をかしやさんは、山へ柴刈りに。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さてさて、先日、山に薪取りに行きました。
昔話で言うところの「柴刈り」です。
をかしや家は薪ストーブで暖をとっているため、冬を越すためには大量の薪の確保が必要となるのです。
今年は1月に古民家に入居したため、薪の確保が間に合わずやむなく生木を燃したりするはめになりました。生木だと煙突が詰まるし、燃焼も良くないのです。
ということで、来年の薪の確保に行きました。
立木を着る場合、春をすぎると木が水をあげてしまうため、その前に伐るのがベストです。
場所はをかしや古民家のすぐ近く。
少し前にご近所さんが「切っていいよ」と言ってくださった場所
でも我が家には軽トラがないので、取りに行くのを躊躇していました。
しかしそこに救世主登場!
なんと偶然にも、をかしやヘルプスタッフであり、林業仲間であるSさんが、軽トラに乗ってふらりとやってきてくれたのです!
チャンス到来!
ということで薪を伐り出すことにしました。
川沿いの場所に、倒された木が積み上がっています。
これを運べる長さに刻んで、運び出すのです。
こう見ると少ないように見えますが、結構な量があります。
材はアラカシ。
カシ類は材が硬く、最高の薪になります。
川の手前には、すでに切って積んである枝があります。
これも刻んで薪にします。
これを刻むのは結構手間がかかるのですが、手伝ってくれたSさんが手際良く刻んでくれました。
Sさんは森林ボランティア歴が長いので、こういった作業はお手の物なのです。
Sさんありがとう!助かったー!
そうしてに時間ほど作業し、軽トラックで二台分を搬出しました。
作業後の現場はこんな感じ。
全部運べたわけではありませんが、まああと2時間くらい作業すれば綺麗になるはず。
これでも軽トラ2〜3台分くらいあります。
薪を運びこんだをかしや古民家はこんな感じ。
このあとは、ちょうどいい長さに切って、割らなければいけません。
ああ、その前に積むための薪棚作らなきゃ、、、。
と、田舎暮らしはでは連鎖的に作業が発生し、結構いそがしいのです。
もちろん、それが楽しいのですが。
あ、そうそう。
このような、山と関わるライフスタイルを体験するための講座「やまなみインタープリター講座」4月29日開講です。
山、森、薪などに興味のある方、ぜひどうぞ!
以上芝刈りレポートでした
やまなみインタープリター講座、その2
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
今日は、今年度事業の第一弾、「やまなみインタープリター講座」通称「やまプリ」のご案内その2、です。
「その1」はこちら
この「やまプリ講座」は、4月〜7月にかけ、月一回×2回、プラス最終回のみ一泊二日で実施する、森林や林業、そして山と関わるライフスタイルについて学ぶ講座です。
例えば、薪ストーブを使うと、少し人生って豊かになります。
あるいは、焚き火を囲むだけで心が穏やかになります。
薪ストーブも焚き火もできない都会であっても、自分で切った山の木で作ったコースターがあれば、普段の暮らしのなかにも「森」を感じることができます。
そんな、山や森と関わる第一歩を、伐採体験やチェーンソー体験、そしてさまざまなメンバーとの交流を通じてやってみよう!
という講座です。
すでに、大阪や徳島、そして愛媛県内各地域からエントリーいただいています。
私たち をかしやの講座はメンバーの多様性が魅力。
森にまつわる講座だけど、きこり未体験の女子から、林業のプロまでいろんなメンバーが来ますよー。
そして山は楽しいです。
山仕事をしていると、何気ない日常の中にある、一瞬のヨロコビに触れることがあります。
神々しい朝日だったり、朝の空気の冷ややかさだったり、あるいは普通のおにぎりが格別に美味しかったり。
多分普段の暮らしの中にもそんなヨロコビはたくさんあると思うのですが、忙しい日常では感じにくい。
自然の中にいるからこそ、感覚が鋭敏になり、素直に喜ぶことができるんだと思います。
そんな、山や森林のことを知り、やまと関わるライフスタイルの一歩をフミダスための機会が「やまプリ講座」。
具体的な講座の内容は、以下の通りです。
第一回:4月29日(土・祝)
「きこり入門!」
〜メンバーどうしお互いを知り合う時間とかんたん森林講座、間伐体験〜
・・・初対面のメンバーと知り合ったり、森のことを少し知ったり、実際に森に行きノコギリで間伐をしたりします。
第二回:6月4日(日)
「チェンソーワーク」
〜思いっきりチェンソーぶん回して、とことんチェンソーを使い倒してみよう!〜
・・・とにかくチェエーンソーに触れる1日。危なそうに見えるチェンソーですが、基本的なセオリーを守って使えばとても便利な道具。何よりチェンソーをぶん回すのはとても「快感」!
