裏山の整備。
こんばんは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、先週末のこと。
古民家の裏山の手入れをしました。
うちの古民家はすぐ裏に山があるのですが、そこにシノ竹やらさまざまな潅木やらがしげってしまい、なにか鬱蒼とした、ちょっとしたジャングルのようになっています。
あたたかくなる前に、これらを切り開かなければなりません。
さもなければ、大量の蚊に襲われるハメになるでしょう、、、。
田舎暮らしでは、このように折に触れて日々の作業をし、自分で「汗を流す」ということがとても大事なのです。
で、その裏山の様子がこんな感じ。
これでも手前の方はだいぶ手入れした後です。
もう少し寄ってみると、ボサボサ加減がすごい。
なのでまずは刈った篠竹(しのだけ)を集め、古民家の敷地に運び、燃やして処分します。
その後もう一度刈り払い機で篠竹や藪を切り開いていくのです。
敷地の、燃やす場所はこんな感じ。
本当は畑にしたいのですが、以前に刈った竹や木があるため、まだまだ畑にはほど遠い状態。
まわりに燃えうつらないように中心に竹を集め、気をつけながらじゃんじゃん燃やします。
周囲に家は隣接していないので、煙のことなど気にせず燃やすことができます。
この辺が田舎暮らしのよいところです。
このようにして運んで燃やしては刈り、刈っては燃やしを半日ほど続け、きれいになった裏山がこちら!
スッキリーーーー!
刈った後は、二本の木が見えています。
これ実は、桜とビワ。
植えられてある程度育った後にシノ竹に囲まれてしまったんですね。
刈る前と比べると、スッキリ加減が一目瞭然。
これでなんとか、無事に夏を迎えられそうです。
よかったー。
そんなわけでこれからも、山を手入れしたり薪を割ったり畑をつくったり、私たちの「自分の暮らしを創る」試みは続いていくのです。
JOLA表彰のお祝い会をしていただきました。
こんにちは。
一般社団法人をかしや代表理事「マロ」こと菊間 彰です。
さて、JOLA=ジャパンアウトドアリーダーズアワードの記事が朝日新聞に掲載された一昨日、広島にて中四国のファイナリスト3人をお祝いする会がありました。
なので、ありがたく私も参加させていただきました。
主催してくださったのは、西村 仁志さん。
私たちが専門とする環境教育業界、自然学校業界の第一人者で、1993年に「環境共育事務所カラーズ」を開設され、現在は広島修道大学で教鞭をとる、私たちの大先輩に当たる方です。
とても気さくで、をかしやの法人化にあたっては定款の作成やその他もろもろに関するアドバイスもいただきました。やはり、大先輩がいる、というのは本当に心強いものです。
そして、実は西村さんは をかしやの誕生にも深く関わっています。
一般社団法人をかしやの前身であり、個人事業として2008年に始めた「よろず体験事務所をかしや」は、私菊間 彰と妻裕子で立ち上げた事業体です。
その、そもそもの屋号「をかしや」は、2000年に産まれたものです。
山梨県の清里で開催された「環境教育個人商店をつくる」という西村さんが講師を務めるワークショップに妻裕子が参加して、産まれたものなのです。
そして8年後、私と妻とで「をかしや」を立ち上げることになります。
しかも!
そのワークショップには、「しまなみインタープリター講座」の講師であり、広島の盟友であり、今回JOLAの特別賞にも選ばれたヒロキチこと河野 広樹氏も参加していたのです!
なので、妻裕子とは私よりヒロキチの方が先に出会っていることになりますね。
うーむ、ご縁とは不思議なものです。
さてさて、そんなご縁で招かれたJOLA祝賀会、とてもアットホームで暖かい会でした。
広島には環境教育や自然学校、キャリア教育などさまざまな「学び」に関する仲間がいるため、そんな仲間がたくさん集っての楽しい会となりました。
そうそう。
この会には、JOLAに私を推薦してくれた「ミッチー」こと塩崎 道太さんも来てくれました。
みっちーありがとう!
私はといえば、をかしや設立にまつわるそんな経緯があるので家族で参加させてもらいました。
しかし、この写真のように、子どもたちが大暴れで大変なことに、、、。
みなさんうるさくしてすんません。
そしてそして、広島といえば忘れてはいけないのがこのお方。
環境教育業界の大重鎮のお一人、志賀誠治さん。
志賀さんは環境教育や自然学校運営の大先達です。
1994年に「人間科学研究所」を設立され、環境・福祉・健康などをテーマに研修・ワークショップ等を年間200回程度行うかたわら、地方自治体の計画づくりや調査活動等を実施されています。
そしてプロのカウンセラーでもあり、ボディワークの専門家でもある。
つまりは自然と人、両方の専門家です。
志賀さんと話をさせていただく、いつも非常に深い気づきを得ることができます。
そんなわけで、楽しい宴は夜遅くまで続いたのでした。
いやー、やっぱり仲間がいるって素晴らしい。
私も愛媛で仲間はたくさんいますが、環境教育や自然学校に関する仲間はほぼいません、、、。
まだ「業界」自体が愛媛では存在せず、同業者もほぼいないのです。
まして、業界を作ってきた大先輩は愛媛ではほとんどいないのではないでしょうか。
なので私は、愛媛で起業してからの9年間、誰の足跡も見えないところを必死で歩いで来ました。
だからこそ、仲間との交流や、先輩からの一言が身に沁みました。
今回のJOLAの表彰と祝賀会を糧に、もう少し頑張っていこうとおもった1日でした。
それではまた!