なことは人を巻き込み、人と人との関係性を育む対人関係能力ではないでしょうか?
この講座は、ひと前に立ってコミュニケーションをとるあらゆる人にとって必要な三つの力「促す力=ファシリテーション」「伝わる力=インタープリテーション」「企てる力=企画力」を身につけることをめざす講座です。加えて講座の参加者同士がネットワークを組み、協働で何かを企てていくことも目指していきます。
あなたもそんな仲間になりませんか?
講座修了者は「NEALリーダー」の資格を取得することができます(任意登録)。
講座詳細
日程:二日連続講座×2回
第一回・・・平成29年2月11(土)、12日(日)
第二回・・・ 2月18(土)、19日(日)
定員:25名程度(30名まで可)
場所:佐世保市内
対象:こんな人にオススメです!
- 自然体験活動指導者
- 地域おこし協力隊の方
- 地域でなんらかの活動をしてる人
- あらゆる芸事やスポーツの指導者
- 教師、ホテルマン、セールスマン
- ・・などなど人前に立ってコミュニケーションを必要があるすべての人
その他:・1日だけの参加も可能ですが、前半2日、後半2日、二日単位でのご参加がオススメです。
・NEALリーダー資格の取得には、全日程参加が必要です。
三原市おもてなしガイド養成研修その2
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、先日のブログでもお伝えしましたが、週末の15日、広島県は三原市でガイド養成研修をしてきました。
全二回シリーズの、今回が二回目になります。
今回は雪の恐れがあったため前日入りしました。
そして朝起きてびっくり!
一面の銀世界。
今冬最強の寒波が訪れ、世界を白一色に染めていました。
しかも広島では特にその影響が強かったらしく、数十年ぶりの大雪となったのです。
こんな状況で、野外でのガイド研修できるのか?
・・・と波乱の幕開けとなりました。
さて、講座のはじめはいつもオリエンテーションから。
スケジュールや目的、目標を全員で確認。
そして前回の内容をていねいにおさらいします。
そのあとはガイド実習。
実際に、今後三原市のガイドで使われる場所を舞台に、どんなお客さんが来ても楽しく体験できて、三原の歴史や魅力が伝わる遊び=「アクティビティ」を考えます。
通常、歴史やまちなみのガイドでは、とかく「知識」や「情報」を詰め込みがちです。
そしてそして・・・。
ガイドさんはとにかく喋り倒します。
お客さんはひたすら聞くだけ・・・。
しかし、お客さんは必ずしもそんな詳しいことを求めてきているわけではありません。
むしろ、「楽しい体験」や「のんびりした時間」を求めてきている場合も多い。
特に家族連れやカップルがはじめてその町にきた場合、歴史やまちなみに興味があるわけではなく、ただ「楽しい時間」を過ごしたい場合がほとんど。
そしてたまたまガイドツアーに参加するのです。
なのにひたすらマシンガンのように歴史やまちなみの話を聞かされ続けたら、、、。
多分「おなかいっぱい」になり、その町には二度と来ないでしょう。
あ、これ当のガイドさんは決して気づきません。
なぜならば参加者は気を使って
「こういうの、好きな人は好きですよね?」
とか
「すごくお詳しいんですね。」
とか言ってくれるからです。
・・・でも、気づかなければいけません。
それらのコメントは「面白くなかった」という意思表示である場合が多いのです!
もちろん知識も必要ですし、マニアックな人にも満足していただく備えをする必要もあります。しかし、それ以上に必要なのは、奥深い歴史やまちなみや自然の魅力を誰でも楽しめる「楽しい時間」に変換し、それを通じて多くの人を魅了し、ファンになっていただく「伝える力」です。
そんなガイドを目指して、特に今回は知識ではない「伝える力」の習得を目的に研修が行われました。
さてさて、オリエンテーションの後は、グループごとに約1時間半の下見と準備時間を経ていよいよ実践です!
ひとつめの班は、屋内の「みはら歴史館」を舞台にしたガイド。
当然いろんな展示物がありますが、それをただ喋って解説するのではなく「体験」を入れて誰もが楽しめるようにするのが今回のミッション。
いやー、良かった。なかなか素晴らしい体験でした。
かつての広大な三原城を再現したジオラマで、「陣取りゲーム」をして遊ぶ、というもの。
そしてそのゲームを通じて、知らず知らずのうちに現代の三原の町と、かつての広大な城との位置関係がわかってしまうという仕掛け。
うーん、やりますなあ。
これなら大人と子供が一緒に楽しめる!
続いて次のグループ。
この頃には雪も溶けてだいぶやりやすい雰囲気に。
このグループの舞台は「石垣」。
今ではショッピングセンターの周りに、ほんとに何気なくある石垣なんですが、これが実は450年前の石垣。
三原城は日本三大水城に数えられ、広大な敷地とそれを取り巻く石垣が非常に立派な城でした。
でも今はその痕跡はほとんど残っておらず。あるのは石垣だけ。
なので、かつて櫓(やぐら=見張り台)のある石垣に登り、古の武将のように、遠くの海を見渡してみよう!という体験。
ちなみにかつてはこの先は海。まさにフロントライン。
しかし今は完全に埋め立てられ、その先にあるのは建物のみ。
でも石垣に登って遠くを見て、「敵だー!」などと叫んでみると、不思議とそこに海があるような気がするのです。
それこそが「体験」の力です。
こんな感じで全ての班がガイドの実践をし、部屋に戻ってきました。
戻ってきたら、実施後に参加したメンバーからいただいたコメントを元に内容の練り直し。
このように実践し、フィードバックをもらい、修正する。
まずはやってみて、PDCAをまわしていくという、徹底した実践方式が、私たちの研修の特徴です。
その後、車座になって二日間全体のふりかえりをし、研修は終了しました。
今回の研修は、本来三日間で行う内容を二日に圧縮したためかなりタイトでした。
しかも今冬最強の寒波が訪れて・・・。
でも、そんな中でも参加者の皆さんのやる気と、そしてスタッフの熱い思いでかなりアツい研修になったのではないかと思っています。
この研修を通じて私も三原を大好きになりました。
一見すると全く気づかないのですが、よく見ると450年の歴史がチラチラ見えてくる。
まるでブラタモリのような、、、。
もし機会があったらみなさんも三原に行ってみてくださいませ。
わかりにくいけど面白い!
だからこそ発見のヨロコビがある!!
以上三原市おもてなし研修の報告でした。