正しい使い方と用途にあった選び方、それから目立て(刃の研ぎ方)とそのための便利道具の使い方も教えちゃいます。
第三回:7月8日(土)〜9日(日) 一泊二日
「森を伝える人になる」
〜初日:お楽しみの1日と納涼会!〜
・・・前二回をふまえ、参加メンバーのやりたいことを形にしていく1日。
そして夜は大・大・納涼懇親会です!
〜二日め:全体のふりかえりと森と人との関係を考えるワークショップ〜
・・・森のことを少し知ったら、「何かしたい」ときっと思うはず。
その「何かしたい」をカタチにするために、メンバーと話し合ったりしながら、これからにつながる「一歩」を考えていきましょう。
それから、講師について。
講師の皆さんも魅力的です。
いつも林業を一緒にさせてもらってるのですが、講師のお三方は、林業技術もさることながら、生き様がすばらしい!
自ら進んで林業の道を選び、森に関わるライフスタイルを実践している魅力的な人たちです。
講師プロフィール
村瀬 宏之(さくら組代表)
岐阜生まれ名古屋育ち、32才より、全く未経験の林業会社(愛媛県砥部町)に就職、13年勤めて退職、現在独立4年目。体力に合わせて半林半Xを模索、“話の聴ける木こり”を目指し、カウンセラーの勉強を7年前より始める。電話相談ボランティア5年目。4月よりハローワークにて週イチ、キャリアコンサルタントを務める予定。極真系の高見空手の有段者でもあるが、楽しみは妻と飲みに行くことと、娘との長電話。趣味は料理とオペラ、映画鑑賞、そして「ももクロ」ことももいろクローバーZのライブ鑑賞。
江崎 賢二(えざき育林代表)
各地放浪、総合格闘技に青春を燃やす。
東北震災のボランティアにて妻と出会い、高知県旧本川村に移住。妻とその師匠から林業を学び6年目になる。厳しさと豊かさにあふれる人力の育林業の素晴らしさを実感する日々です。趣味−読書、格闘技、描画、作文、穴掘り
江崎 美沙
幼い頃から田舎暮らしに憧れ、林業の現場で働こうと決めて大阪から高知に来てその道に入りました。収入間伐で重機オペレーターを6年の後、地ごしらえ植え付けから切り込み間伐までの育林作業こそやりたくなって、さらに山奥の師匠に弟子入り。ステキな夫とも巡り会えて、2人で独立。林業13年目、山暮らし満喫中。
講師のみなさんは、このプロフィールではぜんぜんつたわらないくらいキャラも立ってるのですが、この辺はまた改めてブログでお伝えしますね。
さて、そんなやまなみインタープリター講座。
詳細は下記の通り。4月29日、開講。
興味のある方はぜひどうぞ!
連続参加でも、単発参加でも。
初心者でも、山のプロでも経験は問いません。
中学生以上ならOK!です。
山にかかわるライフスタイルは楽しいですよ〜!!!
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やまプリ講座 〜やまなみインタープリター講座〜
日時:第一回・・・・平成29年4月29日(土・祝)9:30~17:00
第二回・・・・ 6月4日(日)9:30~17:00
第三回(一泊二日)・・・7月8日(土)9:30~ 9日(日)17:00
定員:20名
会場:愛媛県今治市玉川町鍋地集落および集会場
テーマ:第一回・・・きこり入門
第二回・・・チェンソーワーク
第三回・・・森を伝える人になる
こんな人にオススメ!:
中学生以上の
・森林や林業にちょっと興味のある人
・木を伐採して、その木で何かを作りたい人
・チェーンソーの扱い方、選び方を知りたい人
・チェーンソーの目立て(刃の研ぎ方)の仕方、目立てに超便利!な道具の選び方を知りたい人
・薪ストーブや、薪の扱い方を学びたい人
・多様なひとびととの交流を楽しみたい人 ・・・などなど
参加費:連続参加:9,800円(三回一括料金、三回目の食費別途)
単発参加:初回・二回目、3,000円/回、最終回5,000円(食費別途)
※ガク割、あります! 中高大学生の参加費は上記料金の半額!!
講師:村瀬 宏之氏、江崎 賢二氏、江崎 美沙氏
申し込み方法:下記申し込みフォームからお申し込みください